blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

間一髪!!

2011-03-21 23:42:00 | 日記
  我が家の車は私とかみさんとでそれぞれ1台ありましたが、3年ほど前に自損事故で1台を廃車にして以来、1台だけにし、かみさんが通勤に使用していて私はもっぱらバイクに乗っています。

 その車が去年の暮れごろからエンジンオイルが洩れてガソリンに混入するようになり、排気ガスの煙が目立つし、においもするようになりました。さすがにもう寿命だな、と思い、先月の孫の保育発表会の帰りにかみさんと販売店に行って店員の説明を聞き、パレットという車を注文しました。

 その直後あたりから、時々ギアがきちんと入らずニュートラルの状態でアクセルを空吹かししているような感じになり、特に発進時や登坂時になかなかスピードが上がらなくなってきました。
 しかし、頼んだ車の納車が遅れ3月20日ということになり、かみさんは、それまでもつか不安に思いながら毎日乗っていました。

 そして一昨日の土曜日の夕方、家の外からブンブンという大きな音が聞こえ、何気なく聞いていて突然、ひょっとしてかみさんか!と思って玄関から飛び出しました。すると我が家まであと10mくらいのところでかみさんの車がもうもうたる煙を上げて立ち往生しているではありませんか! あたりには金属の燃えるにおいがたちこめています。
 私が運転を代ってみましたが、まったく動きません。道がゆるやかな上り坂なので、エンジンを切って自然に坂を下らせて道路わきの空き地に止めることができました。よくぞこんな車でここまで帰ってきた、とかみさんをほめてやりました。

 そして翌日のきのう、新車が届きました。まさにギリギリセーフ! 販売店の担当者が運転の指導をするために近くの大きな公園の駐車場まで一緒に乗っていき、そこで発車、走行、停車の練習を繰り返ししてくれました。雨天のため駐車場がガラ空きだったのです。
 かなり繰り返し練習したのですが、かみさんはオートマの車には乗ったことがないので、なかなかスムーズにいきません。きょうも私が特訓し、かみさんの職場近くの駐車場まで運転していき、駐車場に入れる練習をさせて、帰りはかみさんに運転させて帰りました。
 まだ危なっかしいところはありましたが、夕方には「プールに行く」と一人で運転して出かけていき、無事に帰ってきました。もう大丈夫でしょう。
 いやぁ、本当に間一髪でしたよ。


きょうの1曲はドゥービー・ブラザーズで「リスン・トゥ・ザ・ミュージック」。ドライブしながら聞くのには最高の曲です。

 http://www.youtube.com/watch?v=29RvK7OI2Fg&feature=related


 

天皇と都知事

2011-03-20 20:47:00 | 日記
 まずはじめにお断りしておきます。 私は天皇制反対論者です。もちろん、「日の丸・君が代」の強制は絶対に受け入れません。だから、野球場でも子供の卒業式でも、「君が代」は歌わないし、国旗掲揚には起立しません。

 さて先日、大震災の被災者や国民に対して天皇が異例のメッセージを読み上げられるのをテレビで見ました。
 私は不覚にも涙があふれてきました。この人なら、私は信頼してもいい。ふところに飛び込みたい、とさえ思いました。

 いまの天皇は、皇太子のころから、私は「平和主義者の人」という印象を持っていて、天皇制には反対だけれども、この人は人間として好きになれる人、というふうに感じていました。
 そしていま、国民に向けた愛にあふれたメッセージを聞き胸を打たれた次第です。

 大きな包容力で国民を包み込み、安心感を与えてくれる存在というものは、いまのような非常事態のときには必要なのかもしれない、と感じました。そして、それができるのは天皇しかいないのかもしれない、と思いました。

 問題は、天皇制という制度のもとに、平和主義者でない天皇があらわれた場合のことです。その可能性が否定できないことは歴史を見れば明らかです。
 ということで、私の結論としては、「国民の象徴としての天皇はあってもよいが、政治への介入や政治利用は認めない、という原則を厳守する」、ということであります。

 それにしても、石原都知事の「津波は天罰」発言は謝ってすむものではありません。天皇のやさしい言葉に比べ、なんと低劣で非情なことばでしょうか。やさしく慈愛に満ちた天皇のお顔に比べ、なんと傲慢な顔でしょうか。
 彼はこれまでにも「福祉は最大の贅沢」に代表されるような弱者切り捨てや在日外国人への差別発言など、悪罵の限りを尽くしてきました。この男は絶対に許せない。もしもこの男をひきつづき都知事に選ぶようなことがあれば、私は東京都民を軽蔑したくなります。都民の皆さん、がんばってください。


  きょうの1曲。卒業式たけなわのいま、この曲もあちこちで歌われたことでしょう。私は長女が小学校を卒業するころに家で歌っていたのがとても印象に残って、好きな曲になりました。それまでは聞いたことがなかったのです。「思い出のアルバム」。
 
 http://www.youtube.com/watch?v=DP68_ZaB5BE&feature=related




こころひとつに被災地救援を!

2011-03-15 21:20:00 | 日記
  私の職場である診療所の受付には「震災救援」の募金箱が置かれていて、千円札が何枚も入れられていました。
 事務長に、「職員は別に募金を集めてるの?」と聞くと、「袋はもう作って、これから回そうと思ってました。よかったらお願いします」と言われ、袋が差し出されました。
 私は財布の中を見ましたが、5千円札1枚と千円札が3枚、ありました。私は瞬時に考えて千円札を2枚、袋に入れました。

 しかし家に向かう帰り道、バイクを走らせながら、「僕はなんてシブチンなことをしたんだろう。どうして5千円を出さなかったんだろう。被災地では家も家族も失って着の身着のままかろうじて生き延びて、それでもがんばろうとしているのに、わずか5千円を出し惜しんでしまった・・・」、と自分が情けなくなる思いに襲われました。

 いや、額の問題じゃないですよ、気持ちの問題ですから、とよく言いますが、まさにその「気持ち」の低さを感じてしまったのです。また何かのかたちで穴埋め?したいと思います。

 診療所の親病院では昨日、医師や看護師など4名による医療支援班がたくさんの支援物資を積んで現地に向けて出発したそうです。

 一方話はまったく変わりますが、この大震災の事態を受けて、プロ野球のパ・リーグは開幕を延期することを決めたそうです。巨人主導のセ・リーグは予定通り開幕を強行するそうですが、震災や津波だけでなく原発や計画停電など、異常事態の中で大量の電力の消費をともなうプロ野球の開幕を強行するのはいかがなものか、野球好きの私でも首をかしげたくなります。

 また昨日は、半月後に迫った統一地方選挙にについて、「いまは救援・復興にすべてのエネルギーを傾注すべきだ」として、日本共産党が政府や各政党に地方選挙の全国的な延期をよびかけたことは、非常に賢明かつ公正な提起だと感銘しました。

 いまはわれわれ日本国民のひとりひとりが被災地の人々とこころをともにして、がまんすべきはがまんして、この未曾有の困難を乗り切るために力を合わせなければならないと思います。


きょうの1曲。野球の話から私が好きなオリックス球団を思い出し、大阪のブルース・バンド「憂歌団」を聞きたくなりました。曲は「胸が痛い」。

 http://www.youtube.com/watch?v=wQk9nFYPYMI&feature=related

悲しみと、悔しさと、怒りが・・・

2011-03-11 14:34:00 | 日記
  一昨日の昼休み。家で食事をしながら新聞を読んでいたら、「三菱重工の香焼工場で・・・」という記事が目に入りました。
 朝、送迎バスに乗っていた患者さんが、「三菱の工場で作業しとった人が死んだげなね」(死んだらしいね)、と話していたので、「ああ、あのことだな」と思いながら読み進んでいき、亡くなった人の住所と名前を見て息が止まりそうなくらいびっくりしました。

 なんと、我が家のすぐ4,5軒先の家のご主人だったのです。私とは子供が同じ保育園に通っていたのでわりと親しい仲でした。1年ほど前に奥さんが病気で亡くなられて元気がないような感じだったのが、最近はとても明るく元気そうになられ、スーパーなどで会うと言葉を交わしていました。

 彼は9日の午前0時20分頃、580kgある鋼材をクレーンで移動する作業を一人でやっていて、落下してきた鋼材の下敷きになった、というのです。
 そんな危険な作業をそんな真夜中に、しかも一人でやらせるとは! 天下の超大企業である三菱重工の世界最大級の造船工場の中で、こんな働き方をしていたなんて全く知らなかった。

 新聞記事によると彼は59歳。まさに定年目前だったのに。アウトドア派の人なので、息子たちといろいろやりたいことを計画したりしていただろうに。
 去年お母さんを亡くし、頼りにしていたお父さんまでもが突然の無残な死・・・。残された息子さんたち(もう成人ではありますが)の悲しみと悔しさを思うと怒りがわいてきます。
 労働組合は民主党系で会社べったりの組合ですが、亡くなった彼や残された遺族のために、会社に対してどう闘ってくれるのか、注目したいと思います。


きょうの1曲はジョーン・バエズ「勝利への賛歌」。1920年代にアメリカで起こった強盗殺人事件の犯人として死刑を執行されたイタリア系移民のサッコとヴァンゼッティという二人の死刑囚の冤罪事件を扱った映画「死刑台のメロディー」の主題歌です。アメリカ国内だけでなく世界中で抗議の運動が沸き起こりましたが死刑が執行された、というアメリカ民主主義の汚点といわれる事件です。

 私の怒りと抗議の想いをこめて・・・ ↓

 http://www.youtube.com/watch?v=gcgYwTnBIIQ&feature=fvwrel
 

 
 

 

私の仕事場、香焼島です。

2011-03-09 21:22:00 | 日記
  古くからお付き合いくださっている方には見飽きた光景かと思いますが、新しく来られている方のために再度、最新の写真をアップします。

 一昨日の朝、バイクで職場に向かう途中で撮った写真です。カメラのシャッターを押した場所は長崎市深堀町大籠付近。海の右の方に重なって見えている島の、奥の島が伊王島。手前の島が私が仕事をしに向かっている香焼島です。香焼島へは埋め立てで陸続きになっているので、いまはもう島とはいえませんね。左の方の沖に浮かんでいるのは高島です。

photo by blueswave from OCNフォトフレンド

 香焼島のほぼ全景です。↓

photo by blueswave from OCNフォトフレンド

 さらにアップ。香焼島のほぼ中央、緑色の斜めの屋根の建物が公民館で、その左隣にあるのが私の職場である診療所です。といっても、巡回送迎バスの運転手ですので、診療所の中にいる時間は少なく、ほとんどバスで島内を回っています。

photo by blueswave from OCNフォトフレンド

 海は絶品です。患者さんたちはほとんどお年寄りなので、会話が楽しいです。定年後の仕事としては最高の仕事ですね。


で、きょうの1曲はシーカーズで「恋はたったひとつ」。さわやかなハーモニーが素敵なグループです。といっても40数年前の曲ですが。

 http://www.youtube.com/watch?v=MsgXbSUMzR4&feature=related