北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

ペナン島・中華とマレー料理の融合でニョニャ料理♪

2007年02月09日 | 旅行
今日はペナン島の食事情をご紹介します♪

中華料理はもちろんインド料理、タイ料理に
イタリアン、和食となんでも食べれるペナン島ですが、
やっぱりマレー料理とニョニャ料理が現地ならではでしょうか。

ニョニャ料理、一体どんなものかと言うと、
現地の中国人(主に福建や南方の人が多い)によって
中華料理とマレー料理をかけ合わせて生まれた料理です。

ホテルで訊いてみると「やっぱり一度は屋台がおすすめ!」
ということで行ってきました。



屋台は観光客のみならず地元の人たちで賑わっています。

食べたのは、チキンとビーフの串焼き「サテ」12本入り
(写真左上、これはマレー料理)。
ピーナッツが効いた甘い味噌をつけていただきます。
写真右上は野菜たっぷりの米粉で作った平たい麺。





エビがたくさん入った麺、牡蠣と卵の炒めもの(上写真手前)。
ビールはシンガポール産のタイガービールが主流でした。

日本円に換算してみると、このメニューでなんと1000円ちょっと、安い!
意外だったのは、料理に比べてビールが意外に高い!
缶ビールも瓶ビールも1本250円くらいでしたよ。

下写真はニョニャ料理レストランにて。



写真左のココナッツミルクたっぷりのチキンカレーはかなり辛い(笑)、
空心菜とふくろだけのにんにく炒め、
エビと野菜の炒め物(写真右上)。

ニョニャ料理、写真からはお皿が中華風デザインのせいか
中華料理に思えますが味付けがやっぱり違います。



それに北京では魚は川魚が主流だけど、こちらは海魚。

ニョニャ料理は甘辛味やスパイスがしっかり効いたものが多く、
ビールが進む進むという感じでした(笑)。

さらにデザートも♪



ココナッツソースと黒蜜にタピオカがたっぷり(右)、
マンゴーとタピオカにココナッツ&マンゴーソースがけ(左)、



上写真は「アイスカチャン」というマレーデザート、
亀ゼリーと紅豆にフルーツがのった高さ20cmほどあるボリューム満点のカキ氷♪

あぁ~~、どう考えても食べ過ぎ、カロリーオーバーですね。
でもね、食事もおいしいペナン島に大満足でしたよ~~(笑)♪

ペナン島・南国の風と海と緑♪

2007年02月07日 | 旅行
今日は写真をメインに
南国ペナン島のおいしい空気をお届けしますね~(笑)♪

今回宿泊したホテル
「シャングリ・ラ・ラササヤン・リゾート&スパ」からです。
ホテル前はアンダマン海が広がっています。



「ラササヤン」はマレー語で「愛のすべて」という意味、
ちょっと気恥ずかしい名前ですが、
滞在中はホテルスタッフの愛を感じましたよ(笑)♪

プールサイドにて。







ホテルのガーデンにて、泳いだ後は木陰でのんびり







暖かい日差しの下、泳いで読書して昼寝して散歩、
日常生活から開放されてエネルギー補給ですかね(笑)♪

ペナン島・中国人、マレー人、インド人、多文化混在♪

2007年02月06日 | 旅行
マレーシア・ペナン島で驚いたことのひとつが
中国語が思い切り通じたことです(笑)!

実はここは1957年までイギリスに統治されていて、
島内は政府機関など重要な場所はイギリス建築が建っています。
下写真はイギリス式の時計台です。



現在は島の人口の60%近くが中国人、
ついでマレー人、インド人、タイ人、欧米人や日本人が住んでいて、
統治時代のなごりで英語はもちろん、
中国語がタクシーやレストラン、ショッピングでも通じます。

ちなみに、ここの子供達は英語、中国語、マレー語の
最低3ヶ国語が話せて、
街中の看板もマレー語、英語、中国語、インド語の
4ヶ国語表記が基本だそうですよ。

ペナン島繁華街のジョージタウンには、
インド人街と中国人街がありました。

中国人街の市場にて。
お肉屋さんでは中国包丁でお肉をぶつ切りにするお姉さん。
これは北京でも見られる風景ですかね~(笑)。





果物屋さんでは7.8kgもあるジャックフルーツを売るお兄さん。
さすが南国、ジャックフルーツは北京では滅多に見かけないです。

タイのお寺にて。
寝釈迦様は人々の心の中に住んでいるので、
目をつぶっているのではなく開いているそうですよ。




インド人街では、
街中全体がカレーに似たスパイスの香りが漂っていました(笑)。



屋台ではあま~いアイスミルクティーが1RM(1リンギット、約38円)。





おじさんが高く腕をあげて紅茶を作ってるのがわかりますかね?

ヒンズー教の寺院では偶然にも
結婚式を挙げている場面に出くわしました。





新婚カップルに「おめでとう!」と言うと、
花嫁さんから「外のビュッフェで食事してね」と
嬉しいお誘いを受けましたよ。

ペナン島では今年は2月1日にインドのお祭り、
2月18日には中国の春節祭りが開催されるそうです。

う~~ん、ペナン島、1年中暖かくて
たくさんの人種が快適に過ごしてそういいですよね~~♪

中国国際航空のビジネスクラス♪

2006年11月20日 | 旅行
今回、一時帰国した際に利用した中国国際航空、
チェックインしたのはエコノミークラスだったのに、
北京から飛行機に乗る際に「こちらです」と案内されたのはビジネスクラス。

ラッキーなことに2人揃ってなぜかアップグレードされました!

ビジネスクラスの座席は横一列2.3.2で全7席、
特によかったのは前後の空間が広くて座席をかなり倒すこともできること♪





全自動で動く背もたれと足載せ(上写真)まであって快適でした。

先日、紹介したエコノミークラスの座席と比較すると
写真からも広さの違いがわかるかもしれないです(笑)。

食事は?というと、すべて陶器製のお皿に使っていて前菜(下写真右皿)からスタート。
数種類のパンが選べてサラダにフルーツと食後のケーキもありました。





メインは肉か魚の2択ではなくポーク・鴨・魚の3種類から選択です。
上写真はポーク(左)と魚(右)です。

ワインに関してはエコノミークラスは中国産ですが、
ビジネスクラスはフランス産であることも発見でしたよ(笑)。



ちなみに上写真は帰りの成田→北京のエコノミークラスの和食です。
プラスティック容器に盛り付けられた
鮭とオクラなど野菜の煮物に人形焼と日本そば付き。

エコノミーとビジネスクラス、サービス内容がだいぶ違うんですね~(笑)♪

東京・素敵な時間でパワー確保♪

2006年11月17日 | 旅行
昨日からさっそく日本語教師の授業を再開しました。

記事が前後しますが、
東京での出来事をチラッと紹介したいと思います。

北京はこれからといったところでしょうか?
東京はすっかりクリスマス・ムードですね~♪





今回の東京滞在ではなんと、ブログ「Nevier」のRANさんとあっくんにお会いしました!

実はブロガーさんとお会いするのは初めてのことでドキドキだったのですが
気さくで話しやすいRANさんとあっくんの笑顔に楽しい時間が過ごせました。



上写真はRANさんからいただいたカモミールやユーカリの香りがする
かぼちゃといちご型の手作り石鹸です。

それから、北京で偶然再会した彼女さんと池袋で会いました。

写真は彼女が紹介してくれた
中国人コックと店員さんが経営する中華レストランのランチセットです。
野菜炒めに肉まん(中国語で包子)、水餃子にメンマ、鴨スープ。



驚いたことに日本人好みに合わせた中華料理ではなく
味付けがどれも北京で食べるのとまったく同じ本場の中華味でおいしい!
さらに店内は中国語ポップスが流れ、お客さんも中国の人が多し(笑)!

池袋の北口は東京の中でも中国人経営のお店やレストランが多いそうですよ♪

母とは白金台を散策をし「八芳園」の日本庭園へ。





お土産に「叶匠寿庵」の栗きんとんを♪
ほこほこした感じが◎でしたよ





生徒さんたちや彼女さんだけでなく大学・高校の友人たちに会い、
偶然にも恩師を迎えての小学校同窓会もありました。

上写真は表参道のイタリアンレストランにて大学の友人と。
前菜の有機野菜のアンティチョーク・ソース添えは
ポットの下から暖められたソースがなんとも美味♪
アンチョビとブロッコリのスパゲティ。

東京でのひと時を胸に、また北京生活をがんばりたいな~と思います♪

東京・秋の味覚を満喫中♪

2006年11月09日 | 旅行
今、東京に戻ってきています。

成田空港について飛行機を降りた瞬間、
東京は23度、「暑い!湿度も高~い」とあまりの暖かさに驚きました。

北京はその日、最低気温が0度で静電気がバチバチ!
だったので東京はまるで南国のように思えました(笑)。

東京で日本の秋の味覚を満喫中です。

まずはやっぱり寿司でしょう(笑)。
大トロにと~ろとろ~♪ウニにえんがわ、ぼたんえび♪



ず~っと食べたかった秋刀魚の塩焼き!



今年初のかきと豆腐のお鍋にサトイモの煮物や和食たち♪



こちらは朝食、手作りの紅玉とオレンジのホットケーキ(写真上)に
3種類の柿・次郎柿・おけさ柿を食べ比べ(笑)。



上下写真のサラダ右横はハロウィンで紹介した北京のかぼちゃ、
サン・フルーツ(中国名は太陽果)
をレンジでチンしてサラダと一緒に。
名前がぴったり!味はかぼちゃですがシャキシャキ軽い食感がフルーツぽい(笑)!



濃厚な栗味のモンブラン&「小さな真珠」というココナッツ風味のサクサクケーキ♪



他にも、きりたんぽ鍋や豚汁と毎日おいしくて幸せです。

あと数日間、日本の秋をいろいろ食べたいですね~~♪

国慶節・内モンゴル→北京へ寝台列車で戻る♪

2006年10月17日 | 旅行
内モンゴルの砂漠からリンフーへの帰り途中、
鳥海という街でランチに羊肉のしゃぶしゃぶをいただきました。

お父さんの同僚や友人の方も一緒に10人で内モンゴルで最後の宴会です。
大勢のほうがやっぱり食事は楽しいですね。

10月1~7日まで国慶節だったので生徒さんはリンフーに残り
自分はリンフー18時発の寝台列車で帰りは1人で北京に帰りました。
写真は車窓から見えた夕陽です。



お母さんが夕飯と翌日の朝食分と言って、
1人では到底食べきれない量のご飯とりんごと梨10数個をくれました。

こんなにたくさん!と思ったのですが、
20時間の汽車旅のコミュニケーション・ツールとしてとても助かりました。

同じコンパートメントの旅仲間は、
リンフーの中学校教師2人に北京の大学に通う女子大生と
フフホトで教育機関に勤務するキャリアウーマンの5人です。

自己紹介のあと、みんなで夕飯をし、
消灯時間の10時まで中国式ポーカーをしました。

中国式ポーカーのルールは日本とちょっと違います。
寝台列車ではトランプ遊びしている人がほとんどで、
翌朝も北京到着の昼過ぎまでず~っとポーカー遊びをしてました(笑)。



停車駅ではインスタントラーメンやソーセージ、
お菓子に果物を売りに来る人たちが待っています。
写真はリンゴ売りのおじさんと車掌さんです。

帰りの車窓は行きには夜中通って見えなかった景色が見えました。







リンフー(臨河)→バオトウ(包頭)→フフホト(呼和浩特)で北京西駅に到着!
故郷のリンフーから北京に戻った女子大生は、
10月6日の中秋の名月(中秋節)に食べる月餅を
友人と楽しく過ごせるようにと両親から15kgももらったそうです。

国慶節は中国の大型連休のひとつ、
日本のように3連休というものはなく
みんなこれから次回の旧正月(春節)を楽しみにしてがんばります。
自分にとっても最高の内モンゴル滞在でした。

これからまた、生徒さんたちとがんばって行きたいです♪

内モンゴルの砂漠・金沙湾でラクダ♪

2006年10月15日 | 旅行
内モンゴル滞在最終日、
朝7時半にリンフーを出発して車で約2時間半、
大草原とは反対方向にある砂漠に向かいました。



途中、黄河大橋を渡りました。
逆光で「黄河大橋」の看板が暗めですが、写真右手側に見える水が黄河です。
ちなみに看板の黄河大橋の上にある、うねっているような文字はモンゴル語、
内モンゴルでは商店や交通標識などすべてに
モンゴル語と中国語の両方が表記されています。



橋を渡りきったところでも写真を撮ったのですが、
道路先端が黄河大橋の看板があった場所です。

黄河の川幅、ずいぶん広いな~と思いますよね?
でも実際には乾燥のためどんどん狭くなってしまっているそうです。

砂漠に到着。



ここは「金沙湾」と言う今年開園したテーマパークです。
黄砂が自然に集まってできた砂山を利用して作られたそうです。





砂の粒子が細かく、足がとられて上りは太もものいい運動になりました(笑)。

馬とふたこぶラクダに乗りました。







ラクダに揺られながら砂漠を散歩、ラクダの上から撮影してみました。
ラクダの毛って、意外にも柔らかいんですね(笑)。

後ろに続く生徒さんとラクダも撮ろうとしたのですが、
ラクダが怖がって危ないため乗っているときの正面写真はダメだそうです。



内モンゴル、大草原だけでなく砂漠もあったんですね(笑)♪

内モンゴルのアオバオと最後の夜♪

2006年10月13日 | 旅行
内モンゴルの砂漠の紹介予定でしたが、
すみません、次回でお願いします♪

羊のフルコースを食べた後、大草原を走り向かった先が
ここモンゴル族の祭壇「アオバオ(敖包)」です。



写真のアオバオはアジアで最大だそうで、
アオバオの周りを願いを唱えながら3周すると願いが叶うと
言われているらしいので自分も試してみました(笑)。

アオバオを後にしてからはドライブをしながら帰途へつきました。





内モンゴル大草原では大草原だけで取れる葱があります。
一見ただの草にしか見えないですが、長ネギに近い香りがします。
内モンゴルでは家庭料理に普通に使うそうで、みんなで葱摘みをしました。
ちょっと山菜摘みのようじゃないですか(笑)。

ドライブ途中、岩山があったので車を停めて軽く登山。



お母さんは170cm以上の長身で学生時代はバスケットボールをしていましたが
今は毎朝6時半に起きてバトンミントンをしているせいか、
岩山にもサクサク登っていて1番のりで頂上へつきました(笑)。

岩山から道路を見たところです。





向かいの山には羊飼いが羊を放しています。

それからはまた直線道路を時速130kmでリンフーの中心へ戻ります。



リンフー手前の道路で、ものすごい量の取れたてスイカが売っていました。
中国では食べ物は基本的に量り売り、
といっても北京では量りを使い写真のような天秤は滅多に見かけないです。
2個買ってなんと6元(約90円)!北京よりかなり安いです。

お母さん、1日中遊んで疲れているだろうに
夕飯に内モンゴル家庭料理を作ってくれました。

メニューは大草原で摘んだ葱とにんにくの炒め物、
前日に湖の所有者からいただいた1mサイズの煮魚、
これは八角と花椒で味付けしてあって家中にいい香りがプーンと。

それから自家製の漬物や内モンゴルだけで取れる野菜の数々が
10品ほど円卓に並びました。
生の赤唐辛子で作った味噌がとてもおいしいと言ったらレシピをくれました。

ワインと白酒で内モンゴルで最後の夕飯です。

食事中、お母さんが「今度はいつ内モンゴルに戻ってくるの?」と訊きました。
「遊びにくる」ではなく「戻る」という言葉に切なくなりました。

次の日の夕方発の寝台列車で北京に帰ります。
次回は最終日に朝から出かけた内モンゴルの砂漠を紹介します☆

内モンゴル・ゲルでいただく羊づくし料理♪

2006年10月10日 | 旅行
内モンゴルの大草原に建つゲル(中国語でバオ)の中に入ってみました。



外観から想像した以上に天井が高く広いです。



バオの入口は必ず南向きに作られているそうです。
そして入口の正面、つまり北側にチンギスハーンの銅像がありましたが、
ここだけでなくどのバオにも彼の銅像や刺繍画が見られました。



羊の乳で作ったナイチャというモンゴルのミルクティーは独特でした。
ミルクティーと言っても、ナイチャは塩を入れて作るので
お茶というよりスープに近い感じでした(笑)。

こことは別の貸切バオで、羊のフルコースをいただきました。





写真手前がちょっと前まで生きていた新鮮な羊を丸ごと1匹焼いたもの、
大きな骨がついたブロック肉をナイフで削って好みで甘辛味噌をつけて食べます。



トマトの左隣が羊のバター、これが一番高級な食べ物になります。
羊バターの上が羊の乳を温めてできた羊皮という
豆乳でいうと湯葉みたいなもので非常に濃厚です。
湖で取れた魚のフライもあります(羊バターの左上)。

トマト右上の棒状のものは羊チーズ、
その上のものは羊バターと小麦粉を混ぜて揚げたパリパリスナックで、
どれもそのまま食べられます。



上写真はナイチャに羊バターと羊バターで作ったカリカリスナックと
モンゴルでしか取れない小さい穀物チャオミーを入れたものです。



羊の血で作ったソーセージ(写真左)と腸詰(右)です。



羊肉の入ったお粥(左)も美味しかったです、特にスープの味が最高!
羊乳から作ったヨーグルト(右)、
中国の市販ヨーグルトはかなり甘いのですが、
羊乳のヨーグルトは日本のナチュラルヨーグルトに似てさっぱり味で
これぞ本物のヨーグルトといった感じでした。
個人的にはかなり気に入ったのですが、
生徒さん家族はすっぱすぎると砂糖をたくさん入れていました(笑)。

内モンゴルに行く前に生徒さんが、
「内モンゴルの羊は新鮮で臭みがなくてとてもおいしい、
北京で食べる羊は羊本来の味がしない」と言ってました。

自分は北京で食べる羊肉も十分おいしいと思っていたのですが、
内モンゴルに来て彼女が言ったことがわかりました。

日本人が魚に求める鮮度がいいとおいしいと思うのに似ているのかも?!
新鮮な羊は本当においしかったです、現地でしか食べられないご馳走でした。



貸切バオの前でモンゴル族の女性に写真をお願いしました。

モンゴル族は遊牧民のため
紹介したモンゴルの羊料理を朝しっかり食べて
昼は食べず夜は少なめに食事するそうですよ♪

次回は内モンゴルの砂漠を紹介します☆