北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

2006年中国・端午の節句と児童節♪

2006年05月31日 | 生活
今日2006年5月31日は、
旧暦の5月5日にあたり端午の節句になります。
(旧暦で数えると毎年日付が変わり
去年は6月11日が端午の節句でした。)

「端午」の語源は、
「端」は事の始まりを、「午」は陰の反意語で太陽を表し
「夏の始まり」を意味をします。

この時期は気温が上昇し病気になりやすいことから、
病気や邪悪なものから身を守るために
端午の節句には香りの強い菖蒲やよもぎを飾ります。

また5月5日は戦国時代の楚の国の大臣・屈原が
政治的理由から川に投身自殺した命日でもあり、
屈原を慕っていた人々はこれを悲しみ
屈原があの世で空腹にならないように
竹筒にもち米を入れて川に投げたと伝えられています。



そんな話がもとになって
中国の端午の節句にはちまき(粽)を食べる習慣があり
北京の街中ではちまきを売っているのを見かけます。

ちなみに明日6月1日は国際児童節で、
毎年新暦6月1日は中国の小学校は
1日お休みになるところが多いようです。

今年はたまたま1日づれての端午の節句と児童節になりました。

ところで北京、毎日暑い日が続いています。

一昨日、昨日が33度まで上がり、今日は38度まで上がる予想です。

端午の節句は夏の始まりと言う意味ですが、
これではすでに真夏ですよね~(笑)♪

p.s. 私たちも端午の節句にちなんで、上写真のちまきを買いました。
   豚角煮入りと黒米&なつめ入り、あずき入りの3種です。



美味です、トルコ料理♪

2006年05月30日 | 旅行
イスタンブールのレストランで食べたトルコ料理は、
見た目よし、味よし、ヘルシー志向で大満足でした。

なぜヘルシーなのか?というと、
どの料理も野菜が多く、
体に良さそうなハーブやヨーグルト、
オリーブオイルが使われていました。
レモンを搾ってからいただく料理もかなりありました。

トルコ料理、具体的にどんな風だったか?
下写真で紹介しますね♪



●パトゥルジャン・ケバブ=ナスとひき肉が交互になった
ケバブ(焼いたもの)でヨーグルト・ソースつきでした。



●ヤブラック・サルマス=ピスタチオや干しぶどう、ミントをまぜた
ご飯を塩漬けのぶどうの葉で包んだものでレモンをかけていただきます。



●レンティル・スープ=レンズ豆のスープでパプリカ入りのため
赤い色をしています。
レモンをかけるとグッとさわやかな味になりました。

スープ後方に見えるのは前菜の盛り合わせで、
チーズやなす、トマト、たまねぎのオリーブオイル&ハーブ和え各種です。



●ラフマジュン=羊肉のトルコ風スパイシー・ピザです。



●ラク=トルコの代表的なお酒でアルコール度数が50度近いです。
ぶどうとスター・アニス(八角)で作られ透明ですが、
水で薄めると乳白色になります。



最後に香辛料をたくさん売っている、通称スパイス・マーケットをパチリ!

香辛料をたくさん使ったトルコ料理、
とってもおいしかったのでまた食べたくなっちゃいました~(笑)♪

トルコでチューリップ、み~つけた♪

2006年05月29日 | 旅行
5月始めにイスタンブールに行った際、
街中にチューリップがたくさん咲いていました。

実はチューリップはトルコ原産のお花だそうです。



チューリップと言ったら、
オランダを連想しがちですが、
チューリップがトルコ原産である証拠に
チューリップの花の形が
頭に巻くターバンに似ていることから
トルコ語のトゥルバン(ターバンの意)が
チューリップの語源になっています。

16世紀にトルコから神聖ローマ帝国である
オーストリアのウィーンにチューリップが伝わり、
さらにウィーンからオランダに伝わりました。



その後、ベネチア商人がトルコから持ち帰った
チューリップはヨーロッパで大人気となり、
先に栽培したオランダ人がそこに目をつけて
オランダでチューリップの大規模栽培をはじめ
現在でもオランダが
チューリップ栽培の世界の中心になったそうです。

トルコでは17~18世紀にかけて
「チューリップ時代」と呼ばれて、
チューリップをモチーフとしたタイルや刺繍、洋服が流行し
1300種類以上のチューリップが咲いていました。



イスタンブールで見たモスクのタイルや
食器などに描かれたチューリップのデザインは、
花びらが丸いタイプではなく
上写真のチューリップのように、
とがった花びらのものが多かったです。

チューリップ、
日本の春にも咲いて親しみやすくかわいいお花ですが、
トルコでもとっても人気のある花だそうですよ~♪ 

p.s. トルコからウィーンに伝わったチューリップは
   ウィーンで最初どうしたらいいのかわからず
   一部の球根をフライにして食べてしまったそうですよ(笑)。


ロカンタでトルコご飯♪

2006年05月28日 | 旅行
世界三大料理のひとつであるトルコ料理、
さすが三大料理だけあって
とってもおいしかったです。

滞在中、ランチによく利用したのが
伝統的なトルコ料理を出す
大衆食堂の「ロカンタ」です。



できたてアツアツの料理が
店頭にズラーッと並んでいるので
「これください」と指差しで注文できます。



見た目にも、色あざやかでおいしそうでしょう?
実際おいしかったです(笑)。

そうそう、イスラム圏のせいか豚肉料理は見かけず
牛肉、チキン、羊肉の料理と豆料理が多かったですよ。

ロカンタは
OLさんやビジネスマン、学生さん、カップルに家族連れと、
地元の人のたちの利用率が高いだけあって
普段トルコの人たちが食べているトルコ料理が楽しめましたよ~♪

p.s. 夜はレストランで食事したのですが
   ロカンタとはまた違った雰囲気&料理でした。
   近いうちに紹介しますね♪


我が家の文明開化♪

2006年05月27日 | 生活
昨日、自宅にADSLを引きました。

以前からADSLを引きたいと思いつつ、
インターネット専門用語の中国語も自信ないし、
手続きが面倒そうだな~と
延ばし延ばしにしていたのですが、
ついに重い腰を上げて申し込みをしました。

そして、自宅に工事が入り、ADSLが開通!!!



今までは電話回線でのネット接続だったので
ブログの写真をアップするにも時間がかかるし
電話料金を気にしてのネット利用でした。

が、ADSLにしてからは
料金は使い放題プランなので
ネット接続時間を気にすることもないし、
旅行に行ってる間に電話料金未納で
電話回線が止められてネットができない、
なんてことも今後はないわけです。



さらに無線LANの環境にしたので
家の中のどこからでもネット接続ができて、
ダーリンと私のPC2台で
2人同時にネットが利用できるようになりました。

というわけで、ADSL導入で
北京生活もさらに快適&楽しくなりそうです。

何よりページの表示が速いって、
ネットしてて気持ちいいですね~(笑)♪

p.s.写真は今マンションの庭に咲いているバラと
  よく行く近所の公園の一角を撮りました。

笑顔がいいトルコの子供たち♪

2006年05月26日 | 旅行
イスタンブールで
昨日紹介したアヤソフィアを見学していたら
先生に引率されて社会科見学に来ていた子供たちが
アジア人が珍しいのか?
「ハロー、ハロー」と私たちに声をかけてきました。



とっても人懐こいので一緒に写真を撮りました。
そのときの1枚が上写真です。

やはり子供の笑顔っていいですね~♪


イスタンブールの歴史を物語るアヤソフィア♪

2006年05月25日 | 旅行
下写真はアヤソフィア、
昨日紹介したブルーモスクの前に建っています。



アヤソフィアは、537年に完成したキリスト教会です。

なぜイスラム圏のイスタンブールにキリスト教会があるの?
という話になるのですが、
それは1000年続いたビザンチン帝国(東ローマ帝国)
の都であったコンスタンチノーブル(現イスタンブール)は
世界初のキリスト教都市として繁栄していました。

ところが1453年にオスマン・トルコが
コンスタンチノーブルを占領し
イスタンブールと改名しました。

そのときから、この教会もイスラム教のモスクとなり
アヤソフィアと呼ばれるようになったそうです。



なので、アヤソフィアの内部を見学すると、
モスクであった証拠に
回廊の柱にアッラーや預言者マホメットの
巨大な円盤があります(上写真)。



そしてモスクにしたときに
キリスト宗教画のモザイク画は漆喰で覆われてしまったのですが、
18世紀にアメリカの調査団によって発見されました。

だから上写真のモザイク画も剥げ落ちてしまっています。

現在、アヤソフィアは博物館となって
イスタンブールの歴史を伝えています。

実際に行ってみるまでイスタンブールってどんな所?と
思っていたのですが、
そういう話を知ってみると、
観光してても興味が持てて楽しいですね~♪


イスタンブール・魅惑のブルーモスク♪

2006年05月24日 | 旅行
今日から旅行話の続きで、トルコのイスタンブールに入ります。

下写真は旅行先からアップしたブルーモスクとは違う角度から撮った
紫色のチューリップ花壇入りのブルーモスクです。



実はブルーモスクは愛称で
1616年にスルタン・アフメット1世(王)が建てたことから
正式名称はスルタン・アフメット・ジャーミーと言います。

が、内装に使われているブルーのタイル「イズニック・タイル」が
あまりに美しいことからブルーモスクの愛称で呼ばれています。



イズニック・タイルがとってもきれいで、
ず~っと見ていても見飽きる、なんてことはなかったですよ~(笑)♪

p.s.モスクの見学はイスラム教信者の礼拝の時間はできず、
  ブルーモスクでは必要ありませんでしたがここ以外のモスクでは、
  髪を隠すために女性はスカーフが必要でしたよ。


2006年5月22日の万里の長城♪

2006年05月23日 | 生活
昨日は朝から万里の長城へ行って来ました。

北京中心から車で約1時間半で
万里の長城の八達嶺に着きます。

八達嶺は万里の長城の3ヵ所ある登り口のひとつで
見晴らしがよく3ヵ所の中で一番大きな登り口であり
観光客がもっとも多い場所でもあります。

昨日5月22日の北京の天気は、
3日ぶりの晴天、気温は30度でした。



写真は午前11時半ごろに撮ったもので
いつもより大きめに載せてみました。

中国と言ったら万里の長城と返ってくるほど有名な場所ですが、
やはり実際に行って登ると、
そのスケールの大きさに比例して感動も大きいですよ~(笑)♪



故宮も頤和園も改修工事中!

2006年05月22日 | 故宮と中国皇帝
昨日、久しぶりの北京観光ということで、
ともに世界遺産である故宮と
西太后の夏の離宮である頤和園に行って来ました。

が、2008年に北京で開催されるオリンピックにあわせて
なんと故宮も頤和園もメインの建物が改装中でした~!



写真は故宮の皇帝の玉座があるメイン建物「太和殿」です。

太和殿の周囲を青い柵で囲み、
訪れた観光客がイメージしやすいように
「太和殿はこんな感じの建物ですよ」と
写真つきの幕がされていました。

なので、遠くから工事中の様子を見ることしかできず、
残念ながら皇帝の玉座は見れませんでした。
(太和殿以外の建物は見学できました。)

本物の太和殿と皇帝の玉座に興味のある方はこちらをどうぞ♪
今年1月に紹介した写真&記事に飛びます。

それにしても北京にある5つの世界遺産のうち
2つも同時に改修工事中とは、
他の3つ(万里の長城・天壇公園・明の十三陵)も
同じ状況の可能性がありそうですよね~♪