いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

レディプレジデント 第8話

2011年10月20日 | レディ・プレジデント
正攻法の選挙運動を続けるヘリムは、
以前痴漢容疑で警察に突き出した男に拉致される。
すんでの所で、ドヤに助けられたヘリムだが、
殴られ、疲労した体で倒れてしまう。

それでも、自分が出馬した動機のひとつ、
夫の死を思い出し、ふらふらになりながらも、
雨の中最後の演説を行った。

そのかいあってか、11票差でキム・ヒョンガプをくだし、
とうとう国会議員となったソ・ヘリム。
1年生議員として党の指導を受けながらも、
もちまえの正義感で自分なりの議員活動を模索していく。

ドヤは、チョ・ベホの検挙をあきらめず、
ヘリテージクラブの絵画取引を追っていた。
セジンを訪問し、証拠物件の提出を求めるドヤ。
利害が一致したセジンは証拠書類を差し出し、
ドヤは民友党の祝賀パーティーの席で、
チョ・ベホに出頭命令書を手渡した。

就任早々、国家財政法の改正案をめぐって
落ち着かない国会。
ヘリムは自分なりに投票に臨むため、行動を開始した。

(つづく)

わー!ヘリム!チュッカヘ~!

ドヤとふたりで干拓地を見ながら話してるシーンはよかった。
ドヤ君、「気持ちを抑えきれなくなる」とか
はっきり告白してるもどーぜんですが、
「ドヤとの関係?故郷の先輩と後輩ですよ」と
フツーに言っちゃうヘリムってなんなの?にぶいの?
全部冗談だと思ってる?
「夫が女性のことで苦労しているのを初めて見ました」って
カン議員の奥さん、何ですかその微妙な毒気は?
議員もなんとなく慌ててる風なのはなぜですか?
そのうえセジンにタイピン送られてちょっと嬉しそうですよね?

大人の愛情ってわかりにくいー!

ドラマ序盤なのであちこちに微妙な線がひっぱってある感じっすね。
特にラブラブを期待するドラマでもないので、
同士愛と思っていてもわきあがる微妙な嫉妬心とか、
できる男同士のライバル心とか、
とりあえずいい女が他の男に向いてるとなんかむかつくわ感とか、
ドヤとカン議員が、かもし出してくれると嬉しいです。

セジンとチョ・ベホ、やはり何らかのつながりがありますね。
でも父親じゃない!と思うよ。

またまたヘリムの演説シーン、賛否両論ありかと思いますが、私は好きだ。
やっぱりあの時の、国家への失望感が根底にあるんだよね。
軍関係者っぽい人たちが一番に傘をたたむところは泣けるぜ!
徴兵制がある国ですからね、
ひとりひとりが国防とか、思うところがあるんだろうな、と思います。

しかし政治家の世界ってどこの国でも同じなのねー。
よその国の政界の話なのに、ふんふんって理解できるもんね。
「同じ国会議員なのに階級があるんですか?」ってその通りだよ!
そんなの変だよね。経験と知恵のあるものに敬意を払うのは当然だけどさ。
ヘリムがんばりきれるかなー。つらいことがたくさんありそうだな……。
日本でも1年生議員がいろいろ発言すると波風が立つもんね。
市井の人々だってさ、
「生意気だ」とか「政治をわかってない」とか「潰されるぞ……」とか
いろいろ考えちゃうし。

党の方針には絶対服従ってなんなの?とも思うけど、
候補の人柄とかよく知らない場合は
どの政党に属しているかで、おおまかな政治ラインは想像がつくから
そこを目安に選挙で投票したりするしね。
なにより、いろんなことをちゃきちゃき決めていかないと
国民がたいへん困りますからね。

「ねじれ国会になってしまいます」って前回カン議員が言ってましたよね。
これは2院政の日本人にわかりやすくするための翻訳なのかな。
韓国は1院政ですから、たとえば民友党が過半数の議席を持っていれば
民友党が提出した法案などはすんなり可決されます。
そして現在の大統領は民友党の人ですから、基本それでGOです。
しかし他の政党たとえば福祉党が過半数を持ってしまって、
民友党とは正反対の意見の法案などを通してしまった場合、
大統領は不満があれば再審議を要求することができます。
ここで、日本で言うねじれ現象がおきて、国政が滞ってしまうわけですね。
今回は民友党がんばって過半数の議席は確保しているので、大丈夫ですけど。

で、ドラマを観ていて疑問だったこと

あのさ、お金なくなっちゃったでしょ。
あれ結局どう解決したの?


ヘリムが事務局長に渡した法廷選挙費用ですが、
これは彼女が「夫の命のお金」と言っているように、
彼女個人の資産ですね。
法廷選挙費用って、別に国とかから配られる費用ではなくて、
選挙活動に使っていいお金の上限ということです。
事務局長は借金の返済や賭博に使っちゃったんだなー。
すかんぴんのヘリムさんですが、でもでも、
選挙に当選しましたから、最初に選管に預けた供託金が戻ってきます。
たぶん、あの垂れ幕とかのお金は支払いを待ってもらって、
この供託金の戻りでなんとか払った……と思う。

カン議員は婿さんだし、妻は父親の言うなりだし、
お金は自由にできそうにないもんねー。助けられないよね。

いつも地上波放送を観ていると、
あまりのカットにムキーってなることが多いのですが、
このドラマに関しては、ほぼ憤りは無いですね。
編集がうまいのか、脚本が微妙なのかはわかりません。
地上波で視聴してても今のところ問題なく、
楽しく観ていられると思いますよ。
予告映像の使いどころも違うので、両方観るとやっぱり楽しいです。

毎度のことですが、ぜひ視聴は韓国語で。
ヘリムの演説の激しさが倍増して心にせまります。
ドヤの「アジュンマ イェップダ…」のやさしい声音が
またいいですしね!




この時のドヤ、すごくかっこいいの。



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2 コメント

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ありがとうございます (ビスコ)
2011-10-27 07:54:49
machaさん、来てくださってありがとうございます。これからもちょくちょく訪問させていただきます。よろしくお願いします。

machaさんのブログは、史劇を中心に構成されていて、本当に勉強になります。史劇をお好きな方はぜひ!

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「machaの韓流どっぷり生活!」で探してみてください。イラストもとってもかわいいです。
返信する
こんばんは~♪ (macha)
2011-10-24 21:39:46
先日はご訪問いただき有り難うございます♪

拙いブログですが末永くよろしくです\(^▽^@)ノ

私も比較的「韓流歴」が短いのですが・・・
面白いもんは面白いもんね~♪
年月は関係ないよねぇ~(´ω`*)ネー

てなわけで・・・(?)
今後共よろしくお願いしますね♪
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