引き続きこのテーマです。失恋にはどうやら法則というものがあるようです。実は振られて悲しんでいる人には意外かもしれませんが、失恋した時には、双方の心の深い部分でその関係を終わらせるという無意識の合意ができているようです。
先日来られたクライアントさんのお話ですが 彼女は突然お付き合いをしていた男性に捨てられ 意気消沈した状態でした。色々とお話を伺う中で、彼女は心の深い部分で彼に対する不信感や疑いやリラックスできない感覚をずっと持ちながら、その部分に蓋をして彼にも話さず、関わってきていたようでした。彼女が無意識に出しているサインを彼もまた無意識に受け取り、「こんな女は信頼できない、安心できない」と他の女性に走ったようです。
振られた彼女にとって青天の霹靂のような出来事のシナリオを作ったのは彼女の心だったようです。 彼女は知らず知らず「私はあなたを信じれないしリラックスできないし しんどいから離れて!」というサインを出し続けていたのかもしれません。そして彼はそのサインを受け取り言動に移したかのかもしれません。私たちが思っている以上に言葉を介さないサインが飛び交っているようですね。失恋には被害者も加害者もないのでしょうね。