日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

始めから、こんななんだもんなーア   浅草岳/鬼ヶ面山 Pt.1

2016-11-01 04:02:20 | 山行

2016年10月22日(土) 晴    (鬼ヶ面山山頂付近から観た浅草岳) 
22日は、紅葉歩き目当てで只見の山を歩いてきました。基本どこでもよかったのですが、ここ2年で3回会津朝日岳には登っているので、今回は浅草岳にしました。浅草岳も今年の初夏に登っているのですけどね。
六十里超トンネル西のスペースにチャリデポして、田子倉登山口から浅草岳、鬼ヶ面山を周回して、トータル7時間半の歩きは、浅草岳の森の見事な紅葉と、鬼ヶ面山斜面の潅木の紅葉、鬼ケ面の危うい稜線歩きといろいろ楽しめました。

帰宅してカメラのメモリカードを衣服のポケットに入れるという普段しないことをして、自宅内のどこかにそれを紛失しまして、画像データ喪失中です。前週の山行の時ほどではないでしょうが、それでも300画像くらいは撮影しなのですけど・・・、。 (マヌケです)
よって、メモリカードが見つからないと、この記事はボツになります。当日の記事を作れる作れないは、ある意味どうでもいいのですが、あの日の画像を自分でまた見られないのは、非常に惜しいです。見つかるといいですが、どうなるでしょうか。(10/28)
======================================
とここまで、書きましたが、その後寝る時、自分のベッド脇の床に転がっているメモリカードを発見しました。なので、めでたく記事を作ることになりました。
(浅草岳の只見沢の登山口の駐車地前のスラブ)




歩き始める浅草岳の只見沢の登山口を横目にみて、252号線を西に進みます。8キロ進んだ六十里越トンネル西に自転車をデポするためです。自転車で自分が只見沢の登山口に走ることを考えて、車を走らせますが、自動車走行してても結構長く感じる。真っ暗な長いトンネルもある。おまけにチャリで走るのに登り走行も多少ある。六十里越トンネル西の目的地に着くまでに、帰りの自転車走行を考えて、結構気分が萎えました。チャリ走行はやめようかと思いましたが、やはり周回したかったので、決行します。
只見沢の登山口。最初から浅草岳ピーク周辺が見えていました。これは始めて知りました。前回ここから歩いた時はどしゃ降りだったからです。浅草岳の上部は薄らと赤の目立つ雰囲気でした。)



コース:只見沢登山口 6:33 --- 浅草岳 9:52 --- 中岳 --- 貉窪カッチ --- 鬼ケ面山 11:59 -- 六十里越トンネル西p 13:58 --- (自転車走行でスタート地へ)14:37

只見沢の登山口は、車を停めた場所からしてスラブの紅葉まっ盛り状態で、いきなり気分が高揚します。車は数台ありますが、この紅葉で、そんなに混んでもいないのが不思議です。
(序盤戦、沢沿いのスラブと紅葉)



最終水場までは鬱蒼とした森で、いろいろな色彩が楽しめます。







約1時間超、森の中を歩いて展望の開けた稜線に躍り出ます。ここはとても印象的な場所で、始めてここをあるいた3年前も、ここの記憶はあります。正面に浅草岳が隠さず見えて、左手に鬼ヶ面山の稜線が始めて見えるポイントだからです。
鬼ヶ面の稜線は、ゴツゴツしていて、特異な山容。それに加えてその山肌はスラブの岩と細かい赤黄のモザイクがとても綺麗です。




(進行方向の尾根道 )



高度を上げるにつれ、紅葉の度合いも高まります。今日も、スピード登山は無理ですねえ。




やはり、この歩いている稜線のこの区間は左サイドの鬼ヶ面山の展望が常時気になります。晴予報の割に高い雲が目立つ陽気ですが、時々陽もさします。鬼ヶ面山の本当のピーク(たぶん一番右)を合わせて少しアップして斜面の色合いを・・・



鬼ケ面の南の稜線。田子倉ダムに向かって落ちていってます。




最初、稜線に出た時から、目の前に聳えたつ浅草岳。直下にいくまで、刻々とその姿と色を変えていきます。まだだいぶ遠い雰囲気。



その十数分後、岩稜帯にでます。また光線の度合いが浅草岳の色彩を変えてきます。。



まだ歩き始めて2時間もたっていないのですが、この眺望です。左前方に鬼ヶ面山北の稜線の貉窪カッチや北岳周辺の稜線でしょう。この景色はちょっと爽快で、ダイナミックです。雨の山開きの時観た、同じ稜線より断然今日のほうがいい。




同じような区間から鬼ヶ面山のピーク周辺を観ます。貉窪カッチにかけての長い稜線はずっと東側(見えている部分)は垂直のように数百mにわたって切れ落ちています。



貉窪カッチをすこし望遠してみました、モザイク紅葉が綺麗です。雲が多めになって、青い空の部分がなくなってきてしまいました。晴れてたら、もっと映える画像になると思います。それにしてもこのスラブの壁も凄いことになっていますね。






だいぶ浅草岳のピークが近づいてきました。(p ↓) といってもまだまだ着かないでしょう。スタートから約110分地点。稜線の樹木もきれいですが、一度稜線に出てこの辺までが、展望のある岩稜歩きのイメージ。このあとすこし急な登りをこなして、徐々に森の中へ。またそこは魅惑のブナの紅葉帯に突入するのでした。




岩が出てきて、そんな中を急に登ってブナの森に入ります。(p ↓) この先山頂から鬼ケ面に回って稜線歩きは、トータル380画像撮ってましたので、写真豊富です。
まだ終わりそうもないので、続きます。  =====> Pt.2    ■■



           


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 坊主沼周辺の縦走路は、黄葉... | トップ | 紅葉時期を観て、ますます好... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
浅草岳 ()
2016-10-27 06:12:16
何とか見つけて下さい。
楽しみに待っています。
返信する
信さん (ななころび)
2016-10-27 09:23:19
コメントでは、お久しぶりです。
メモリコード見つかりました。自分で画像みて、楽しんでます。
返信する
ななさんのレンズキャップは (みー猫)
2016-10-27 12:42:08
拾ったことあったの思い出しました。けど、今回のカードはひろえないのでなんとか見つけて下さい(笑)
返信する
みー猫さん (ななころび)
2016-10-27 17:39:22
あのレンズキャップを拾っていただいた日が、奇跡の出会いの日でしたね(笑)。
数日、いろいろ探してたのですが、めでたく解決しましたー。
返信する
鬼ケ面山 ()
2016-10-29 06:42:23
聞くだけでも恐ろしそうな山ですね。
それにしても素晴らしい紅葉です。
こんなところを選ぶのは・・さすがにななころびさん。
でも300名山なんですね。
隣には200名山の守門岳。

ブナの黄葉ですか。
良いですねぇ、楽しみです。
返信する
信さん (ななころび)
2016-10-29 21:03:34
こんばんは。
確証はありませんが、鬼ヶ面山の名の由来は、いくつかのトンガったピークが鬼の角のように見えるからではないかと思っています。浅草は300名山にふさわしい山です。
この日ならこの山域の山はどこも綺麗なのでは、と見当をつけて出向いてみたんです。

浅草岳中腹のブナの森は、とても素敵なものでした。
返信する

コメントを投稿

山行」カテゴリの最新記事