マタイによる福音書の山上の教えでイエスは
5:34 しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。
天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。
と言われましたが、
私は福井に移住した日からある誓願祈祷にはいりました。
そして民数記にあるナジル人の誓願を開始したのです。
民数記
6:2 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。男であれ、女であれ、特別の誓願を立て、主に献身してナジル人となるならば、
6:3 ぶどう酒も濃い酒も断ち、ぶどう酒の酢も濃い酒の酢も飲まず、ぶどう液は一切飲んではならない。またぶどうの実は、生であれ、干したものであれ食べてはならない。
6:4 ナジル人である期間中は、ぶどうの木からできるものはすべて、熟さない房も皮も食べてはならない。
6:5 ナジル人の誓願期間中は、頭にかみそりを当ててはならない。主に献身している期間が満ちる日まで、その人は聖なる者であり、髪は長く伸ばしておく。
この聖句のように
1・酒類は一切、断つ
2・髪の毛にかみそりをあてない
特に2は顔の髭は剃りましたが、少ない髪の毛ですが、散髪しませんでした。
どのような誓願だったかといいますと、
聖書断食、聖書食養を開催できる教会、あるいは宿泊して研修できる会場を
与えられてください。
与えられるまでこの誓願は消しません。
そのような誓願を立て、それが実現できる
福井市内の教会の礼拝に参加することにしました。
そして移住した2023年はまず、断食祈祷ならばやはり
韓国系の教会であろうし、おそらく理解もあり、実践しているだろうと
私たちの住む江端団地から自動車で南下して15分のところにある
純福音鯖江教会に通いました。
その教会の主任牧師も自宅にも来ていただき、
それ以外にもスタッフ(伝道師)との交わりで分かったのは、
「断食は教会の柱とはしない。しかし、安田さんがなさりたい場合、
鯖江には空き家があるのでそこで始められたら応援しますよ」と
いうことでした。
しかし、この教会でのゴスペル賛美(特にドラム)で
妻の持病であった外傷性音響障害が、かなりひどくなってしまい、
教会の礼拝参加は無理になりました。
そこで妻が20年間も信仰生活をしてきた福井自由キリスト教会の
礼拝に参加するようになりました。
しかし、驚いたことにこの教会では断食祈祷どころか祈祷会も一切なく、
牧師は断食を憎むか避けておられるようでしたが、ある集会の後、
私のビジョンを山本牧師に少しばかり概要をお話しました。
しかし、残念ながら全く私の話が通用しないどころか警戒されてしまい、
転籍も認めないという取り扱いとなってしまいました。
ゆえに私の誓願成就はかなり遠い先になりそうだと思っていたところ
妻の姉が東京のバプテスト連盟の教会に長年通っておられ、
その義姉の情報で福井キリスト教会を紹介され、
そこは、つい最近、新会堂が建ったこと、
そこで子供食堂もされておられることを知り、
孫守りをしている娘の自宅から車で5分だったので、
子供食堂(正式名は「誰でも食堂・夕焼小焼け」です)に
2月の第4金曜日に参加してみました。
そして3月の水曜礼拝、祈祷会にも参加してみました。
すると自己紹介が終わったところ、牧師婦人から
「できれば子供食堂のサイトができる人がいなくなり、しかも会計も
多忙を極めていて十分にできないので煩雑な事務を手伝ってもらいたい」
ということを語られました。
そして私も自分のビジョンをお話ししたところ、
「そのような素晴らしい企画なら、私たちの教会のミストリーとしてやって
いただいていいですよということでした。
私はすぐさま企画書を書き、信徒総会で了承を得ることができました。
それが6月3日、私の75歳の誕生日を迎える日に開始する
「聖書食養塾」です。
そして教会籍は高島市の湖西教会(日本イエス・キリスト教団)にあることから
湖西教会の牧師にも転籍も認めていただき、
福井キリスト教会全信徒の了承を得て、
4月6日転入会式も終えて正式に教会員となりました。
そしてその前日に2年間一度も切らなかった髪の毛を切りに
理髪店に行きました。
まさにナジル人の誓願成就を記念してです。
これからサムソンのような愚かな結末にならないようパスカルのように
イエス様のみを暁仰して、ことに当たっていきます。