北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

内モンゴルのアオバオと最後の夜♪

2006年10月13日 | 旅行
内モンゴルの砂漠の紹介予定でしたが、
すみません、次回でお願いします♪

羊のフルコースを食べた後、大草原を走り向かった先が
ここモンゴル族の祭壇「アオバオ(敖包)」です。



写真のアオバオはアジアで最大だそうで、
アオバオの周りを願いを唱えながら3周すると願いが叶うと
言われているらしいので自分も試してみました(笑)。

アオバオを後にしてからはドライブをしながら帰途へつきました。





内モンゴル大草原では大草原だけで取れる葱があります。
一見ただの草にしか見えないですが、長ネギに近い香りがします。
内モンゴルでは家庭料理に普通に使うそうで、みんなで葱摘みをしました。
ちょっと山菜摘みのようじゃないですか(笑)。

ドライブ途中、岩山があったので車を停めて軽く登山。



お母さんは170cm以上の長身で学生時代はバスケットボールをしていましたが
今は毎朝6時半に起きてバトンミントンをしているせいか、
岩山にもサクサク登っていて1番のりで頂上へつきました(笑)。

岩山から道路を見たところです。





向かいの山には羊飼いが羊を放しています。

それからはまた直線道路を時速130kmでリンフーの中心へ戻ります。



リンフー手前の道路で、ものすごい量の取れたてスイカが売っていました。
中国では食べ物は基本的に量り売り、
といっても北京では量りを使い写真のような天秤は滅多に見かけないです。
2個買ってなんと6元(約90円)!北京よりかなり安いです。

お母さん、1日中遊んで疲れているだろうに
夕飯に内モンゴル家庭料理を作ってくれました。

メニューは大草原で摘んだ葱とにんにくの炒め物、
前日に湖の所有者からいただいた1mサイズの煮魚、
これは八角と花椒で味付けしてあって家中にいい香りがプーンと。

それから自家製の漬物や内モンゴルだけで取れる野菜の数々が
10品ほど円卓に並びました。
生の赤唐辛子で作った味噌がとてもおいしいと言ったらレシピをくれました。

ワインと白酒で内モンゴルで最後の夕飯です。

食事中、お母さんが「今度はいつ内モンゴルに戻ってくるの?」と訊きました。
「遊びにくる」ではなく「戻る」という言葉に切なくなりました。

次の日の夕方発の寝台列車で北京に帰ります。
次回は最終日に朝から出かけた内モンゴルの砂漠を紹介します☆

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行ってみたい (房総のばば)
2006-10-13 14:25:06
人間と比較するとアオバオはすごく大きいんですね。初めて見ましたが3周はきつそう!

お願いが叶うといいなぁ~

何も無さそうな草原に葱、きっと神様の贈り物ですね。

モンゴルは想像以上に大自然で食の豊かさにビックリです。

いつしか行ってみたいところですよぉ~~

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ご無沙汰してます! (Xiromaki)
2006-10-13 14:48:55
お久しぶりです!

久しぶりにきたら、なんと!モンゴルへいらっっしゃっていたとは!いいな、モンゴルはいつか行きたい国のひとつです!レポート楽しみに読ませていただきますね☆
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すいか (とくお~)
2006-10-14 00:26:38
すいかが山のようにありますね!

山というか山脈になってる…。

スイカ食べ放題。手軽に出来そう。

でも、もう秋なのにまだあるんですね。

モンゴルのスイカの旬は長いんでしょうか。
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房総のばばさんへ (Beijinglotus)
2006-10-14 09:45:16
こんにちは~!

ここのアオバオは大きかったですね~。小さいものだと2層建てで面積もひとまわり小さかったですよ。願いを唱えながらなので回っている間はみんな無言でした(笑)。

内モンゴルの葱、見た目全然わからないですよね~(笑)、地元の人が一緒でないと見過ごしちゃいますね。まだまだ知らない食べ物があるんでしょうね。房総のばばさんもいつかぜひ行ってみてくださいね☆
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Xiromakiさんへ (Beijinglotus)
2006-10-14 09:53:27
こんにちは~、お久しぶりです♪

そうなんです、縁あって内モンゴルへ行ってきました~。行く前は大草原に羊と思っていたのですが、あまりのスケールの大きさと人付き合いの良さに感動しました。Xiromakiさんもいつかぜひぜひ☆
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とくお~さんへ (Beijinglotus)
2006-10-14 09:59:00
こんにちは~♪

スイカ、すごい量ですよね(笑)!実は写真には入りきれなかったのですが、道路に沿って7.8mくらいスイカ山脈ができていてトラックの荷台にもスイカがさらに積まれていたんですよ(笑)。スイカはどうやら中国では1年中どこかで取れるようで北京の果物屋さんでは冬もしっかり夏同様に売っているんですよ(笑)。日本に比べてかなり安いしスイカの食べ放題できちゃいますね☆
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天高く... (hanahana)
2006-10-14 21:39:27
天高く馬肥ゆる秋...

これって夏の間にモンゴルの草原で草を食む馬たち、秋になると元気いっぱい攻めてくるというような意味?だったっけ...



どうも夏の草原をイメージしてしまいますが、秋のモンゴルは土がむき出しなんですね。不毛の地といっても信じてしまいそうですが、ネギが自生しているところなんかいいですね。

羊たちがいるところにも、少しは草があるのでしょうか?



なかなか行けない場所ですから、とても良い思いでになりましたね。

みんな親切でやさしくて、楽しく心暖まる旅になって何よりです。



また機会があったら「戻る」のかな?
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hanahanaさんへ (Beijiglotus)
2006-10-15 10:00:04
こんにちは~!

>天高く馬肥ゆる秋...

↑はhanahanaさんの言う通りですよ~☆ほんと、内モンゴルと聞くと夏の真っ青大草原を想像しちゃいますよね。きっと夏にツアーで組まれることが多いし、旅行などの紹介写真も夏に撮ったものだからでしょうね(笑)。ほんと、むき出しの大地ですが、これが夏には真っ青になるんだな~と現地では想像してみました(笑)。葱は人間が草は羊たちが食べて仲良く共存してますね。10月の大草原の中ではまったく草がないというところはなかったのですが、冬はどうするんでしょうね?

本当にみなさんが優しくて暖かい人たちで、それも内モンゴルの魅力でしょう。都会の人が忘れてしまったようなことをたくさん教えてもらったような気がします。機会があったらお土産をたくさん持って戻りたいですね(笑)☆
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