

秋を黄金色に輝く葉で彩るイチョウは植物界の生きた化石と言われています。
それは約1億5000年前からほとんど変化していないからです。
イチョウの葉が秋に黄色く染まるのは、冬に備え葉の養分を全て幹に送り込
むための生き残り策だといわれています。
そしてギンナンのイメージといえばあの強烈な臭いですが、木になっている時
はほとんど臭いません。
しかし一旦、軸から実が離れると、一気に強烈な臭いを発生し始めます。
なぜギンナンは臭うのか・・・?
一説では子孫を残すために動物に食べられないよう、臭くなったのではない
かと言われています。
ただし雑食性のアライグマはギンナンをお得意の洗いもせず食べてしまうそ
うです。
折角の防衛策もアライグマには効果なしですね。
食べて美味しいギンナンですがギンコール酸というアレルギー成分を含んでい
るので一日の摂取量は最大でも5粒ぐらいまでにしましょう。
(幼児には与えてはいけません)