いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

レディプレジデント 第12話

2011年10月31日 | レディ・プレジデント
ケンカ別れをしたドヤとヘリム。

ふたりは別々のルートから、
開発の特恵を受けるのがチョ・ベホだと
疑いを持つようになる。

チョ・ベホの資金源を断ちたいカン議員は
ヘリムを利用し、特恵疑惑を追及させようとする。
地元住民がなんの補償も無く
追いたてられようとする状況を見過ごせないソ・ヘリム。
開発延期を提案するが、テサンの義父、サンホグループ会長からは
話にならない、と追い返されてしまう。
転がりだした車輪を止めることができず、
自身の無力さと政界の恐ろしさを思い知るのだった。

ドヤはヘリムと和解し、
チョ・ベホのインタビュー記事の写真に
証拠となる絵を見つけ出すが、
オ・ジェボン議員の罠にはまり、免職処分を受けることに。
政治の圧力に太刀打ちできないハ・ドヤの無念。

チョ・ベホに娘と認めてもらうことすら出来ず、
ニューヨーク行きの航空券を渡され、
憎しみの中、カン議員にすがるチャン・セジン。

打ちひしがれた彼らは
再び立ち上がることができるのか?

(つづく)

今回、泣きの嵐。

ドヤが、ヘリムが、セジンが、
それぞれ悪い奴らに打ちのめされて
ばたばたと力尽きてゆく心証の12話ですわー。

収賄容疑で逮捕されたドヤに差し入れする支庁長……。
免職の決定を何とか覆そうと頭を下げる支庁長……。
ドヤの怒りの抗議を前に涙する支庁長……。

支庁長好きなんで、ついついアレですが。
なんつーか、ドヤを愛して見守る彼に共感して
「ドヤ……あんたは悪くないよ」と一緒に泣きましたよ。

セジンは本当にチョ・ベホの娘なのかなぁと疑っていましたが、
どうもほんとに娘みたいですね。
憎しみに燃える彼女の顔は、鬼気迫るものがありました。
悪い感情というのは、こうまで人を醜く見せるものなんでしょうか?
怒鳴りまくってるセジン氏はお世辞にも美しいとはいえません。
ちょっと引くぐらい不細工でした。
怒っても美しい女ってのはいなくもないけどね。
捨て身の演技だったなぁ。

「彼女は川が大好きだった……」と、遠い目をするチョ・ベホ。
狸なおっさんにも若いころはあったわけで、
一応ふたりは愛し合っていたんでしょうね。
お母さんはおっさんを愛していたから身を引いたんですかね?
セジンが美術専攻で優雅な大学生活を送れたのも
おそらくチョ・ベホの手切れ金のおかげなのでしょう。
愛人を作る男の勝手な言い草ですが、
恨みは流しちゃったほうが彼女のためかもね。
この時の表情は、まだ美しいもの。



地上波ではカットでしたが、
カン議員の奥様が経営するカフェに絵の納品に訪れたセジン。
「誘惑したっていいのよ」とあおられてます。
「あの人は野心の塊。女の立ち入る隙はないわ」って
奥様は余裕の表情ですが、どーなんでしょうね?
「既婚者に興味はありません。しかも政治家には」
このへんはセジンの本音?自分への戒め?
いくらカン議員夫妻が仮面夫婦でも、
母親の二の舞にはなりたくないよね。

ドヤアボジもカットに懲りずに毎回出てきます。
今日は蛇のスープをドヤに飲ませてたよ。
セジンを気に入って、息子の嫁にしたいってまた言ってた。
ドヤはスープを飲んで、げぇってなってるところを
大統領に励まされていました。
でも免職処分になっても大統領は助けてくれないだろうな。
絶対に潔癖なひとだから。

しかし冒頭の前回からの続きシーン、よかったね。
ドヤのぼーぜんとした姿、弱弱しい声、
「追っかけても来ない気か?」ってお前は拗ねた丸の内OLか!
セジンに恋心を言い当てられて、きょどってるドヤもかわいい。
それにしてもあっけなくドヤから折れて和解しましたね。
惚れた弱みってやつですから、仕方ないですかね。
がんばれハ・ドヤ!

検察庁のロビーでぐじゃぐじゃに泣きながら
検察官の魂を叫ぶドヤもよかった。
意外に泣くシーン多い。



この銅像、かっこいい。検察庁に本当にあるのでしょうか。
剣と天秤を手に、目隠しをした女神像、かな?
検察の精神を象徴しているんだね。
バッジも剣のモチーフが使用され、会話の中でも
検事自身が不正を許さない鋭い剣であることが強調されています。
日本の検察バッジは旭日に菊の花弁と葉をあしらったものだそうです。

どこの国でも悪いことの手段は似たり寄ったりだと思うと、
人間ってバカだな、としみじみ感じます。


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