レバノンバス事情は簡単には終わりません。
ある日ベイルート中心地のハムラというエリアに行く用事があったので、またバスを使っていくことにする。
そして今回はちょっと高度な?裏事情を仕入れたので早速試してみる。
バスターミナルから乗る・・・。
結局このターミナルから乗ると、私の目的地に1本で行ける、ということが分かったため試してみることにしたのだが、これが高度かどうかはまた別の話とする。
とにかくそこに待機していたバスの運転手に聞いてみることにした。
私「このバス、ハムラまで行くよね?ハムラに行きたいんだけど。」
運転手「ダメだ。」
私「どういうこと?」
運転手「だからダメなんだって。」
私「でもこのバス、ハムラ行きだよね?」
運転手「どこの国から来たんだ?」
私「日本だけど。だからハムラに行ってよ。」
運転手「結婚してるのか?」
私「なんであんたに既婚か未婚か答えなきゃなんないのさ。ハムラに行ってもらわないと困るんだけど。」
運転手「何歳だ?」
私「だからこのバスはハムラ行きなんでしょう?番号だってハムラ行きの番号になってんじゃん。」
運転手「結婚してるのか?」
私「なんでハムラ行かないのさ?」
運転手「今は乗る人が少ないからね。」
私「!!!!!!!」
・・・ありそうな話だ。
客の需要に答えることを知らないここの国民。。。臨機応変っちゃあそうかも知れないけどあんまりだぁ。
歩き去る私に運転手まだ言ってる。
「結婚してるのか?」
私「ハラス(=enough)。」
話にならん。
その辺のタクシーをつかまえて行きましたよ、ハムラに。