所沢の名物『肉汁うどん』
昔から所沢市民に愛されていたソウルフードだそうだが、そのことを最近テレビで知った。肉汁たっぷりのつゆに麺をつけて食べる。
所沢は昔から稲作には向かず小麦の栽培が盛んで、良質の小麦をうどんに活用してきた。
出掛けたのは所沢小手指にある『うどん家一(かず)』11時半ごろに車で到着した。7~8台停まれる駐車場は、ほぼいっぱい。20分ほど待ち、中へと案内される。20席ほどのそれほど広くない店内
目当ての肉汁うどんを頼む。
うどんはこしがあって、歯ごたえのあるタイプ。つゆには豚バラ肉の他に、ネギ、油揚げなどが入っていて、しょうゆベースのかつおぶしがきいたつゆが食欲をそそる。
うどんの他に鳥の胸肉の天ぷらを頼んだが、こちらも美味。
肉汁うどんは予想の上をいくおいしさ。もっと早く行けばよかった…

我が家で寄せ鍋を食べるときは、居間のテーブルにカセットコンロを置き、その上に鍋を乗せて家族でつつく。それが当たり前だと思っていた。だが、先日、妻の職場で寄せ鍋の食べ方が話題になったそうだ。妻の職場では、鍋はキッチンのコンロで火にかけ、出来上がった鍋をテーブルに持ってきてから食べるのが主流だった。具材を足すときは、主婦がいちいちキッチンへ行かないといけないので不便ではないかと思う。
ネットで調べると、一人一人器に入れるという意見もあったが、それは最早寄せ鍋とは言えない。一人一人の分を器に入れる方が、具材が平等に行き渡るというメリットはあるのかも知れないが。
子供の頃、まだカセットコンロがない頃は、ガスの長いホースを居間の机まで伸ばしてきていた記憶がある。父は寄せ鍋が好きで、冬になると頻繁にしていたが、子供の頃はそれほど寄せ鍋が好きではなかった。実家ではほぼ水炊きで、昆布でだしを取ったお湯に具材を入れ、大根おろしのポン酢で食べていた。
寄せ鍋が本当に美味しいと感じ始めたのは酒といっしょに食べるようになってからだと思う。
当時、シメは雑炊と相場が決まっていた。今ではいろんな鍋の素があるし、シメもラーメンも多くなった。
寄せ鍋は、グツグツと煮える音も楽しみの一つではないかと思う。やけどしそうなほどの熱々の具材を口に入れるのも醍醐味だと思う。
やはり、居間のテーブルでカセットコンロで温めながら食べる方がいい。
いくつになっても肌や髪がツヤツヤして、エネルギッシュな若々しい人がいる。一方で、年とともに体型が崩れ、しわが深く刻まれ、くたびれた雰囲気を漂わせる人もいる。
そんな書き出しで11月2日号の週刊文春に掲載された記事。老けない「最強食」と題し、20万人を診た権威が老化メカニズムの研究38年の結果をまとめている。『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイアモンド社)など食に関する著書を多くもつAGE牧田クリニック医院長牧田善二医師が老ける食べ物ワースト3に挙げるのは『フランクフルトソーセージ』『ベーコン』『フライドポテト』 AGE(終末糖化産物)という悪玉物質が大量に含まれ、老化を促進させるというのだ。
老ける最大の要因は酸化と糖化。体内に取り込んだ酸素の一部が活性酸素に変わり、酸化が老化の元凶になる。そして、糖化とは食品に含まれるたんぱく質や脂質が糖質と結びついて劣化する反応のことで、その時にAGEという老化を促進させる物質が発生する。
長年の研究により、この二つの進行を防ぐ食材が多数あることがわかってきた。意外に身近な食べ物ばかりである。
若返りのための食べ物の代表格は鶏肉。
鶏肉に含まれるカルノシンという物質が酸化と糖化を強力に抑える効果がある。また、鶏肉に含まれるビタミンB6も抗AGE効果がある。
ベストセラー『老けない人は何を食べているのか』(青春出版社)の著者、日本抗加齢医学会指導士の森由香子氏は抗酸化作用の強い食べ物として鮭を押す。鮭のピンク色の元であるアスタキサンチンという色素に強力な抗酸化作用があるという。アスタキサンチンは美肌効果も高く化粧品にも使われている成分なのだ。森氏が毎日食べて欲しいともう一つのお勧めが納豆である。納豆は美肌や美髪に欠かせないビタミンB群をまとめてたくさん摂れるだけでなく毛細血管の血行を促すビタミンEも豊富。また納豆は肝機能も活発にする働きがあり、肌トラブルも防いでくれる。納豆に限らず大豆製品は多く摂ることがお勧め。
また、調理法によっても老化を促進するAGEの量は大きく変わる。どんな食材でも油で炒めるより、ゆでる、蒸す、煮るという調理法が老化を防ぐそうだ。
老けない飲み物もある。前出の牧野医師が勧めるのがポリフェノールを多く含むワイン、一日グラス1~2杯が適量。意外にもポリフェノールはビールにも多く含まれている。
ほかにも抗酸化作用の強い食べ物は野菜や果物。中でも、野菜はブロッコリー、キャベツ、菜の花、果物は柿、みかんがお勧め。
若々しい体を保つためには代謝をスムーズにさせる豚肉。顔の筋肉を鍛えるためにはレンコンやゴボウなどの硬いものをよく噛んで食べるのもいい。
また、腸内環境を整えるのも老けないために重要である。そのためには毎日ヨーグルトを食べるといい。オリゴ糖を多く含む玉ネギ、ゴボウ、大豆、バナナなども腸内環境を整えてくれる。
老廃物を排出したあとに新しい細胞を再生させるのに必要なのが亜鉛。亜鉛は貝類やトロの刺身に多く含まれている。
酸化と糖化に対抗する食べ物の力で体内から老化を防ぐことが出来るのだ。
ういろうは名古屋だと思っているそこのあなた、そうあなたです。
ういろうの元祖は小田原ういろうだということをご存知でしょうか?
実はういろうとは人の名前なのです。外郎と書く。約600年前、室町時代に明の外交使節をもてなすために将軍に依頼されて考案したのが始まり。ういろうは600年の伝統を持つお菓子なのだ。
外郎家は元々薬の製造販売をしていた。ういろうという名の薬もあり、仁丹と良く似た形状の現在では口中清涼・消臭等に使用されてる。他にも頭痛薬や風邪薬の製造販売を行っているが、対面販売のみで通販などの展開はしていないそうだ。
享保年間歌舞伎役者二代目市川団十郎は持病の咳と痰のために台詞が言えず、舞台に立てないで困っていたが、ある日この薬のういろうのことを知り、この薬で全快した。お礼の意味をこめて団十郎制作による歌舞伎十八番「外郎売」が誕生したのだ。
お菓子のういろうは今では様々な味があるが、元々はサトウキビを原料にした黒糖を使用していた。サトウキビは当時貴族の栄養剤として琉球から輸入されていたもので、薬屋だからこそできたお菓子と言える。
この小田原ういろうを食べると、申し訳ないけど名古屋の青○ういろうは、ういろうではなくてういろうのようなものと言わざるをえない。
スッキリした甘さで口の中に残る感じはなく、素材の食感を程よく残している。
値段も青○ういろうが1本本体350円なのに対し小田原ういろうは600円、少し高いが値段の価値はある味だと思う。
小田原でしか買うことは出来ないが、最近はネットでの購入も可能である。
小田原城近いういろうの店舗 半分は薬局である。
店の外見はこんな感じ
おまけ 小田原と言えばひもの どれも安くて美味しい!