今日29日は「土用の丑の日」です。
夏バテ防止の栄養価が高いウナギを頂く日ですね。
江戸時代、さっぱり売れないウナギ屋が平賀源内に
相談したところ「本日丑の日」 ウナギの日 という
キャッチコピーで始まったと伝えられています。
ちなみにウナギの旬は初冬だそうですが。
ウナギの種類はニホンウナギの他、オオウナギ・ヨ
ーロッパウナギ・アメリカウナギなど18種だとか。
日本全国にウナギを食べない習慣がある地域が宮城
県・大郷町の一部、静岡県・三島町の一部、岐阜県
・郡上市の一部、京都市の一部、愛媛県・今治市の
一部、山口県・周南市の一部などにわずかに存在す
るそうです。
いずれも言い伝えで、ウナギを虚空蔵菩薩の使いと
して尊び、あるいはウナギは災害を避けてくれるな
どの伝承を持つ地域です。
「ウナギ」や「アナゴ」「ハモ」「ウツボ」などの
血液の中の「タンパク質」にはイクチオヘモトキシ
ンという毒性があり人体に危険なので加熱して食す
のが原則です。
イクチオヘモトキシンは目や傷口に入ると化膿し口
に入ると呼吸困難、吐き気の症状が現れます。
しかし、イクチオヘモトキシンは60度cで5分の
加熱で無毒化します。
それで、ウナギは蒲焼として食べるわけです。