



先日、とある山里に行ってみました。
山麓では、すでに七竈(ナナカマド)の実
が、真っ赤に染まっていました。
ご承知の通り、ナナカマドは山地に自生し
秋には紅葉します。
ナナカマドの木は燃えにくく、七度「かま
ど」で燃やしてもまだ燃え残るということ
からそう呼ばれています。
(ナナカマドの語源は諸説あり)
その特質から良質な炭になります。
秋にはまず、実が真っ赤になりやがて葉が
真紅に染まり、その葉が散ったあと赤い実
はそのまま残り冬の雪の中でも真っ赤なま
ま春を待ちます。
紅葉の景色には欠かせない、ナナカマドは
その主役です。
「ナナカマド」のすぐ近くには「アケビ」
の実が口を開いていました。