愛煙家の多事総論

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フィッシングと釣り

2007-11-24 19:57:49 | 国際情勢
昔親父に、「なあ、フィッシングと釣りってどう違うのん?」と聞いたら、「フィッシングは魚を釣って楽しむスポーツで、釣りは食うために行う行為だ」と答えた。それが正しいのかどうかしらんが、まあ確かに釣りには、「スポーツ」と「食べるため」という二つの側面がある。そんな差異の為にオランダ人とポーランド人が揉めている。

オランダで、ポーランド人と釣りをめぐり文化摩擦

【11月23日 AFP】オランダのフィッシング協会は、ポーランド人出稼ぎ労働者の多くが国内の湖で釣をし、釣った魚を食べることに対して不満の声を上げている。

 同国スポーツフィッシング協会の広報担当者がAFPに語ったところによると、オランダでは、厳格に禁止されているわけではないが、釣った魚を食す習慣がなく、「異なる道徳および食文化を持つポーランド人が、オランダの規則を順守していない」と語った。
 
 最近ポーランド語に翻訳された法的規制が同協会のホームページに掲載されたが、広報担当者はこの規制が実際に釣った魚を食べることを禁止しているわけではないと認めている。一方、オランダ人ならばこれを慎むべき行為と理解するという。

「大抵のオランダ人は『キャッチアンドリリース』を心がけて釣りをしており、カワカマス、スズキ、ウナギが釣れた時だけ食用として家へ持ち帰る。それに対しポーランド人は、オランダ人が食べないようなブリームやロックバスなどの淡水魚を好んで食べる」と広報担当者は語った。




う~ん、日本人の俺は、どっちかというとポーランド人の心情も分からないでもない。
というか、オランダ人だって食える魚を釣ったら持って帰って食ってるわけで。

結局、「釣った魚を食うかどうか」ではなく、「食べる魚の種類が違う」ために起こった問題じゃないのかねぇ。
仮にポーランド人が好んでカワカマス、スズキなどを食べていた場合、オランダ人となんら変わらない行動をしていることになるわけだし。

オランダ人からすれば、「リリースすべき魚まで食べている」のが気持ち悪いのだろう。

ポーランド人から言わせれば、「んなこと言われても伝統食だし」といったところだろうな。







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