弁天ジョガーの気ままにラン

飛行機or鉄道

今日は仕事で東京に行かねばならなかった。

5年半ぶりの東京、飛行機も5年半ぶりだった。

台風の影響で強風の羽田空港への着陸の魔の5分間、

風にあおられた飛行機が左右に何度も大きく揺さぶられ、

主翼が滑走路に接触しそうな勢いだった。

何度も飛行機に乗ったが、これまでで最高の恐怖の一瞬だった。

胴体着陸を覚悟した一瞬でもあった。

何とか無事に着陸すると周りの乗客からも安堵の声が聞こえた。

背中にいやな汗をかいていた。

とりあえず無事でよかった。

 

もう20年以上も前に仕えたM課長は絶対飛行機に乗らない人だった。

ご一緒した東京出張、寝台特急と新幹線を乗り継いでの『旅』だった。

ビール、ちくわ、天ぷら、ピーナッツ、週刊誌を数冊、その他いろいろ・・・。

山のように食料を買い込んで夕方の5時頃熊本駅を出発、

電車に備え付けの浴衣に着替え、飲み食いしながらたくさん話をした。

レールの継ぎ目を超えるガタンゴトンという規則的な振動音、

2段ベッドの狭い寝台、

よく寝られずに何度も目を覚ました。

朝方、窓枠に並べたビールの空き缶の向こうに、

銀色に輝く雪をかぶった六甲山の堂々たる山並みがきれいだったことを今でも覚えている。

寝台特急での旅は何度もしたが、今は亡きM課長に同行した東京行きの印象は強烈だ。

 

飛行機は早くていいが苦手だ。

熊本から東京まで新幹線で6時間、

たまには車窓の景色を楽しむのもいいかもしれない。

 

7/21(木) RUN休足(東京で5km以上は歩いた)


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