まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

アートアクアリウム

2017-09-30 23:20:23 | プチ観光名所

7月7日から9月24日まで日本橋『コレド室町』のイベントスペースで行われた『アートアクアリウム』
ここ何年か開催されている金魚を使ったアクアリウムコレクション。
光と音で構成された涼を楽しめるイベントです。


職場でのノンアルコールビールの是非

2017-09-16 21:56:18 | 時事問題

今年6月中旬に30代半ばの女性がヨミウリ・オンラインの『発言小町』に寄せた投稿。

コンビニで買ったノンアルコールビールを休憩時間に職場の自席で飲んでいたら、上司に叱られた、という。休憩時間に飲むことについて意見を求めた。
投稿に対し500件近い意見が寄せられ、「就業時間中に飲むのは非常識」「上司が怒るのは当然」など否定的な声が大半だった。「ビールに似た味がするだけでジュースと同じでは」と問題視しない意見もあった。
現在のノンアルコールビールはアルコール分0%を達成しており、未成年者が飲んでも法的な問題はない。それでも職場で飲むのが問題視されるのはビールの代替品とのイメージがあるからだろう。ビール会社各社も未成年の飲酒を誘引する可能性があるとして販売対象は20歳以上に設定している。
職場での飲酒は問題ではあるが、その代替品であるノンアルコールビールはどうであろう。 
最終的には職場での判断だと思うが、この女性は仕事中ではなく、休憩時間に飲んでいた。外部者から目の届くような場所ではなくオフィスの自席である。マナー的にも問題はないと僕は思う。
ノンアルコールビールと表記はしてあるが、ビール風の清涼飲料水である。コーラや炭酸飲料を職場で飲むことが行儀悪いとされている雰囲気の職場であればともかく、それらはよくてノンアルコールビールだけがダメというのはおかしいと思う。
外部から見える場所で飲むのは、ビールを飲んでいると誤解され、信用に関わる場合もあるだろうが、休憩時間に自席で飲むようなケースは僕は容認されていいと思う。
ビールを実際に飲む呼び水になるかもしれないという意見があるかもしれないが、アルコールが入っているか否かというところが越えてはならない一線だと思うのである。


箱の中のインド人

2017-09-09 22:20:36 | 創作

ひとり暮らしの俺はワンルームマンションに住むサラリーマンである。
もうすぐ彼女がこの部屋へやってくる。何度かデートはしたが、部屋へ来るのは初めてだった。ふくらむ期待で表情を緩めながら部屋の掃除をして、腕によりをかけて作ったランチを用意した。そして少し高いワインを奮発した。
ピンポンとドアホンが鳴る。
てっきり彼女だと思い、目いっぱいの笑顔でドアを開けると、外に立っていたのは宅配の配達員だった。
「お届け物です」
段ボール箱が配達員の横の台車に積まれてある。
かなり大きな段ボールである。
送り主はインド在住であるらしかった。心当たりはないものの、あて先は間違いなく俺である。
配達員は重そうにダンボールを部屋に入れてくれた。サインをして、配達員が帰って行くと、しばらく大きな箱を眺めていたが、意を決して開封し始める。
驚いたことに中には器用に手足を折り曲げた男が入っていた。とても大人が入れるような大きさの箱ではない。全く動かないので、もしかしたら死んでいるのかと思ったが、男は折り曲げていた手足を水で戻したようにダンボールからむくりと起きあがったのである。俺はさらに驚いてその場にしりもちをついてしまった。
男の歳は俺と同じくらいだろうか… ターバンを頭に巻き、白い服を着ていた。
見るからにインド人のような風貌である。
「インド人ですか?」
訊ねると、男は日本語が分かるようだった。
「あなたの目にそう映るならそうですよ」
男は笑顔でそう答えると、右の掌を俺の額に軽く当てた。
何故か身動きが取れなくなった。
「交代です」
男の顔が不気味な笑顔に変わったかと思うと、ものすごい力で俺の身体を掴んできた。
抵抗したくても何故か体の自由がきかない。
男は俺の身体を無理やりに折り曲げる。体中の骨という骨がボキボキと音を立てて折れるのが分かった。俺の身体はコンパクトに折りたたまれて、段ボールの箱の中に収められた。
薄れゆく意識の中でドアホンが鳴っていた。
男が彼女を迎え入れた。
「あれ?ヒロシくんは?」俺の名前を読んでいる。
男は彼女の額に自分の掌を軽く当てながら言う。
「僕がヒロシじゃないか」
彼女の怪訝そうな顔も何故かすぐに笑顔に変わる。
「そう言われればそんな気もするわ」
やがて二人は楽しい時間を過ごし、俺はどこかに運ばれて行った。


清瀬ひまわり畑

2017-09-02 22:48:57 | 写真

8月27日清瀬のひまわり畑へ行って来た。
ここのひまわりの見頃は遅く9月上旬まで楽しめる。
関東最大級という触れ込みである。しかし今年は天候不順のせいか、咲いてないエリアもあり、例年より楽しめるひまわりの数が少なかったように思う。
でも、たくさんの人で賑わっていました。