今日は、サスペンションアームのジョイント部のゴムブッシュのデーター取りです。
画像を張り付け、図面を作成する前に大まかな寸法、特徴などを書き込んだ書類を作成します。
メーカーとして部品を作成すると、元々がどうなっていたかが重要になる場合がほとんどです。
購入されたお客さんからの質問に答えるには、図面よりも早くわかりやすく答えたりできます。
この画像と現品から、図面を起こします。リバースエンジニアリングという作業ですが、自社部品と装着車両や純正部品との組み合わせ図面を作っているメーカーでは必要な作業です。
自社開発をしていない等でしたら、やっていないメーカーもあるのかもしれません。
リバースエンジニアリングには、複雑な形状を計測するために三次元測定機を使います。
うちの会社にある三次元測定は、形状をトレースする機能がついているため、三次元測定機購入後は、リバースエンジニアリングの効率が飛躍的に向上しました。
画像のデジタルノギスは、大きさ別に何種類かを使い、圧入部の公差を計測します。これは、真円でないことと、圧入部の入り口と奥の部分では、5/100程度はみんな異なっています。
こんな作業の延長に、一つの自社製品が出来上がります。
続きは、ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-2、ピロブッシュ/ピロボールジョイント!-3をご覧ください。
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