今日2月19日は地動説を唱えた「ニコラウス・コペルニクス」生誕540周年の
日でした。
いろんな報道で内容を詳しくご存知と思いますがロシア南西部で15日、隕石(石
質系)が大気圏内突入時空中爆発し落下したニュースにはビックリしました。
遅れてこの件に触れてみます。
今月、現地時間15日9時10~14分頃、ロシア南西部 チェリャビンスク州の上
空20~25キロで隕石が大気圏内突入時爆発分解し粉々になって落ちたとみられる
報道は世界中を駈け巡りました。
ロシアでは意外にドライブレコーダーが普及しているらしく数々の
映像がYouTube
にアップされています。
どうやら、ロシア軍部のミサイル防衛網でも事前に感知できなかったようです。
空中爆発せずに原発施設などに落下したら大変です。
6550万年前、直径10キロメートルの巨大隕石がメキシコ・ユカタン半島
に落下し上空に舞い上がった粉塵で太陽光が長年遮られ恐竜が全滅したと言わ
れています。
NASAの推測では今回の隕石の大きさは約、直径17メートル重さ1万トンだそうです。
今回の隕石は秒速18キロで大気圏に突入して大爆発し、その衝撃波で飛ばされた物
が当たり1200人以上の方々が怪我をし建物など被害総額は31億円ということです。
この、隕石爆発時のエネルギーは広島型原爆の約25倍500キロトンとNASAが推定
しています。
先月21日の記事、関東上空に隕石?の場合は、火球(隕石)は空中で燃え尽きたよう
で何もなくて幸いでした。
今回の被害の主な原因は強い衝撃波によるものです。
このYouTubeにジェット戦闘機が起こす目に見える
衝撃波映像があります。
強い衝撃波は大変危険ですね。
添付画像は宇宙に今ある小惑星を映像化したものです。
これとは別に地球に近づいていた直径45メートルの「小惑星2012DA14」は無
事通過しました。