さて、今回はイタリア人の言い訳ですが、たとえば、あるとき、イタリア人を招聘して、日本でイベントとしての料理教室を開催をすることになりました。
参加者には、レシピを書いたプリントを配らなければならず、またその材料についてこちらで取り揃えなければならなかったので、早くレシピを欲しいと頼みました。
けれども、全く音沙汰がない。
なんど電話しても、まだできない。まだできない。と言った挙句、20分程度で出来る料理などない。と言う始末。
結局、彼らが出発する前日になってようやくレシピが届き、急いで翻訳にまわしたところ、使う魚が「エイ」だったりして、(そんなの水族館でしか見たことないぞ!!)いやちょっとそれは家庭料理では無理だからほかの魚に代えて欲しいというと、「出来ない」の一点張り。
もう連絡が取れない事態になり、結局、なんとか「エイ」準備しました。
到着した日に、すぐに材料の確認をし、足りない調味料などを買い揃え、本番にこぎつけました。
けれど、そんなもの家庭料理で作れるものじゃないし、試食したお客さんの様子もいかにもまずそうで、それを見ていた大先生は非常にご立腹でした。
結局、電磁調理器が悪いだの、湿度が高いだの、せかされて作ったから、ソースがうまくいかなかっただの、欲しかった塩と違うだの、もう言いたい放題。
その料理教室はしゃべりすぎて1時間もかかって、後がつかえて大変でした。
最初から料理自体は20分で出来るものって言ってるだろうがぁっ
その上、あんたは朝から厨房を占領して準備をしただろうがぁっ
塩も自分で選んだだろうがぁっ
ソース作りを見せるだけだっちゅーのに、ベラベラベラベラいつまでもしゃべってないで手を動かせ~
結局、うまくいかなかったことが、自分のせいにされたくない。というのが本音なんでしょうね。
その意味では、「陽気で楽しいイタリア人」というのがステレオタイプ的な見方ですが、実際には、すっごい小心者なんだなぁ~って思います。
だいたい、本物のプロじゃなく、セミプロぐらいの人が一番始末におえなくて、どんな環境でもお金をもらっている限りやるのがプロだと思っている人と、与えられた環境が悪かったから実力が発揮できなかった。という人が素人だと私は思っていますが、イタリア人はお金をもらっているわりに後者が多くて困ります。
なんて、またまた悪口になっちゃったので、では逆にイタリア人の良いところをあげましょうかね。
どんなに文句を言っていても、あまり翌日に引きづらないのがイタリア人だと思います。(学習しないとも言えますが)あと、たとえば何かアクシデントがあったときにも対応ができるということでしょうか・・・
そう、イタリア人のほうが日本人よりも寛大だなぁ~。って思うのが、列車が遅れるのは当たり前。
ぐらいの気持ちでいる人が多いこと。
それに比べると、日本ではちょっとしたことで、駅員さんに食って掛かってるサラリーマンなんかを良く見かけますよね。あれは本当にみっともない。
そこで怒鳴ったからといって列車が早くくるわけないのに。
その意味で、たとえば、料理教室がうまくいかなくても、見ているお客さんが、自分の話で笑ってくれていたら、それでオッケーみたいな感じでしょうか。
終わりよければ全てよし!!
これがイタリア人の哲学かと。
↑クリックしていただけると1票入ります。どうぞよろしくお願い致します。
参加者には、レシピを書いたプリントを配らなければならず、またその材料についてこちらで取り揃えなければならなかったので、早くレシピを欲しいと頼みました。
けれども、全く音沙汰がない。
なんど電話しても、まだできない。まだできない。と言った挙句、20分程度で出来る料理などない。と言う始末。
結局、彼らが出発する前日になってようやくレシピが届き、急いで翻訳にまわしたところ、使う魚が「エイ」だったりして、(そんなの水族館でしか見たことないぞ!!)いやちょっとそれは家庭料理では無理だからほかの魚に代えて欲しいというと、「出来ない」の一点張り。
もう連絡が取れない事態になり、結局、なんとか「エイ」準備しました。
到着した日に、すぐに材料の確認をし、足りない調味料などを買い揃え、本番にこぎつけました。
けれど、そんなもの家庭料理で作れるものじゃないし、試食したお客さんの様子もいかにもまずそうで、それを見ていた大先生は非常にご立腹でした。
結局、電磁調理器が悪いだの、湿度が高いだの、せかされて作ったから、ソースがうまくいかなかっただの、欲しかった塩と違うだの、もう言いたい放題。
その料理教室はしゃべりすぎて1時間もかかって、後がつかえて大変でした。
最初から料理自体は20分で出来るものって言ってるだろうがぁっ
その上、あんたは朝から厨房を占領して準備をしただろうがぁっ
塩も自分で選んだだろうがぁっ
ソース作りを見せるだけだっちゅーのに、ベラベラベラベラいつまでもしゃべってないで手を動かせ~
結局、うまくいかなかったことが、自分のせいにされたくない。というのが本音なんでしょうね。
その意味では、「陽気で楽しいイタリア人」というのがステレオタイプ的な見方ですが、実際には、すっごい小心者なんだなぁ~って思います。
だいたい、本物のプロじゃなく、セミプロぐらいの人が一番始末におえなくて、どんな環境でもお金をもらっている限りやるのがプロだと思っている人と、与えられた環境が悪かったから実力が発揮できなかった。という人が素人だと私は思っていますが、イタリア人はお金をもらっているわりに後者が多くて困ります。
なんて、またまた悪口になっちゃったので、では逆にイタリア人の良いところをあげましょうかね。
どんなに文句を言っていても、あまり翌日に引きづらないのがイタリア人だと思います。(学習しないとも言えますが)あと、たとえば何かアクシデントがあったときにも対応ができるということでしょうか・・・
そう、イタリア人のほうが日本人よりも寛大だなぁ~。って思うのが、列車が遅れるのは当たり前。
ぐらいの気持ちでいる人が多いこと。
それに比べると、日本ではちょっとしたことで、駅員さんに食って掛かってるサラリーマンなんかを良く見かけますよね。あれは本当にみっともない。
そこで怒鳴ったからといって列車が早くくるわけないのに。
その意味で、たとえば、料理教室がうまくいかなくても、見ているお客さんが、自分の話で笑ってくれていたら、それでオッケーみたいな感じでしょうか。
終わりよければ全てよし!!
これがイタリア人の哲学かと。
↑クリックしていただけると1票入ります。どうぞよろしくお願い致します。
ワタシはイタリア語を勉強しているものの、イタリアの方とはあまりお付き合いしたくないなあという矛盾を抱えています。
がっちゃんさんが愚痴るようなことは大体想像がつくので、自分の性格を考えるととうていついていけないように思えて(笑)
お仕事となると避けられないご苦労もたくさんあるんだと思いますが、傍観者としてはちょっと笑わせてもらったところもあります。(失礼!)
また、グチをうかがいに参ります。
今後ともヨロシクお願いします。お仕事がんばってくださいね。
まったくおっしゃる通り。
基本的に私もイタリア好き好き好き好き~♪
って熱は冷めたので、距離を置いて接するようにはしていますし、お金もらって仕事してんだから愚痴るなよ。って自分にもつっこみたくなるんですけれどね。
まぁ年末ってことで
今年一年こんなこともあったぞ。って感じです。(苦笑)
それにそんなに仕事してるわけじゃないし、正直イタリア語だけで食べていける人は、イタリア語を勉強している人の0.01%以下なんじゃないかって思います。
今後ともよろしくお願いします。
通訳もよく言いわけをします。原稿があるのにもらえなかった。発音が明瞭でなかった。会場がうるさかった。音響が悪かった、聞いていたテーマと違った、、
打ち合せをしてくれなかった
でも、なんの職業でも、常に80点のパーフォーマンスをするのがプロなのでしょうね。
反省しきりです。
そんな場を収集しなくちゃいけないがっちゃんさん。。。
代わってあげたくないかも・・・
たしかに!
イタリア人って何がなんでも自分のせいにしないですよね! 言い訳多し!
それに、
そうそう!
翌日まで引きずらない人が多いかも。
う~ん、イタリア人でいることの幸せ。。。?!かな?
でもそんなイタリア人が嫌いなイタリア人も
私の周り、けっこういます・・・
確かに根に持たないのと、人間はパーフェクトではないということから寛大なところはありますね。(その分平気で恐ろしいことをやってのけるけど)
でも、やっぱり日本で育ったあたしには理解は出来ても、許せないことの方が大すぎだったり。。。
まるで前回の。。。(笑)
いやはや、こういう時こそ、スタッフが力を合わせて、、、
演者を盛り上げないと(^▽^;)。。。
しかし、大変ですね。。。
とんでもございませんっ。
シモネッタ様におかれましては、いつも完璧でございます。
実は先日ある場所でのスピーチの通訳を頼まれまして、もう散々な目にあいました。もう恥ずかしかったです。本当に本当に引き受けるんじゃなかった。と反省しきり。
もし、その場にシモネッタ様がいらっしゃったら、ワタクシ目噛んで死んでました。
シモネッタ様の通訳は神業だと思っています。
あれほど精神を疲弊する職業はないものと思います。
だいたい、言葉って絶対完璧に訳せるものではなく、人によって捕らえ方が違う部分があると思うので、それを瞬時に的確な言葉を選ぶというのは、どんなにテクノロジーが発達したところで出来ないことだろうと思います。
ツメの垢を送ってくださいませ。
煎じて飲ませていただきます。
平伏
いやいや、本当は私よりも、そのイタリア人にベタ付きしなきゃいけなかった通訳さんのほうがストレスが多かったと思います。
私はイベントのときだけの担当だったのですけれど、ずっと一緒にいなくちゃいけない人は、食事の面倒から、ホテルまでの送り迎えまで全部だったので、本当に大変そうでした。
イタリア人が全てそうだとは言わないし、今でも付き合いのある人は、そんなことはないのですが、まぁ初めて来る人にとっては日本と言う国はストレスが多いのかもしれませんね。
人間、許せない。って思っていた相手も、許せるときが来るんだと最近になって思うようになったがっちゃんです。年をとったということか・・・
何年も前のことですが、ある歌手の人が、先に述べたこのタイプで、音響が悪かったからとか、天井が低いからとか、昨日食べたものがまずかったからとか、客のレベルが低いからとか、もうありとあらゆるものに責任転嫁するんですよ。
でも、今から考えたら、私も悪くて、ほとんど初仕事だったので、その彼がぶつけてくる「汚れ」みたいなものを浄化する方法を知らなくて、どんどん溜まっていって最後はバクハツしました。
今なら途中で染み抜きしたり、汚れがかからないようにする方法を知ってるんですけれどね。
で、その彼とつい最近和解して、メールのやり取りをするようになりました。
なので、もしかすると、嫌な相手も代わるのかもしれないなって思います。
その節はお世話になりました。
いやいや、まぁこういうイベントごとは毎回が本番ですから大変ですよね。
あの現場ももう少し事前に演者との打ち合わせとか、進行とかについて話せたらいいんですけれどね。
私の勉強不足のせいでもありますので、今後ともご指導お願いします!!!