乱暴なロマンス ２

あの女の人、誰なのかな～とか、
誰がムヨルを狙っているのかな～とか、
ちょっと秘密がありそうで、視聴意欲をそそられる感じで第２話突入です。

《あらすじ》

日々の鬱憤を晴らそうと、チャットルームでムヨルの悪口三昧のウンジェ。
ところが言い争いをしていた当の相手がムヨルだとわかって、ドッキリ。
もう……寝よ……。

なんとかムヨルの警備から外れたいウンジェは、いい考えを思いつく。
社長の期待通り、ムヨルが暴漢に襲われて、それを助けたウンジェが全治４週間の怪我。
彼と協力して、自作自演でやってのければ、お互い憎い相手から解放されて万々歳！
どうだ！

ところがうまくやるつもりが、うっかり納屋に閉じ込められしまった。
ムヨルの携帯はＧＰＳ付きだからって置いてきちゃったし……。
てか、そもそも圏外だし！

なんとかキム室長にかけた電話で、細切れの情報を伝えるウンジェ。
有能な彼はふたりを助けにかけつけたが、
ウンジェは明かり取りの窓に、くまのプーさんよろしくぶらさがっていた……。

球団選手のインタビューの折、
ムヨルの薬草茶を飲んだ同僚選手が急に嘔吐した。
「彼は薬草アレルギーだからね」
記者の手前、キム室長はごまかしたが、何らかの毒物が混入していたようだ。
「脅迫状の域を超えています。本気で警護を」
室長に頼まれたウンジェは、さすがに神妙な顔。

「心配しないで。決心したから。私があんたを守ってやる」
「いや、何かあったら、お前は引っ込め」
ウンジェの実力を信用していないムヨル。
ＳＰだって言ったって女だろ？
そんなムヨルの態度を許せないウンジェは、
なりゆきで野球勝負をすることになってしまった。
ムヨルの球を、ウンジェがバットにかすらせでもしたら、ウンジェの勝ち。
ウンジェが勝てば、ムヨルが女装する。
ムヨルが勝ったら、ウンジェが女装して、ムヨルが指定した場所へ行く。
ドンスのアドバイスを受け、必死で食い下がるも、ウンジェは玉砕。
キム室長が審判じゃなければな～。

肩をすっかり出した真っ赤なイブニングドレスを着せられて、
ウンジェが連れて行かれたのはドリーマーズの忘年会。
真っ昼間の焼き肉屋さんです。
人々の奇異な目線にさらされて、小さくなっているウンジェ。
「私は透明……私は透明……」
「ウンジェさん！」
「見える？」
声をかけてくれたのは、ドンス。
そして彼に紹介された妻オ・スヨンは、ムヨルがカラオケ屋で会っていた女性だった！

ムヨルとドンスとその妻スヨン？
三人の関係って……何？

（つづく）

やっぱり誰かがムヨルを狙ってる……。
「私以外を見つめるお前の目をつぶす」と書かれた脅迫状は、
嫉妬に狂った女性を連想させるよね。
そして、薬草を煎じてくれているのは、ムヨルの家政婦さん。
先輩ドンスは、ムヨルのおまけみたいな扱いをされていて複雑みたいだし……。
そのうえ、ドンスの奥さんがムヨルと密会していたよ。
ムヨルは過去に二股女とつきあったこともある、女ったらしだし……。

このへんがちょっとサスペンスチックですね。
ふつーのラブロマンスとは違ってひねってある感じ？
でも、ムヨルがスヨンと不倫してるなんて信じられないしー。
誤解したドンスがムヨルを狙ってる、としたら簡単すぎるしー。
もしかして？もしかして？と思わせながら、真犯人は別にいるって感じ。
誰なんだろうね？
まだ第２話で、登場人物も出そろってないだろうし、様子見かな。

てかマンソクさん野球選手だったんだ！

ごめんなさいね、前回、私よくわかっていませんでした。
つーか、野球選手には見えないんだよね。小柄だし。
じゃどういう人なら野球選手らしく見えるのか、といわれたら困るんだけど。
こういっちゃなんだが、お尻がぷりっと大きい人は野球選手の可能性大だと思います。
こうして見ると、ムヨルも線が細すぎるねぇ。
でもイチローだって昔は細っこい体つきだったしねぇ。
マンソクさんが演じているドンスは、契約更新できないかもしれない感じ？
人当たりがよく、みんなの兄貴分で、チームをまとめてくれる彼は、
ここ何年も成績不振が続いているのでした。
プロの世界は厳しいわね。

いい人なんだけどねぇ～、見るからに。
ウンジェにもいっつも優しいのよ。
ムヨルとは正反対に大人の余裕。えへへ、いいなぁ。

でも奥さん！？なんでムヨルと会ってたんですか？
カラオケ屋とか山荘で？
サプライズパーティーの打ち合わせですよ～って感じでもないし……。
なんか暗くてヤな感じの人！
無駄なジェラシーと言われようがなんだろうが、なんか嫌いです！この人！

反対に、どんどん好きになっていくのがキム室長～。
ウンジェの電話なんて、本質的にはなんの役にもたたん、とばかりに、
彼女の家族に情報収集をかける彼。
賢いですね、情報操作もぬかりなく、記者に尻尾はつかませません。
とにかく看板選手のムヨルをおもりするのが、彼の仕事。
納屋から出てきたムヨルに感無量でハグされても、徹底的に無表情。
「プレイボール」の発音が、妙に固くて笑いました。
頼まれたら、案外いろんなことやっちゃうんだ、この人。

今回は、真っ赤なドレスでムヨルに「チェバァァァル」とお願いするユンジェが
かわいくて大好きでした。
女なのに「女装」させられるって変でしょ！
ウンジェはかわいいです！胸が薄くっても！

このドラマは、会話のテンポが好きかも。
あの新聞記者とユンジェの会話はよかった。

記「僕のこと知りません？」
ウ「有名人ですか？」

記「野球選手の警護は大変でしょう？」
ウ「経験者？どうしてしってるんです？」
記「はは、そうきたか」

記「彼には女がいるとか」
ウ「そうですか？」
記「カラオケでも一緒だった」
ウ「へえ」
記「全部知ってる」
ウ「じゃ聞かないでください」

ウンジェが、素なのか、はぐらかしているのか、わかんない感じで
うまく記者をあしらう場面です。
普通だったらうまく言わされちゃって、情報を漏らしそうな場面ですが、
ウンジェは賢いなーと思っちゃった。
悪態好きのひねくれ者だから、こういうのには引っかからないのかもね。

チャットルームでの悪口合戦も面白かった。
文字が可視化されて、コミック調で楽しい。
自分の正体がばれちゃって、いきなりびびってるウンジェがかわいい。
案外小心者じゃん。

納屋に閉じ込められる事件、バカバカしいし、よくあるパターンだけど、
作り手側も、それを理解した上で作ってる感じがあったので、よかったです。
このコンビ、好きになっているので、私の評価は大甘ですが……。
キム室長と、ウンジェが同居している女の子が仲良くなりそうで、楽しみです。
何があっても動じない男、キム室長。



なんかないのか！弱点とか！