愛煙家の多事総論

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イングランドショック

2007-11-23 21:48:15 | スポーツ
当のイングランドは勿論国民のほとんどが失望し、そして激怒したが、周囲の国をも「え、敗退したの?マジ?」といった感じで驚かれた、欧州サッカーの花形大会、ユーロ2008でのイングランド予選敗退。イングランドでは、監督選手協会に3者に対して非難轟々である。

ユーロ本大会出場国出そろう イングランドは予選敗退

“死の組”入りが濃厚となったオランダ=ユーロ2008

マクラーレン監督を解任 イングランド代表

イングランド敗退の混乱

イングランド、マクラーレン監督を解任 地元メディアは集中砲火


予選敗退が決まったとたん、英BBC放送のジョナサン・レガード氏は「イングランド代表がユーロの外なら、マクラーレンもこの職を去る」と断言した。未経験のGKカーソンをクロアチア戦で起用し、調子の良かったベッカムを先発させなかったマクラーレンのさい配を酷評した『デイリー・メール』紙は、指揮官を「過大評価された、自信過剰なペテン師」と表現。『ガーディアン』紙は、選手に対しても「黄金の世代というより見せかけの世代」と、辛らつな言葉を投げ掛けた。また、タブロイド紙『ザ・サン』は、ウェブサイト上で「無力で、哀れで、覇気がなく、意気地もない、クズのイングランドはヨーロッパ・サッカーのジョーク」とまで言う憤りぶり。故障で大勝負に臨めなかった選手たちまでを非難する新聞もあり、これでは、それでなくとも打ちひしがれている代表選手たちが気の毒なくらいだった。





いやぁ・・・。正直自分も、イングランドがまさか予選敗退するとは思ってもいなかった。毎回ユーロ大会はW杯以上に楽しみにしているし、特に今回は俺の心の故郷スイスとオーストリアの共催だから、すげー楽しみにしていた。
ので、やっぱりイングランドのようなスター性がある、かつ強いチームに出場してもらい、大会を盛り上げてほしかったなぁ。いやまあ、クロアチアも凄い良いチームなんだが、やっぱ目立つのはイングランドだし。

でもまあ、出場国を見てみればイングランドがいなくとも構わないと思えるような強豪揃いだから問題ないか。


<ポット1>
スイス、オーストリア、ギリシャ、オランダ
<ポット2>
クロアチア、イタリア、チェコ、スウェーデン
<ポット3>
ルーマニア、ドイツ、ポルトガル、スペイン
<ポット4>
ポーランド、フランス、トルコ、ロシア


正直、もしイスラエルなんぞが出てきたらどんなもんかと心配していたから、ホッとした。
ただ、フランスがポット4ってのは疑問だ。まあ確かに予選で苦しんじゃいたが、最弱国ポットに入れられるとは。

ただまあ、ドイツやスペインポルトガル、イタリアチェコスウェーデントルコギリシアと、見所のあるチームはたくさんある。
今回の大会も大いに盛り上がってほしいなぁ。




それにしても、うらやましいぜ。
何がうらやましいって、いんづらんどメディア、世論の

「超がつくほど徹底したバッシング報道、非難」

が。
日本がもしアジアカップのグループリーグ予選ごときで敗退したとしても

「今回は不調に終わった」

「力を発揮しきれなかった」

なんて新聞に書かれ、コメンテーターも

「今回は残念でしたけどね、次がありますから」

なんてぬるいこと言って誤魔化すんだろうなぁ。


オシム監督の退任はもう不可避と言われているが、完治した暁には是非とも

「超辛口コメンテーター」

として、思う様愛の鞭を振るって欲しいものだ。



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