レディプレジデント 第25話

大統領選挙に正式に出馬したソ・ヘリム。
ドヤは指輪を用意してプロポーズするが、断られてしまう。

民友党　カン・テサン
福祉党　ミン・ドンポ
革新党　ソ・ヘリム
三人は、テレビ討論を通じて、国民に訴えかける。

40％の支持率でトップを走るカン・テサンに対抗するため、
ミン代表は野党候補の一本化を提案してきた。
政策の違いに悩みながらも、
最終的な候補は、国民の世論調査の結果で決定することを条件に、
合意するソ・ヘリム。
「密室政治や金権政治で国民を愚弄する人を
大統領にしてはならないと考えます」

一方、ドヤは何者かに命を狙われ、
亡き父と同様、自動車にはねられてしまう。
頭部を痛打するも、無傷で生還するドヤであったが、
果たして彼の命を狙うのは一体何者か？

世論調査の結果、ヘリムは僅差で野党統一候補となり、
カン・テサンとの一騎打ちに挑むことになった。
若く、強力なリーダーシップを持つテサン。
ナメ道の救世主、ヘリムに勝ち目はあるのか？

（つづく）


うぉう！あせったー！

ヘリムが候補の一本化を飲むと思わなかったよ。
政治家になったよなぁ。
しっかし、今回も演説にあまり感銘を受けなかった。
統一候補になれないんじゃないかと心配しちゃったよ。

個々の演説は悪くない、悪くはないんだよー。
でも、これ！っていうのが無いんだよー。
有効、有効、効果、みたいな判定勝ちっつーか。
（注※現在、柔道で効果という判定はありません）

テサンだってさー、強い国を作る、
韓国を一流の国家にする、とか
抽象的なことしか言ってないわけ。
でもあのパワフルな感じとか、自信ありげな態度が
人を惹きつけるんだよね。

ヘリムの魅力は身の丈にあった言葉で、誠実に政治を語ること。
正しいことをいっても偽善くさくならないで、
心から理想の国家を作るために努力したいと感じられること。
だと思うんだけどな。
今はまだ、人心をつかみきれてない気がする。

ヘリムはナメ道再生、捕虜奪還など実績もあり、
誠実な言動が現大統領と近いイメージで、評価されるはず。
ここからぐいぐい行ってくれると信じてるぜ！アジュンマ！

そしてみなさん、
この天使はダレデスカー！



思えばここんとこ受難なドヤ。
捜査はなかなか進展しないし、
チョルギュはにげてばっかりだし、
自動車にひき殺されそうになるし、
アジュンマにプロポーズ断られるし……。

それでもナンデスカ、この透明感。
正直ヘリムのことアジュンマアジュンマ言ってるけど、
ドヤだってたいがいアジョッシでしょうが。
なのになんなの、10代の男の子みたいな顔してから！

恋する者は男だってつやつやになるんですね。
選んでた指輪がなんかごついのは
「世界で一番　小さい手錠だ」って言いたかったから、
それっぽいの選びたかったんですかね。

それでも大勝負に賭けているヘリムは
うなずいたりできない。
「わかってる」とドヤは言ってこの献身ぶり。



足湯ですよ、足湯！
5年でも10年でも待つそうですよ！奥さん！
アボジがあの世でチョー怒ってる様子が目に浮かぶわ。

中年さわやカップルと比べて、どろどろカン・テサンとセジンさん。
テサンは彼女をアメリカに追いやろうとしてますよ。
しかもそれを奥さんから言わせるというヘタレぶり。

カン・テサンを捨てようとして捨てきれない
セジンもあきらめの悪い女ですが、
「あなたのために韓国を去ったりはしない。
ヘリムさんを大統領にするためにやることがまだあります」
みたいに言い切りました。
今度こそ、テサンを捨てたのよね？吹っ切れたのよね？

ドヤが地下駐車場で車にはねられた時はびっくりしたけど、
特にヘリムの邪魔にもならず、大丈夫でした。
黒幕はだれだろう？
テサンは忙しいし、チョ・ベホはもう力無いしねぇ。
そうなると、残りはあの人しかいないよな。
本人も後遺症心配してるけど、視聴者も心配よ。

しかし世論調査の結果で候補を決定するなんて
けっこうな賭けだったよねぇ。
本当に世論調査が世論を正確に反映しているのか？
という疑問もあるし。

どんなふうに決めるのかな？と思ってぐぐったら、
1997年の韓国大統領選で、本当にこんな状況があったみたい。
息子の兵役逃れが追及された候補もいたみたいだし、
韓国の人が「この役はあの政治家がモデルだね」と
ドラマを楽しんでいたというのもうなずけます。

ヘリムが大統領になるのはわかってるし、
最後はドヤと幸せになるんだろうな、とわかっていても
ついつい観ちゃうドラマなんだよねー。
正直、アボジの死の真相だって謎ってほどでもないしさ。
しかしこのままでは、ドヤがあまりにも乙女すぎるので
がんばって手柄を立てて欲しいなぁと思います。