青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

天から来た、小さくてかよわい生き物

2012-03-30 20:59:19 | PREGNANCY&BABY
今日の娘は、夕方から夜にかけてのぐずりがひどく、抱っこしてはぐずぐず、寝かせるとぎゃーぎゃー、おっぱいは号泣しながら拒否。まだ首が据わっていない娘を抱くと、ほとんど何もできません。夕方は、入浴&寝かしつけがあるため、とても忙しいのに。


布団の上で、小さな娘を抱っこして、背中をさすりながら歌を歌います。
娘の気持ちが落ち着くように。
乳児独特の丸みを帯びた背中。
ぎゅっと私の二の腕を握る小さな手。
次第に弱くなっていく泣き声。


私しか頼るものがいない、小さくて、かよわい生き物。
その瞬間、娘をものすごく愛しく感じました。


同時に、私の母を思いました。母も、今の私と同じように、私を大切に抱え、一番優しい声で歌い、あやし、愛しいと感じたのではないか。私は、そんな風に愛されたのではないかと。そう思うと、感激と感謝で涙がでました。


私たち夫婦は、娘の名前に「天」という字をつけました。「天からの授かりもの」を意味しています。その名の通り、娘は天からの授かりものでした。優しい気持ち、愛しい気持ち、見返りのない愛情…それは娘がくれたもの。