北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

いざ内モンゴル大草原へ♪

2006年10月08日 | 旅行
リンフー街中から時速130kmでジープを走らせること約2時間半、
ひたすら続く直線道路に一体どこまで続くのか?と
確認してみたくなりました(笑)。



ここでは時速130kmも安全運転のうち、他の車は180kmくらい飛ばしています(笑)。

モンゴル大草原の中に車を乗り入れ舗装されていない自然の道を走りました。







10月初旬の大草原は8月には真っ青な草も黄色に変わっていました。
お父さん「今度は8月に来るべきだよ」と(笑)。

それでも広大なのは同じ!
むしろ草も短い今の時期のほうがその広さを実感できるのかもしれないですね。

車を止めて大草原の真ん中で万歳してみた(上写真)のですが、
人が小さすぎるでしょう(笑)?



大草原の中では羊飼いやヤギ飼いが羊たちを放牧中。
黒や灰色のヤギもいて、これ以上はヤギたちが怖がって逃げるので
近寄ってはいけないそう、これが限界の距離です。

2,30年前は野生のオオカミもいたそうですが、
今は大草原も砂漠化が進み、羊やヤギたちにも厳しい状況、
オオカミもかなり少なくなり山奥に住みかを変えてしまったそうです。



上写真は大草原の中にポツンとある青空手洗い、
ドアもなく隣のトイレとの仕切りもあるのかないのか程度の造りで
上を見上げると真っ青な空が広がります(笑)。

一瞬、海か?と間違えそうなくらい大きな湖です。



湖のほとりにモンゴル族が住む移動式住居ゲル
(中国語では「包(バオ)」)があります。



バオは布で作られていて中を覗くとモンゴル族の女性が出迎えてくれました。

内モンゴルの大草原、やっぱり自然っていいですね♪
大地を実感できてすがすがしい気分になりました。

次回はバオ内部とそこでいただいた内モンゴルの羊づくし料理をお届けします☆

内モンゴル・リンフー街中と郊外で魚釣り♪

2006年10月06日 | 旅行
昼食後、生徒さんの実家マンションについた時点で午後3時過ぎ、
お父さんが夏は毎週末に魚釣りするという湖へ行ってきました。

中国では、湖や川で獲れる魚がおいしいと言われています。
(中国の秋に出回る上海蟹は陽澄湖でとられています。)

お父さん、夏は釣りをし冬は狩りをするそうです。



自宅には自ら射止めたキジとトンビの剥製が飾ってあり、
大型水槽には熱帯魚を30匹近く飼っていて魚が大好きです。

湖は「家からすぐ近く」と言っていましたが、
実際はまっすぐ続く道路を130km/hで約40分、車を飛ばしました(笑)。



ここは中国政府が保護管理区に指定しているところで、
所有者はお父さんの友人で湖が8つあります。



上写真はお父さんが草魚という40cmくらいの魚を釣った瞬間です。
所有者の方から「湖1つを独占して釣ってくださいね」と言われました。
あまりにスケールが大きすぎませんか(笑)?



夕陽が沈む7時前まで釣りをした後、そのまた友人が経営するレストランで
内モンゴル農村料理をご馳走になりました。

炭火で炊いた白米に今日釣った魚の煮込み、その場で仕留めた鶏の蒸し煮、
内モンゴルだけでとれる野菜の炒め物がてんこ盛りに出され
とてもおいしかったです。

やはり白酒の乾杯が続き、みんなとてもお酒が強いです。

帰り際に湖の所有者から「おみやげに」と
全長1mほどの大きな淡水魚をもらったのですが、
持ち帰れないのでお母さんに託しました。

10時過ぎリンフー街中に戻ると、
ホテル泊のほうがくつろげるでしょうと
リンフーの中でも大きいホテルに案内してくれました。

実はここのオーナーもお父さんの友人だったのですが、
なんと宿泊費タダ、朝食&フルーツ盛り合わせ付きでした。
翌朝、朝食のときにオーナー自ら挨拶に来られました。

友人関係が密でないとできない行為じゃないかな~と思いました。

下はホテルの6階部屋から撮った夜景です。





片道3車線、計6車線の道路は車も少なく信号がありません。
リンフー街中でたった一度見た信号は黄色の点滅状態で
緑と赤信号はないそうです。

翌朝7時すぎ同じ場所から撮りました。





街中ではデパートも数店舗みかけました。

リンフー、北京から20時間の内陸で内モンゴルに位置しているといっても、
けっこう大きい都市だと思いませんか(笑)?

滞在2日目のこの日は朝8時にモンゴルの大草原に向けて出発しました♪

北京から汽車旅20時間で内モンゴルへ♪

2006年10月04日 | 旅行
9月29日午後、生徒さんと内モンゴルへ旅立ちました。

北京で一番大きい駅で中国各地を結ぶ「北京西駅」へ向かいます。



国慶節を利用して北京に来る人と故郷へ向かう人で北京西駅は大混雑でした。



15:14発の「鳥海西」行きの寝台列車に乗ると、
12時間後に内モンゴル自治区の区都フフホト(呼和浩特)につき、
さらに2時間行くとバオトウ(包頭)、
そこから6時間で生徒さんの実家があるリンフー(臨河)につきます。

内モンゴルツアーで組まれてるのはフフホトとバオトウが多く、
自分が持っている日本語版の中国ガイドブックには
リンフーは紹介されていませんでした。

寝台列車は1つのコンパートメントには
3段ベッドが左右に2つ計6個のベッドがあり、
ベッド下段は高さに余裕がありますが
中段と上段は背を丸めないと頭をぶつける高さです。



なので中段と上段は寝転がるしかないので寝るときだけ自分の場所に行き、
それ以外は下段が6人の交流場所となり
自己紹介から始まって道中おしゃべりしたりご飯をしたりします。
(写真真ん中は生徒さんです。)



写真は北京を出発して2時間くらいの風景です。
たった2時間でこんな自然があるんですね~~。

車内でお弁当は売っていますが「高くてまずい(笑)!」と有名だそうで
買う人はほとんどいなく一般的には各自持参します。

大部分の人がカップラーメンとソーセージ、ゆで卵に大量のスナック菓子や
スイカの種、果物を夕食と朝食の2食分というより2日分くらいの量を持っていて、
同じコンパートメントの人とお菓子や果物を交換し、
食べ物はコミュニケーションを取るためのツールのようでした(笑)。

各車両には湯沸かし器が、コンパートメントごとにポットがあるんですよ。

生徒さんが2人分のカップラーメンを持ってきてくれたので、
ゆで卵とソーセージを入れて中国風汽車旅での夕飯をとることができました。感謝♪

夜10時になると車内は消灯し、真っ暗闇となります。
それに合わせて「おやすみ~」と各自の寝床につき、
消灯と同時にそれまでゆっくり走っていた汽車も一機に加速します。

お手洗いも洗面台も各車両について便利です。

しばし共同生活と言った感じで目的地につくころはみんな仲良しに



写真は翌朝8時頃に、ある駅についたときに撮りました。
各車両ごとに車掌さんがいますが意外にも男性より女性が多かったです。



バオトウでは大勢の人が降り、満員だった車内もガラガラ状態になりました。





上写真は、車窓左右に広がるトウモロコシ畑と岩山ですが、
ずっ~と続く乾燥した空気と土についに内モンゴルに来たんだな~と。

自分たちが乗ったL405号は国慶節用に設けた臨時電車だったので、
あと2時間ほどでリンフーに着くというときに、
他の電車に線路をゆずり1時間半ほど遅れて午後に到着しました。

リンフー駅は田舎といっても、かなり大きかったです。

リンフーのホームでは生徒さんのご両親を含む親戚たちが7人も
迎えに来ていて自分は急に緊張してしまいました。

さすが中国、親戚関係の強さを感じます。

ちなみにリンフーを訪れる外国人はとても少ないそうで、
親戚のみなさんは、自分が初めて見る日本人だったそうです。

そのまま昼ごはんをしにレストランへ直行、
個室の円卓に並びきらない豪華な料理に驚き、
アルコール度数40度の白酒に「うま~、きつ~い!」ときて
何度も繰り返される「乾杯!」一気飲みの嵐に断れる雰囲気はゼロでした。

酔いがまわって頭はクラクラ状態でリンフー滞在が始まりました(笑)♪

中国・世界遺産の九塞溝でブルー浴♪

2006年09月22日 | 旅行
黄龍に引き続き、九塞溝を紹介していきます♪

九塞溝、チベット族の村である「塞」が9つあったことから
この名前が付いて100近い湖沼に滝からできています。

一体、どんなところにチベット族の人たちは住んでいたのでしょう?

このエメラルドブルーの水!



九塞溝の一番の見所「五彩池」です。





九塞溝のコースは右と左に分かれており、
左のコースで片道約15kmあり巡回しているバスで一機に
「五彩池」まで登ってから来た道を降りるらしいのですが、
ダーリンは帰りはバスを使わず歩いて降りました。



何よりよかったのは、他に誰も人がいなかったことだそうです。







九塞溝、こんな場所を独占してみたいな、なんて思いませんか(笑)♪

世界遺産・黄龍の五彩池と黄龍寺♪

2006年09月20日 | 旅行
世界遺産の黄龍、今日の紹介でラストです♪

黄龍はスタート地点からコース最終地点の標高3800mまで
下写真のようなハイキングコースに沿って登っていきます。



先日紹介したブルーの湖を過ぎると前方には雪山が見えてきます。

さらに行くとチベット仏教(別名:ラマ教)の寺院「黄龍中寺」に着きます。





チベット教寺院は色鮮やかで
柱や壁に描かれた絵がユニークな感じがしますね(笑)。



上写真中央の金色の鐘のようなものは何か?というと、
手で回転させるごとにチベット経典を読んだことになるもので、
観光客はみんなグルグル回していたそうです。

お寺を後にしコース最終地点の手前に来ると
黄龍で一番の見所「五彩池」が広がります。
五彩池は693の小湖からなり場所や時間、天候によって
水面が黒、白、黄、緑、青色に変化するそうです。







人が小さく写っていることから五彩池はかなり広そうですね~~。

実は、黄龍の美しいブルーの水は自然保護のため、
入ることはもちろん手で触れることもできないそうです。
なので、どれくらいの水温でどんな感触かは想像の世界になりますね(笑)。

五彩池のほとりには「黄龍寺」が建っています。



ここは「黄龍真人様」という黄龍の神様が祭られていて、
寺の真下にある黄龍洞の水は「天が授けた神の水」と言われて
どんな病気にも効くと伝えられているそうです。

ユネスコ(UNESCO)世界遺産ロゴと黄龍の石碑です。



石碑の右下に東経103度49分、北緯32度45分、
五彩池・黄龍寺は海抜3553mと記してあります。

黄龍のコースは右と左の2つに分かれいていて、
ダーリン一行は左のコースの往復8kmで約4時間かかったそうです。

せっかく行くなら、やっぱりゆっくり時間をかけて見てみたいですね~~(笑)♪

次回は世界遺産の九塞溝を紹介しますね♪

世界遺産・黄龍でチベット族に出会う♪

2006年09月19日 | 旅行
黄龍、つい神秘的なブルーの小湖にばかり目がいってしまいますが、
深い森林や山があるからこそブルーが映えるんだろうな~、なんて思いました。





小湖の中からも木が生えているのがわかるでしょうか?

その山の中で中国の56少数民族のひとつのチベット族に出会いました。
(下はお土産写真の中でもお気に入りの一枚です(笑)。)



中国内陸に位置するチベットのみならず成都が省都である四川省も、
チベット族が住んでいることで知られています。

写真の女性たちは一般の観光客として黄龍に訪れた人たちです。

なので、着ているものも観光地などで働いているチベット族の人たちが
着ているような豪華な民族衣装ではなく普段の衣装を着ています。



普段着といってもチベット族が大事にしている
ターコイズや赤珊瑚がついたりっぱなベルト、イヤリングは外せないようですね(笑)。
黒スカートの折り返し部分はちょっと着物の帯にも似ていませんか?



上写真は森林に自生している高山植物です。

北京街中ではチベット族の人はほとんど見かけないです。

自分が黄龍に行った時にも、
チベット族の人に会えたらいいな~~と思っています(笑)♪

中国・世界遺産の黄龍♪

2006年09月17日 | 旅行
9月10日、成都から約40分間のフライトで九塞&黄龍空港へ到着しました。



空港の天気予報によると黄龍の気温は0度から-3度となっています。



実際はそれほどは寒くなかったそうです。
それでも9月半ばで長袖にジャンパーは必須でした。



入口から左と右の道に分かれていてダーリンたち一行は左のコースへ向かいます。

標高3300mから登り始めてコース終点標高3800mまでの500mの高さを
4kmを歩いて登っていき、往復で8kmのハイキングです。

標高が高いので途中で具合を悪くしたり高山病になる仲間も出たそうです。

どうでしょう?このブルーの水!



山の木々が水面に鮮明に写っているのがわかるでしょうか?

まるで龍のウロコのように見える黄龍は
石灰岩の層が棚田のように続いていて約3400の湖沼からできています。



上写真は先端で終わっているように見えますが、
この下もずっと棚田のような小湖が続いているそうです。





写真ではわかりにくいですが、石灰岩だけに見える茶色い部分でも
実際は水がチョロチョロと下へ下へと流れています。

黄龍、ぜひ自分の目で見て、その空気を感じてみたいですね~~(笑)♪

いざ成都へ♪

2006年09月15日 | 旅行
12日夜、ダーリンが成都・九塞溝・黄龍旅行から帰宅しました。

さっそくお土産写真を見せてもらうと、
九塞溝と黄龍の世界遺産はあまりの美しさに「すごい!」の連続でした。

なので、こちらでも順を追ってバシバシ写真を
アップしていきたいと思います(笑)。



北京から成都航空へ、約2時間半のフライトで到着です。



成都はパンダ研究センターがあることでも有名なので
空港を出るとパンダのオブジェがバーンと建っていました(トップ写真)。

成都は想像していたよりも大きく発展した街で
東京の新宿のように雑居ビルが続いているそうです。

北京では高層ビルが多く雑居ビルはほとんど見かけないです。



成都ではダーリンは2日間ホテルに缶詰状態で
仕事だったので観光はなし、夜だけ食事しに街中に出ました。

食事はもちろん本場の四川料理を!
北京で食べる四川料理もおいしいのですが、
乾燥した花椒ではなく生の花椒が小枝ごと料理に入っていて
とても複雑な辛さでおいしかったらしいです。

やっぱり現地に行かないとわからないものですよね~。
生の花椒が効いた四川料理は一体どんなものなのか?
いつか行かなくちゃ~~、ですね(笑)☆

3日目からは観光に入ったので、次回は世界遺産の黄龍を紹介しますね♪

NY・アメリカ自然史博物館♪

2006年08月13日 | 旅行
今日の北京は昨晩に雷雨が降り曇り、
空は暗いけれどいつもより涼しく過ごしやすいです。

日本は昨日あたりからお盆休みでしょうか?
お盆になると夏休みも後半という気がしますね~。

ニューヨーク旅行をした際に、
美術館・博物館が大好きなのでメトロポリタン美術館に続き、
アメリカ自然史博物館に行ってきました。



ここは映画「スーパーマン リターンズ」にも出てきます(笑)。



玄関ロビーです、
天井に届きそうなくらい長い首の恐竜が迎えてくれます。

館内は化石や恐竜はもちろん、
自然界に関する情報や資料がたくさんありました。



恐竜、大きいです!
大人でも見上げてしまいます。
写真右端にいる男の子やバックにいる大人と恐竜を比べると
その大きさがわかるかもしれません。



こちらは一角鯨で、角は鋭く尾が長いです。
かつては、こんな動物がいたんですね~。



これは、硬い甲羅をつけた動物、写真ではわかりにくいですが
実は大人が丸くうずくまったくらいのサイズです(笑)。



人間の子供と猿の骨格を比較、どちらがどちらでしょう?
左が人間の子供で右が猿です。
ぱっと見、似てますよね(笑)。



昔の動物はどれも巨大で、
人間は、ほんとにちっぽけな存在だったんですね。
そういえば「風の谷のナウシカ」の動物たちも
本来の動物は大きかったということで巨大でしたね~。

アメリカ自然史博物館、「ジュラシックパーク」の世界そのもので
大人の私たちも思わず興奮しちゃいまいした(笑)。

6月に訪れたときは、そんなに混んではいませんでしたが
夏休みは子供たちの自由研究で賑やかかもしれませんね~(笑)♪

シアトル・マリナーズ観戦♪

2006年08月02日 | 旅行
今日はシアトルでダーリンがマリナーズ観戦した話を紹介しますね。

残念ながら6月に私がシアトルへ行ったときは
マリナーズは遠征中でホームにいず観戦できませんでした。



上写真は7月24日シアトル・マリナーズvsトロント・ブルージェイズ戦です。

なんと観戦席が会社契約しているホームベース真後ろの
観戦専用部屋と屋外観戦席があるプライベート・スイート席!
食事やお酒もばっちり用意してくれたそうです。



イチロー写真付きの観戦チケットです。 

スイート席から見た放送席(左手側)と一般観客席です。
満員ですね~。



試合結果は、7-3でマリナーズの勝ち!
イチローは4打席ノーヒットでちょっと振るわなかったけれど好守備、
城島はホームランとタイムリーヒットを打って大活躍でした!

試合記事の「城島、先制打に11号弾 4打点で3連勝導く」
「余裕のイチロー 再三の好守備」です。



写真は小さめですが、バットを振り上げるこのフォームに
イチローとわかりますね(笑)。

7月26日にはイチローは打率が3割4分6厘に上がり
「日本時代を超える1279安打」という記録を作りましたね~、拍手!

観客の中にはイチローの51番ユニフォームを着た
キッズがたくさんいたそうです。

おみやげ写真の中で新鮮だったのが、
球場前にいる車輪つき移動式ガイドです(笑)。



いや~~、ぜひメジャーリーグ観戦、イチローを生で見たいですね~~(笑)♪