一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「異界の入り口」

2005年08月21日 18時34分54秒 | 平和な世界(善福寺公園編)
「井草八幡」脇から撮影しました。

蝉時雨の中、穴から覗く青空を見つめていると、異界へ吸い込まれていきそうでした。


(この画像はクリックで大きくなります。)

異界といえば、「仙境異聞」(平田篤胤著)に報告されている仙童寅吉が有名ですが、異界が存在するならば、それぞれの世界でできることが変わってくることになります。今の世界で、「こうしたい、ああしたい」、と思っていても、世界が変われば、全く別の可能性もありうるでしょう。また、もし、異界は存在しないとしても、新たな世界での可能性を考えるだけでも、今ある古き自分を揺り動かすことぐらいはできそうです。

それは、異界に行かずして、新しい世界を自分のもとに呼び込む、あるいは作り出すことにもなりそうです。
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4 コメント

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異界の果ては (縄文人)
2005-08-21 21:42:23
青い異界の果てに、小さな黒点のようなブラックホールが見えるようです。
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RE:異界の果ては (便造)
2005-08-21 23:14:45
数十メートル先を「青梅街道」が走っているとは思えないような景観でした。

突然自分の前に現出してくれた、何かの窓のような気がしました。
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雄大 (おこばぁ)
2005-08-22 10:21:18
TBありがとうございました



すごい樹ですねぇ。

雄大な樹と空の色をしばらくじ~っと眺めてしまいました。

私はまだまだ風景を撮るのに四苦八苦しています。
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おこばぁさんへ (便造)
2005-08-22 21:00:43
風景を撮るのは難しいですね。

私は「青い空」も撮れずに苦労していました(笑)

なぜか白くなってしまうのです。
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