いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

レディプレジデント 第5話

2011年10月13日 | レディ・プレジデント
放送局から、報道番組を作ると連絡され、
ヘリムはソウルへと向かう。
ドヤは、収賄容疑でチョ・ベホを内偵するため
同じくソウルへ。

権力者の常で、代理人の出席だけで
内偵捜査を終えようとするチョ・ベホ陣営に
静かに抵抗するドヤ。
ヘリテージクラブに乗り込んで、
とうとうチョ・ベホ本人に出頭を約束させる。

氏名・住所・職業の確認のため、
チョ・ベホを6時間座らせたドヤ。
証拠資料に対する完璧な釈明資料を前にしては、
ドヤにできることはその程度しかなかった。

蚊の被害についての報道番組は、
カン議員経由でサンホグループから出た広告費によって
製作された、ヘリムPRのための番組だった。
開発を肯定する結論を強要されたヘリムは反発。
「グリーン開発」を望むヘリムだが、
そのための追加費用は莫大なものだった。

一度は、放送停止処分を申し立てるつもりだったヘリムだが、
カン議員の難しい立場を知り、断念。
議員の政治に対する真摯な思いも理解できた。
ところが、補欠選挙への出馬を固辞するヘリムに、
カン議員は異例の申し出をする。
「補選出馬をするなら、グリーン開発を望むコメントを放映してもいい」

カン議員自らの政治的立場を危うくする提案に、
驚くヘリム。

悩むヘリムは、ドヤに会うためコムタン店に赴くが、
謎の男に拉致されてしまう。
トンネルに連れて行かれたヘリム。
電話で呼び出されたドヤは、男に腹部を刺されてしまう。
懲役刑を受けたキム議員の息子チョルギュも
罠にはめられ、犯人に仕立て上げられてしまった。

父の作った牛の歯のお守りのおかげで九死に一生を得たドヤは、
自分を襲った男の鮮やかな手口に驚愕し、
大きな悪の力の前にうなだれる。
力なく病院のベッドに横たわるドヤを見ていたヘリムは、
出馬の決意を議員に伝え、
報道番組の最後のコメント差し替えを要求した。

「グリーン開発」を公共放送で結論付けた番組に
サンホグループ会長(カン議員の義父)は激怒。
退路を断たれた形のカン議員。
ドヤのため、息子のため、民衆のために
正義の政治を志そうとするヘリム。

女性大統領への道は、ここから始まる。

(つづく)

なかなか面白かったです~。
しかし、うーん……。

殺し屋の手口、そんなに見事かぁ?

ドヤを殺しそこなってるしさー、
目撃者のヘリムはしっかり生きてるしさー、
物的証拠は少ないにしても
状況証拠はチョルギュが犯人ではないってはっきりしてるしさー。
そんなにがっくりしなくていいじゃん、ドヤ~。
完全犯罪目指すなら、こういう場合は全員口をふさがないとねぇ。
たぶん犯人はつかまらないだろうなーって思うけど。

あと、初見ではヘリムが放送停止処分をすぐに撤回したのに違和感。
1千億ウォンってだいたい66億円?
でもあれかな、一般庶民が聞いたら、そりゃ驚く金額か。
「結局あなたも身内の金のために動く政治家なんですね!」って
ヘリムは怒るのかと思ったのよ。
カン議員の政治に対するスタンスにわりとすんなり
納得してたみたいなので、ちょっとアレ?って思いました。

ドヤがバドミントンラケットをドンハに持っていくところも
和むシーンなんだけど、
「オンマ?」
「アニダー、アッパダー」ってどうよ?
ドンハ「チョンマル!」ってすごい喜んでたじゃん。
出てきた時、お父さん探すかと思ってドキドキだったよ。
さすがにお父さんの死は理解してるのかなぁ。
サンタみたいにお父さんがラケット持ってきてくれたのは
信じられて、嬉しいのかもしれないけど。

でも支庁長、今回よかったわー。
オペラ好きみたいなのに歌はヘタなんですね。
上からの圧力には逆らえないけど、
検察としてのプライドはまだ持っていたんだなぁ。
ドヤを抱きしめて泣いちゃうところが憎めないわ。

最後の方、なんでチョルギュが?かもしれないけど、
地上波カットのシーンを見ればわかりますよ~。
うらぶれたチョルギュの事務所にドヤがやってくるのね。
そんで、父親に靴を舐めさせてくれたおかげで、
自分は立派な検事になり、まじめに生きることができた、
面会で親父さんに会ったら俺が感謝してたって伝えてくれ、と言うわけ。
くやしくてたまらないチョルギュは、パチンコで村の街灯を
壊して歩くという憂さ晴らしをしちゃうの。小物だよね~。
そんな小悪党が目をつけられちゃったんですね。

いいなーと思ったのは、
「政治家って何かな?」というヘリムの問に答えるドヤ。

「たいしたことないさ。
優秀なら、サバみたいなアユの群れを取り戻せる。
ヘボならアユを全滅させるのさ」

政治家って、すごいことをするすごい人じゃない、
自分たちの生活に直結する、そういうことをなんとか
うまくやっていくのが政治家の仕事なんだって思った。
政治家って公僕だよ。
みんなが「先生、先生」っていうのは、
自分のことより、みんなのしあわせを考えてくれる人だから、
非難されても、社会に本当に必要なことを訴えて、
実行していける信念を持つ人だからなんだよー!

なんて、まじめなことを考えちゃうドラマっすね。

カン議員も政治生命かけてるねー。

なかなかの面構えです。
狸親父、チョ・ベホを追い落とすことができるのか?
なんか体調悪くしている大統領もいい人すぎて心配。

ドヤアボジ、世が世なら宮廷料理人だぞ!って言ってたけど、
「チャングムの誓い」でまさにその役やってたじゃんね。
青瓦台に呼ばれちゃったけど……。
なんだか不安だわー。



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