一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「カッコーの巣の上で」

2005年10月06日 11時47分36秒 | cinema
私の映画人生における第3位にして、最も衝撃を受けた作品といったらこれ!

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昔むか~し、池袋にあった名画座で鑑賞しました(笑)
二本立て上映の一本でした。もう一本の方を観たくて足を運んだのですが、『カッコーの巣の上で』の衝撃がすさまじく、もう一本が何だったのか未だに思い出せません!

そして、『カッコーの巣の上で』を、もう一度観たいとはまだ思えないのです。
感動が薄れるからではなく、その当時の衝撃が、まだ自分の心身に強く残っているような気がするからです。

『カッコーの巣の上で』に関して、最近知って面白かったのは、私が感じ、思い込んでいたクライマックスと、友人達が考えていたクライマックスが違っていたことでした。それを知ったときには、鑑賞の多様さというものの不思議さを、やはり感ぜざるを得ませんでした。

しかし、良いタイトルですね、『カッコーの巣の上で』。
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2 コメント

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映画ベスト (mugi)
2005-10-07 21:35:54
こんばんは、便造さん。



好きな映画ベスト3が「シェルタリング・スカイ」「独裁者」「カッコーの巣の上で」とは渋くて通ですね。

「カッコー」、私も学生時代、リバイバルで見ました。その時初めてロボトミー手術という言葉を知りました。J.ニコルソンと名は忘れましたが婦長役の女優の演技は素晴らしかった。



ちなみに私の映画ベスト3は「アラビアのロレンス」「地獄に落ちた勇者ども」「山猫」です。
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RE:映画ベスト (便造)
2005-10-08 00:18:37
mugiさん今晩は。

おお、「ロレンス」にビスコンティですね!

「地獄に落ちた勇者ども」はLDもDVDも持っているのに、未見の作品です。

「傑作の誉れ高い作品、落ち着いてみよう」、などと考えていると、なかなか観れません^^;



「山猫」も素晴らしい作品でしたね。掛け値のない絢爛たる世界と、その崩壊を描ける監督は、今いるのでしょうか?

マカロニ・ウエスタンのヒーロー、ジュリアーノ・ジェンマがちょこっと出演しているのも、私としてはうれしかったりします(^.^)



>ロボトミー手術

私も、「カッコーの巣の上で」を観て知りました。

ロボトミー手術を始めた医師は、確かノーベル賞をもらっていたような・・・・・。

今から考えれば、「よくもまぁこんな非人間的な処置を」と思うのですが、当時は「ありがたい」、と思う人々もいたのでしょうね。



E・テイラー主演の「去年の夏突然に」も、ロボトミーがらみだったような気がします。

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