青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

今日という日が明日もくると思うな

2012-09-17 20:35:58 | DAY
夫が海外転勤となりました。


あまりに急な事例で、ロンドンという恵まれた赴任先にも関わらず、準備に追われています。会社の保護の下で外国に住める…素敵なお話です。しかし…


英語が話せない私に、娘に満足いく医療を受けさせてあげられるのか(予防接種、検診等)、十分な教育をさせてあげられるのか、友達を作ってあげられるのか、わかりません。また、家族のために食事と住環境をどこまで整えてあげられるのか、わかりません。食品表示も英語、合成界面活性剤の表示も英語…。


毎日があまりにも穏やかで、娘のお世話をして、成長を喜んで、夫のお世話をして、成長を報告して、休日には家族でちょっとしたお出かけをして…そんな毎日があまりにも幸せで、ずーっと続くと思っていました。今日という日が当然のように明日もくるのだと。


それも突然の辞令でお終い。
家族三人で、新天地に移ります。


両親には、今までのように頻繁に会うことはできなくなるでしょう。もしかしたら、一生会えなくなる可能性もあります。そう思うと、今見ている景色も、腕に抱いている我が子も、隣にいる夫も、ずーっとそばにある(いる)という保証はなく、今この時、この生でしかできない経験をしているのだと、しみじみ思います。


ベランダから見る夕日が、とても美しく思える今日この頃です。