太った中年

日本男児たるもの

サリサリと養豚

2010-11-19 | weblog

上記写真は母48が3日に1度サリサリ(日用雑貨店)のため商品仕入れに行く町のセンターにある問屋。ここの女主人と母48は古くからの友人。サリサリを開業するとき、母48は女主人から商売のノウハウを教えてもらったそうだ。問屋の広い店内には商品が整然と陳列してあり、しっかり在庫管理がなされている。

母48のサリサリも在庫管理や商品管理はしっかりしている。まあ、家の一部を改装した狭い売り場だから管理はしやすいだろう。問題は近年、競合するサリサリが増えたこと。狭い集落だからお客の食い合いになる。

それからサムライ7さんのブログで仕事のネタ探しに町の商店街を訪ね歩いたところどの店も不良在庫を抱え困っていることが記されていた。オーバーストックはフィリピン人の特質で、その消費欲も手伝って、とにかくやたらと商品を買いまくる。売れ残る商品が出るのは当然。しかし、思い切った不良在庫の処分をするワケでもない。ただ放っておくだけだから不良在庫がどんどん増える。つまりは在庫管理が出来ないのである。

また、フィリピンには賞味期限が存在しない。肉や魚なら古くなれば変質するのでまだしも怖いのは卵。割ってみないと分からない。バロットつーアヒルの孵化した卵を食べるくらいだから気にならないのかな。

 

母48はサリサリの他、養豚もしている。家の庭に豚舎があってそこで豚1匹を飼育している。世話好きの母48らしいビジネスだ。養豚は飼料代がネックで高騰すれば利益が出ない。そこで母48は実家の農家からくずの野菜を仕入れそれを大鍋で茹でて餌にする。あと要注意は子豚の病気。実は写真の子豚も突然病気に罹り死んでしまった。母48はビジネスの損失より子豚の死がショックで暫く養豚はしないと言っていた。

奥さん、サリサリと養豚はフィリピーナに人気のビジネスなのである。

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ブヒブヒ

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