駅伝やマラソンをテーマにした小説が好きで何冊か読んでいるが、
いずれも主人公は大学生や高校生、あるいは社会人だった。
ふと、手に取って読んだ「駅伝ランナー」佐藤いつ子著。
主人公は小学6年生。
足は速いわけではないが走ることが好き。
小学校のクラスのメンバーと駅伝大会に出場し、
走ることが更に好きになる。
そして、陸上部のある中学校に越境入学、
中学1年生で初めての記録会に参加するまでのストーリー。
小学生らしい初々しい心の動きが巧みに描写され、
50年くらい前の自分の小学生の頃を思い出す。
いやいや、愛娘や弁天Jrの小学生の頃を思い出そう(笑)
200ページ弱の短いストーリーなので読み始めたら一気読みだ。
自分の小学生の頃の気持ちを思い出したい方にオススメしたい一冊だ。
2/8(火) 残業休足
