いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

宮 ~Love in Palace~ 15

2012年06月26日 | 宮 ~Love in Palace~
怒ったりすねたり、そうかと思えばラブラブしたり、
忙しいチェギョンです。
でも、わかるよねー。
ほんとは大好きな素敵な王子様がさー、
ぎゅーってしてきたりじーっと至近距離で見つめてきたら
さっきまでのモヤモヤなんか、すーっと忘れちゃうじゃないですか。
惚れた弱みとはこのことか。

《あらすじ》

チェギョンを連れて茗禪堂を出たシンは、ふたりだけで話し合う。
まわりくどい言い方で、チェギョンに愛情を伝えるシン。
ふたりはまた少し、距離を縮めてゆく。

シンがユルを殴った事件は、一夜にしてインターネット上に流出。
皇太子の資質が問われる、と皇帝陛下はシンを叱るが、
公式行事に参加して夫婦の円満ぶりをアピールする皇太子夫妻。

久しぶりの家族が一同に会した食事会では、
ユルとシンの冷たい対立が顔を覗かせる。

嵐の前の静けさのように、一見穏やかに見える皇室の空気。
シンとチェギョンも、仲のよい夫婦生活を楽しんでいる様子。

(つづく)

チェギョンを連れてどこに行くんだ?シン君?
と思っていたけれど、どうもここも広い広い宮中のようですね。
なんか宮殿の屋根が見えるもん。
とにかくシン君でさえよく知らない建物があるような御所内。
護衛はいませんが、敷地内にいる、とわかっていれば、
結婚もしたし、多少は融通がきく立場になっているのかな。

さてそこでシン君が何をするかといいますと……。

シン君!言ってることと
やってることがまったく矛盾してますけど!


「時々、こう思うんだ。お前なしで生きられるかって……」
シン君の告白めいたセリフに期待したチェギョン。
「お前なしでも可能さ」
思わずずっこける視聴者。あきれるチェギョン。

それでいて、チェギョンを後ろから抱きしめて、「しばらくこのままで……」って
何を言っているんだー!!
でも抱擁に応えて、背中に手をまわしてくれたチェギョンにほっとして、
髪の毛にいとおしげにキスしちゃう。
ギャー!萌え死ぬ!

激情に駆られて、って感じじゃなくて、
ほんとにそーっとそーっとチェギョンを抱きしめるシン君がせつない。
こわしたくなくて、大事に大事にしている感じが伝わってくるのさ。



自分の人生に突然現れた女の子。
皇太子として厳しく育てられた自分の人生が嘘みたいに思えるほど、
愛されて、しあわせで、自由に生きてきた女の子。
自分の我慢や苦悩がまったく無駄なことみたいに思えて、
最初はそいつが大嫌いだった。でも今は……。

一緒にいることがふつうになっちゃって、それが習慣になっちゃって、
もうもとには戻れない。
「習慣は変えればいいのよ!」ってチェギョンは言うんだけど……。

ほんとはシン君、
そんなこといいたいんじゃないんだー!


見ている私たちはもちろんシン君の気持ちをわかってますけど……。
チェギョンも少しはわかってくれたかな。
わかってくれたよね。
夜のベンチのシーンでは楽しくじゃれてたもんね。
かわいいシーンだった。よかったー。



チェギョンがいつになく、マジな感じで怒っていたし、
「あなたと一緒にいるのが苦痛」とまで言ったので、
シン君も危機感を持って、真面目に話をしたのだと思います。
ユル君じゃなくて、僕の腕に抱かれてくれってことね!
キャー!恥ずかシス。

しかしいつものパターンですかね?
ドラマ冒頭では、ほわわん、と萌えるシーンで、その後不穏な展開。

あっという間にユル君を殴ったことがネット上に写真付きで流出!
おばあさまも皇后陛下も皇帝陛下まであわてにあわてますが、
暴行ってあなた……。
へミョン姫のいうとおり、年頃の男の子によくあるケンカですよ。
皇帝陛下は心配性ですね。
そしてなぜか、根深くシン君への不信がありますね。
シン君が映画学科に進んだ意味とか、理解すればいいのに。

自分の病気も顧みず、宮廷に戻ってシン君にお説教。

でもシン君の衣装、変。

すごい怒られてるのに、真面目な顔してるのに、
ピンクにブルーの水玉半そでニットを白襟付きシャツの上に重ね着。
これは贔屓目に見ても……変。
似合う、似合っているけど、このシーンではやっぱりへーん!

シン君とユル君、チェギョンをめぐる問題に
「因縁による悲劇」をあてはめる皇后陛下は、問題の本質をすでに見抜いている様子。
さすが、長年、体の弱い陛下をおささえし、
ちょっと天然な太皇太后の相手をしながら宮中を取り仕切ってきたお人です。
最初はチェギョンに冷たかったけど、彼女を知るにつれ、
だんだん態度も優しくなってきたしね。

いろいろ問題になっているとは知らず、
フラフープしてるチェギョンは元気いっぱい!
いつもの彼女にもどってくれて、シン君もうれしそう。

チェギョンとシン君は、またすっかり仲良し。
「国民は皇室を愛し皇帝を尊敬してるし、皇太子を誇りに思ってる」
そう言われて、シン君は神妙な表情。
皇帝陛下に怒られても、チェギョンがそういってくれるだけで
シン君はがんばれるね。
あ?衣装また水玉?フラフープシーンはかっこよかったのに。
水玉は微妙……。スカーフも……。



私、シン君のフリルは全然オッケーなの。
だって王子様なんだもん!
逆に甘いマスクのユル君が着たら、あまり似合わないと思うのね。
シン君だからこその、フリフリ衣装ですよ。

しかしユルオンマは相変わらず悪いですねー。
ふたりの王子をもてあそんで国民と皇室を愚弄したことを
前皇帝陛下はご存知だったんですねー。
具体的に何をしたのか、はやくはっきり知りたいところです。
ユルオンマの愛は、ほんとのところどこにあったのでしょう?
代償を払って手に入れた愛とは、誰との愛?
コン内官は、そのことを知っていますね。
あの髪型には噴出しましたが。
さらさらヘアーは、内官には似合わない……。

続くお食事会では脇汗をかいたぜ。

おばあさまとチェギョンのかわいいやりとりに、
たのしそうな皇帝陛下や皇后様。
そしてシン君とユル君の火花散る目線の応酬。
ユルオンマのわかりにくい嫌味とシン君の嫌味返し。
まーったく空気読めないおばあさまの「ユルも結婚しないと」発言。
同じく、空気読めてない皇帝陛下のニコニコ発言。
ある程度読めてるはずのへミョン姫の不用意発言。

そしてチェギョンの舌噛み事変勃発。
皇后陛下とユルオンマは内心叫びだしたい気持ちだったと思う。
舌を噛んじゃったチェギョンに、てづから薬を持ってくると言って
席を立つシン君。いつになく優しいわ。
ユル君はその上を行き、氷をはんかちに包んで、
舌を冷やすようにチェギョンにわたすのよ。

なんてことない行動といえば行動ですが、
面倒をみるという夫を差し置いて、出過ぎた親切をするところが
あやしい感じなのよね。
恋する人特有の熱っぽい潤んだ瞳も問題です!
気持ちって、どんなに隠していても眼にあらわれてしまうのね。
さすがになんか感じた様子の皇帝陛下。にぶい!にぶすぎる!

皇室のありかたについて、ユル君は過激な意見でした。
「強い皇室を」と望むユル君と、
「国民と共に歩む、愛される皇室」を願うシン君。
見た目や、普段の態度とは正反対の意思表明。
若い王子たちの本質が垣間見えるシーンでした。

皇帝陛下とふたりでシン君のお部屋でお話して、か弱い女性を演じるユルオンマ。
涙まで浮かべてさ。これって演技?
やっぱ女優だったからそのへんはお手の物?
こっそり聞いている皇后陛下、顔がこわい。
こわいけど、ユル君に先手を打った。

「思い通りにならぬのが、男女の縁。
無理につかんでも手に残る保障はない。
縁のないものを望むと、思わぬ代償を払うことになる。
昔宮中にあった男女の縁の過ちをくりかえしたくなければ、
私の話を心にとめておきなさい」

なかなか意味深いお言葉です。
ただ単に、夫や息子、皇室を守るためだけではなく、
息子と同い年の甥っ子を心配もしている模様。
なんだかんだ言って、人の親ですから。
迷える若者を年長者の知恵でなんとか正道に戻してやってくだされ。

シン君派だけど、もちろんユル君きらいじゃないのよ。
しあわせになってほしいと思ってるわ。
わざわざヒョリンに床入りの話をしにいったり、黒いユル君はきらいだけど。
でも、本当にさびしい時にチェギョンを支えてくれる王子様。
あまりのむくわれなさが、さすがに不憫よね。
ユル君もヒョリンも同性のお友達作らないと……。

おっと、余談ですが、チェギョン実家で繰り広げられる妄想シーン、
カット放送時には放映されてた?
すごい暴君のシン君にひょえーって驚きながらも、
なんか似合う……と思ってしまった。



もちろん反撃するチェギョンもかわいいけど、
お尻を叩かれているシチュエーションのシン君もおかしい。
チェギョンの妄想癖は親譲りですね。


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