八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

モヨウフグ成魚

2010年07月04日 | 八丈の魚
フグ目/フグ科(八丈島・八重根・50cm・10m)
房総半島以南、インド・西太平洋の熱帯域に分布。水深50m以浅の沿岸に生息。鼻腔にある皮弁は2つに分かれる。体は白く、多数の小黒色点がある。成長によって色彩は著しく変化し幼魚は体の色がオレンジ色になる。通常サンゴ礁域に生息するが、水温の高い時期は八丈島でも時々見られる。サンゴ、海綿、ウニ類、かに類、貝類、海草などを食べる。単独で行動し群れない。内臓は有毒。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

アミメイボウミウシ

2010年07月04日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/イボウミウシ科(八丈島・イデサリ・8cm・20m)
インド・西太平洋に分布。潮通しのよい水深20m前後の岩礁域で普通に見られる。背面地色は灰色または薄いピンク色を帯びた灰色でイボ状突起が集合した複合突起が多数ある。イボ状突起の先端は体地色より淡色である。不規則に曲がりくねった黒色縦線が複合突起の間を通る。コイボウミウシととってもよく似るが、触角の白黒の配色が斜めに分かれることで見分けることが出来る。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)