くさい 思い出

今日は　


昔　昔　ではなく　少し前の話

家を建て直す前の　家のときの　お話

そこは　築約８０年の　リフォームはしてあるが　土間がある　家であった

ある日　壁に沿って　床が　泥で　汚れていた

何か　動物の　足跡みたいだ　

ネコではない　もっと　小さい　動物だ

毎日　台所まで　続いている

何だろう　これは・・・・

捕まえねば　毎夜　台所が　汚される

そうだ　けもの捕り器で　捕まえる事にした

が　そのような物は　ないので　ＨＣで　買う事にした

が　そのような物は　売ってなかった

確か　国○園の　カタログで　見たような気がしたので　調べてみたら　あった

通販で　買うと　時間がかかるので　買いに行く事にした

わざわざ　往復　１時間半を　かけて　行ってきた

夜　ダンナが　エサを　つけて　土間の上の　部屋に　置く事にした

明日の朝が　ワクワクである

「やられた～」

朝になり　見てみると　エサだけが　なくなっている

体が　うらやましいほど　細いので　入り口の　しまった所のすき間から　出て行ってあったのだ



「これは　改良の余地が　あるな」　と　ダンナが　知恵を　絞って　なにか　改造をしている

そして　これで　どうだと　また　仕掛ける

朝になり　また　にやけた顔をして　見に行くと　また　逃げられている

「こいつ　頭の　ええやつや　また　しなおさな　あかん」　と　言って　改造している

そして　朝になり　また　人間の　負けである

３回目　入ったが　この　金具を　口で　まげて　逃げてあった



こんな　硬い　金具を　曲げるなんて　すごい　頭と力の　持ち主じゃ

４回目も　逃げられた

５回目　入り口を　木と板で　作る事にした



やっと　捕まえる事が　できた

イタチであった



こやつ　ウインナーが　好きじゃ　肉系だな



逃げようとして　そこらを　噛んだり　かきむしったりしている

血が出ているのは　その　証拠である

目も　すわっておる

しかし　どう猛で　威嚇を　してくる
そばに　行くと　「シャー！」　と　言って　向かってくる　怖



だが　何も　していないときは　かわいいのである



それで　少し　飼ってみることにした

名前は　イタちゃん　と　付けた

みっかほど　飼ってみたが　なつことはなく

それ以上に　臭い　たまらんほど　臭い

今でも　思い出すと　胸が　ムカムカ　してくるほど　臭い

家族会議の末　逃がす事に　決定した

どこに　逃がすかが　また問題である

そこらの　山に　逃がして　また　帰ってこられても　困るので　川を渡って　向の山に　行くことにした

匂いが　車に　こびりついたら　困るので　ナイロンの　肥料の袋を　２重にして　口を　きっちり縛って　トロ箱の中に　乗せて積んでいった

そこに行くには　橋を　２回渡り　いや　谷も　あったので　３回　渡って行った

どのへんにしようか　迷ったが　ちょうど　見晴らしのよいところに　来たので　ここに逃がす事にした

袋を　息を止めながら　開けて　逃がした

はじめは　こちらを見ていたが　一目散に　山の中へ　走っていってしまった

イタちゃんとの　お別れです


畑でも　イタチは　いてます

小屋を　ねぐらとしてます

なぜ　わかるかというと　フンを　してあるのです

ワラの　所でね

体も　細長いけど　フンも　同じように　細長いのです

この場合　飼い主が　いてないので　フンをしても　許す事にしておこう

しかし　臭かったな～

臭い　思い出　でした