子育てよしなしごと

4歳と1歳の二児の母になりました。子育てで感じたことをつづろうと思います。コメント頂けると嬉しいです。

顔を見るとホッとする相手

2007年02月01日 | 育児・子育て
それは母親です。

いい年して親の顔を見てホッとするなんて、
お恥ずかしい話しですが。

子供をもってその気持ちが一段と強くなりました。

単身の時は
「私はもう自分で生きていかれる」
「親からは自立している」
と【思いあがって】おりましたが。

子供を持って親にならざるをえない状況になった今は、
親の顔、特に母親の顔を見るとどこかホッとします。


先日の娘の急病の時に、どうしても出社しないといけない
会議があり、急遽私の両親に来てもらいました。

両親も予定がある中、調整して来てくれたこともあり、
入れ替わり立ちかわりであまり会話をすることもなく
帰って行きました。

それでも、母の顔を見ただけでなんとも言えない
緊張感がほぐれる感覚がありました。


たぶん。

親の顔を見ると、親としてのプレッシャーから
一瞬解放されるのでしょう。


親になると、子供の前に立たないといけない
という責任感から逃れることはできません。

大げさですが、自分が逃げてしまったら子供
はまだ一人では生きていかれません。

単身の時は、「一人で生きていかれる」と思い込みながらも、
実は逃げたきゃいつでも逃げられる。
子供に戻りたければ戻ることもできる。
と、どこかで余裕があったのだと思います。

つまり、都合のいいときだけ「大人」になることが
できたわけです。

でも、子供がいたらそれは許されません。
(もちろん気をぬくことはできるんだけど)

そんなプレッシャーを感じつつも、
まだまだ未熟な母親業。

母の顔を見ると、なんだかホッとするわけです。

親って本当にありがたい存在だなあ。


娘も大人になっって、私の顔を見てホッとしてくれる
ときが来るのかな。