このブログで映画『ひまわり』を取り上げるのは2回目。
1970年に製作されたイタリア映画である。ロシアに侵攻されたウクライナへ収益金の一部を寄付する目的で緊急上映された。上映されている劇場は限られており、所沢から横浜のシネマリンへと出かけた。
小さな劇場であり、しかも上映は一日一回である。満員のため、補助席が設けられていた。事前にチケットを購入していなければ鑑賞できなかったと思う。
主演はソフィア・ローレン。監督はビットリオ・デシーカ。
映画史に残る傑作恋愛映画である。第二次大戦のイタリア。マルチェロ・マストロヤンニ演じる夫がソ連戦線に送られたまま消息を絶つ。妻を演じるソフィア・ローレンは夫を探しに単身ソ連へと渡るが…
戦争で引き裂かれた夫婦の悲しい物語である。
映画の中で広大なひまわり畑が印象的に登場する。ウクライナの首都、キーウから南へ500キロに位置するヘルソン州で撮影された。
激戦地の死者が眠る大地にひまわりが植えられた。
美しいひまわり畑の映像に流れるヘンリー・マンシーニのテーマ曲が胸を打つ。
ひまわりはウクライナの国花でもある。
映画『ひまわり』を観ることも、ウクライナのためにできるできることのひとつです。
季節外れだけど、僕が撮影したひまわりの写真をいくつか。
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