八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

オトヒメエビ

2010年02月12日 | 八丈の甲殻類
オトヒメエビ科(八丈島・底土・5cm・10m)
房総半島以南のインド・太平洋、太西洋西部に分布。魚類との清掃共生が知られている。岩礁域の岩穴やゴロタ石の間などに生息する。はさみ脚や歩脚が長く、スレンダーなエビ。雌は青緑の卵を抱卵する。八丈島でも最もよく見る甲殻類の一つである。(ティービーエス・ブリタニカ「エビカニガイドブック」参考」

ゾウリエビ

2010年02月12日 | 八丈の甲殻類
イセエビ科(八丈島・底土・15cm・10m)
房総半島以南の南日本と台湾に分布する。体は平たい。体色は全体的に黄褐色で、赤と濃褐色の不規則なまだら模様がある。オーバーハングの側面に逆さまになって張り付いていることが多い。八丈島では普通種。イセエビ漁の時に一緒に捕獲されるが、イセエビよりもおいしいと重宝され出回らない。(ティービーエス・ブリタニカ「エビカニガイドブック」参考)

ミゾレウミウシ

2010年02月12日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/イロウミウシ科(八丈島・八重根・2cm・10m)
西太平洋の熱帯域に分布。八丈島では夏季、岩礁域、壁の壁面などで見られる。背面は淡青色で、3本の黒色縦線が入るが、この縦線は途切れることもある。特に正中線上の黒色線は触角間でと鰓直前にのみ残ることが多い。背面縁と腹脚線は白色。触角と鰓は淡色で白色の細かい点が密に散在する。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)