八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

ノコギリヨウジ

2008年12月17日 | 八丈の魚
トゲウオ目/ヨウジウオ科(八丈島・八重根・5cm・10m)
相模湾~長崎、八丈島、台湾に分布。岩礁域の洞穴奥や隙間などに見られる。明るくひらけた場所にはほとんど出てこない。遊泳性。ヒバシヨウジに似るが体側の青色縦帯の幅はそれより細い。八丈島では普通に見られるが、ライトを当てると穴の奥の方に逃げてしまうので観察や撮影がむずかしい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

クダゴンベ

2008年12月17日 | 八丈の魚
スズキ目/ゴンベ科(八丈島・乙千代ヶ浜・5cm・25m)
伊豆半島以南の南日本~インド・太平洋の熱帯域及び東部太平洋のカリフォルニア沖に分布する。水深15m以浅のサンゴ礁域に生息する。吻が管状に長く、体に褐色の網目模様がある。岩礁のヤギ類やウミトサカ類の群体の間を活発に遊泳する。一度見つかるとしばらくそこにいることが多く、近づいて写真に撮ることができる。この科の中では一番人気がある種ではないだろうか。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

ミナミゴンベ

2008年12月17日 | 八丈の魚
スズキ目/ゴンベ科(八丈島・局長浜・10cm・20m)
相模湾以南の南日本~西太平洋の熱帯域に分布。水深20m以浅の岩礁の斜面や岩に付着するカイメン類、ヤギ類、ウミトサカ類に生息する。眼の後ろに暗黒斑があるのが特徴。八丈島では普通に見られ、チョロチョロ動きはするが遠くへは逃げないので写真も比較的撮りやすい。この科の仲間は胸鰭で立っている姿がなんともかわいい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

スミツキアトヒキテンジクダイ

2008年12月17日 | 八丈の魚
奄美諸島以南、インド・西部太平洋域、ニューギニアに分布。サンゴ礁域の湾内の暗がりに住み、同属の他種の群れともよく混じっている。鰓蓋弁の後方の体側に暗赤色で縦型の楕円斑があるので他の種と区別ができる。八丈島ではとても珍しい種類。「山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

イソギンチャクエビ

2008年12月17日 | 八丈の甲殻類
テナガエビ科(カクレエビ亜科)八丈島・八重根・2cm・15m
房総半島以南の南日本からインド・西太平洋に広く分布する。大型のイソギンチャク類と共生する。写真はメスでオスに比べるとずんぐりして大きく、腹節側面の白い円紋が目立つ。(ティビーエスブリタニカ「エビ・カニガイドブック」参考)