和モダンな雰囲気のトクサ(常緑多年草)を花屋さんの店頭で見つけたので買ってきました。
涼しげで凛々しい感じの姿が美しいので和風庭園や料亭によく植えられています。
最近は苔と組み合わせインテリアとしても人気です。
トクサ(木賊・砥草)はその名のとおり茎にケイ酸質の硬いザラザラのタテ溝を有し砥ぐ
草から砥草とも書きサンドペーパーのように利用されてきました。
現在でも主に伝統的な木工製品の和家具、襖、屏風、額、、楽器のリード調整などの微
妙な研磨に使用されています。
トクサは半日陰の湿地を好み虫や病気などに強く手間のかからない丈夫な性質です。
そういえば、少しくすんだ緑色のことを木賊色と言いますね。