太った中年

日本男児たるもの

領土問題

2012-04-20 | weblog

2012年4月19日(木)

毎日新聞2面に「石原都知事『政府にほえづらかかせる』。『波紋広げる尖閣購入』。地権者『個人で管理、限界』『寝耳に水の都庁』」と言う大きな見出しに目が留まる。「石原氏は購入を表明した16日、報道陣に『面白い話だろ。これで政府にほえづらかかせてやろう。何もしなかったんだから、連中』と語った」と書かれている。何とも思い切った言い方である。

尖閣諸島は日本が実効支配している。よく領土問題について北方領土・竹島・尖閣という勉強不足の人が居るが、日本における領土問題は北方領土と竹島である。領土問題は国家主権にかかわる一番大事な問題である。

島所有者が売る意思があるなら国が購入することも一つの考えだ。しかし尖閣は沖縄県の行政範囲である。沖縄県を抜きにして話が進められる事はいかがなものだろうか。尖閣諸島で日中間が緊張状態になれば、その影響をもろに受けるのは沖縄である。沖縄の意思を十分確認して国も東京都も表明すべきでないか。上から目線でのやり方では、沖縄県民が受け入れない事は、普天間の辺野古移設で十分わかっているのではないか。

国・都、関係者はよくよく沖縄の意向を精査して対応しなくてはならないのである。

今日は朝から閣僚、元総理、党幹事長と様々な件で意見交換したが、色々な受け止め認識があり、やはり政治は生き物だと痛感する。大変参考になった1日である。

(ムネオ日記)

昨日、行政区である石垣市議会が尖閣諸島を国が購入するよう求める意見書を賛成多数で可決したからそれが地元の意向というワケだ。話は変わるがフィリピンで暮らしていると部屋からモノが少しづつなくなっていく。フィリピン人の誰かが勝手にもっていくのだろう。同様に民主党政権になってから領土が少しづつ減っているような気がするのは単なる気のせいか。ではまた。