goo blog サービス終了のお知らせ 

バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

陰謀論者トランプに振り回されるな

2025-04-20 04:00:00 | 日本のゆくえ
2025年はトランプ大統領に一挙手一投足に

世界が振り回される事態になっています。

しかし、この動きを正確に理解できないのが日本にほかなりません。

なぜなら聖書を読まない国民だからです。

世界の中でもアメリカのキリスト教は西欧などと

大きく異なる価値観をもっています。

そこでアメリカのキリスト教を正しく分析しなければなりません。

このアメリカのキリスト教については、

現在、私のブログのカテゴリー「キリスト教国の歴史と現在」を

連載していますが、そもそもこのカテゴリーは、

2021年、バイデン大統領が選ばれた時に

トランプ支持派がホワイトハウスを占領した日から連載を開始しました。

それから同年9月まで130回にわたって

「アメリカを動かすキリスト教とは何か」を連載してきました。

この連載で分かったのは、アメリカのキリスト教の中でも福音派が

驚くべき陰謀論を信じ切って、トランプ支持の動きが活発であることです。

中でも「Qアノン」という信じられない

霊的な支配の中に取り込まれていることです。

週刊現代で連載の「言霊USA」を連載している町山智浩さんは、

この投稿をまとめて「独裁者トランプへの道」を発行されました。

この文章を読んでいて気になったのは、

トランプの発言がどこから発信されているかを書いていないことです。

アメリカの福音派を支持母体とする共和党は、

アメリカ建国精神を具現化したもので、

その背景は聖書と西欧のキリスト教史の基本を押さえておかないと

町山さんのようにトランプ脳、トランプ発言の分析はできても

ことの本質を描けないということになります。

そして最近、福井県立図書館で借りた

「陰謀脳・私たちが真実から目をそむける理由」(ユッカ・ハッキネン著・早稲田大学出版部発行)

を読むと陰謀論はトランプ脳をかなり支配し、

それを支えているのはアメリカの福音派ということが分かります。

ではアメリカのクリスチャンたちは

なぜトランプを支持し、陰謀論に加担しているのかです。

それをひも解くには、西欧の暗黒史である魔女裁判(注・01)と

ユダヤ人迫害(抹殺)を狙ったヒトラーのホロコースト(注・02)

を学ばないと分かりません。

トランプは2人の民主党大統領候補であった2人の女性を

完全に魔女扱いして攻撃しましたが、それを福音派が支持したのです。

ドイツでヒトラーがホロコーストを開始した時、それを鋭く批判したのは、

カール・バルトでした。

私はアメリカのキリスト教会の中にもカール・バルトを通して、

聖書を正しく読む神学者や牧師がおられると思います。

カール・バルトの「ロマ書講義」や「教会教義学」を深く読んでいけば、

愚かな陰謀脳にキリスト教会が染まることはありません。

しかし、日本人はそれだからキリスト教は怖いとなるかもしれませんが、

日本はもっと怖いのです。

それはキリスト教を徹底的に迫害した徳川家康以後の

日本はまさにオランダのプロテスタントが操る

陰謀脳に染められてしまったからです。

そして明治になったら更にキリスト教恐怖を煽る陰謀脳は強化され、

今度は神道に操られた陰謀論で天皇を神としてしまったのです。

しかも、「天皇は世界の大王」とまで祭り上げて、

無謀な太平洋戦争に突入し、この侵略戦争で1000万人以上の犠牲者と

東京大空襲と広島、長崎の原爆で一般市民に多大な死者が出たのです。

陰謀脳はキリスト教の歴史を見れば、聖書を正しく解釈した

カール・バルトのような神学者の登場で克服し、それがEU形成へと

繋がっていきました。

しかし、日本はそのような人物も存在しませんので、

今もなお、陰謀論に操られています。

ゆえに危険なのは、トランプのアメリカよりも

日本教に支配されているわが国なのです。

このような日本教に抵抗できるのは、

カール・バルトをしっかりと学ぶしかありません。

このバルトを根底から動かした

「神の国の証人・ブルームハルト父子」については、

私のブログ「イエスは勝利者だ・ブルームハルトとの出会い」が、

参考になります。

また近くの図書館でバルトの名著「ロマ書講義」を借りて、

真剣にお読みください。


魔女裁判(注・01)
魔女とされた被疑者に対する訴追や死刑を含む刑罰、あるいは法的手続を経ない私刑(リンチ)等の迫害を指す。魔術を使ったと疑われる者を裁いたり制裁を加えたりすることは古代から行われていた。ヨーロッパ中世末の15世紀には、悪魔と契約してキリスト教社会の破壊を企む背教者という新種の「魔女」の概念が生まれるとともに、最初の大規模な魔女裁判が興った。そして初期近代の16世紀後半から17世紀にかけて魔女熱狂とも大迫害時代とも呼ばれる魔女裁判の最盛期が到来した。かつて魔女狩りといえば、「12世紀以降キリスト教会の主導によって行われ、数百万人が犠牲になった」と言われていた。現代では「近世の魔女迫害の主たる原動力は教会や世俗権力ではなく民衆の側にあり、15世紀から18世紀までに全ヨーロッパで推定4万人から6万人が処刑された」という説が有力である。魔女狩りの様態は時代や地域によって幅があり、様々な社会的、文化的な背景が関係していると考えられている。また、「魔女」とされた者の大半は女性であるが、その一部には男性も含んでいる(セイラム魔女裁判やベナンダンティ弾圧など)。魔女狩りとは必ずしも過去の出来事ではなく、現代でもアジアやアフリカを中心に行われている(詳細は後述)。例えば、インドでは2000年から2019年までに少なくとも2975人が殺害された他、多くの女性が「魔女」として暴行や追放を受けているという。魔術や宗教とは関係のない文脈で、過度の犯人捜しやバッシングを批判する際の比喩として「魔女狩り」と表現する事例もある。(ウィキ)

ホロコースト(注・02)
第二次世界大戦中にナチス・ドイツがドイツ国内や占領地でユダヤ人などに対して組織的に行った絶滅政策・大量虐殺を指す。当時ヨーロッパにいたユダヤ人の3分の2にあたる約600万人が犠牲となった。ホロコーストで犠牲となったユダヤ人は当初少なくとも600万人以上とされていた。また、同時期にナチス・ドイツの人種政策(英語版)によって行われたロマ人に対するポライモス、成人の精神障害者へのT4作戦、反社会分子とされた人々(労働忌避者、浮浪者、シンティ・ロマ人など)や障害者、同性愛者(ナチス・ドイツとホロコーストによる同性愛者迫害)、エホバの証人、スラヴ人に対する迫害などもホロコーストに含んで語られることもある。主に独ソ戦における戦争捕虜、現地住民が飢餓や強制労働による死亡者に対しても「ホロコースト」の語が使用されることもあり、こうした広い概念でとらえた場合の犠牲者数は、900万から1,100万人にのぼるとする説がある。なお、この語をユダヤ人以外にも拡大使用することについては反対する意見も存在する。(ウィキ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする