北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

中国の結婚式・幸せのおすそわけ♪

2006年10月30日 | 生活
週末に生徒さんの従姉さんが結婚式を挙げられたそうで
そのお祝いのお菓子をただきました。



中国では結婚をすると周りの人にも幸せを配るということで
ちょっとしたお菓子を同僚や親しい人にあげる習慣があります。

「喜」が2つならんだ「喜喜」が金糸でデザインされた
赤い袋にキャンディやチョコレートが入っていました。



お菓子の包み紙まで「喜喜」で、
左下の包み紙は中国の伝統的なウェディングドレスを着た花嫁が
新郎に「チュ」としている絵が描いてあります。
結婚式専用のお菓子ですね(笑)。

幸せのおすそわけ、嬉しいですね~♪

2006秋・北京の上海レストランで上海蟹♪

2006年10月28日 | 食べ物
今年も上海蟹(中国語では大閘蟹)のシーズンが到来しました!

先日、日本・韓国・香港からお客さんがいらしたので
北京の上海レストラン「上海老飯店」で上海蟹を食べてきました。



店内は老上海をイメージしてレトロな造りです。
人力車に2羽の黄色いインコが入った鳥かごがかかっていました。





個室にて総勢20人のメンバーであっさり味で食べやすい
エビや魚やナマコの上海料理コースをいただきました。



コースの最後に1人1匹ずつメインの上海蟹です。
上海蟹は9末から11月初までが食べごろ。

この時期、北京のスーパーでも大小さまざまの上海蟹が売っていますが
上写真の上海蟹はセイロに入っていて、このサイズはかなり大きいです。

甲羅をパカッと開けるとかに味噌がトロトロ状態です。
ツルツル~とすすってカニ肉を堪能。



う~ん、紹興酒とピッタリでした。

やっぱり旬ものはおいしいですね~♪

北京・秋の休日はまったりと♪

2006年10月26日 | 生活
10月4日から連続授業、昨日は22日ぶりにお休みをいただきました。
朝ゆっくりできるってやっぱりいいですね~(笑)。

だんだん北京も寒くなってきていて、
最近は最低気温が5度前後、
最高気温は18度いくかいかないかぐらいです。

セーターとコートも出して、
いつでも防寒対策できるようにしました。



天気もよかったので、近所の公園へ散歩に行きました。
空に黒い点が見えるのはおじさんが凧をあげているのです。





水草が生い茂る川に沿ってウォーキングしていると対岸にはススキが、
今年3,4回目の花を咲かせた赤いバラが見えました。





バラの近くでは、おじさんたちが芝生に座ってトランプ遊びをしています。

特に珍しいことは何もありませんが秋のほんわか日差しを浴びながら
街中の喧騒から離れて身をおいてみるのも
まったりできて気持ちがいいものですね~。

久しぶりの休日、のんびりできました(笑)♪

北京・生徒さんと豆乳鍋パーティー♪

2006年10月24日 | 北京で日本語教師
授業中に鍋の話になり豆乳鍋を紹介したら
豆乳鍋なんておいしいのか?と
生徒さんは信じられないといった顔でした(笑)。

北京で鍋と言ったら、羊肉や牛肉のしゃぶしゃぶにごまダレが定番です。

豆乳+揚げパンは中国の定番朝食メニューなのに、
生徒さんが豆乳鍋を食べたことがないというのに自分もビックリ!
なので我が家で生徒さん7人と豆乳鍋パーティーをしました。



授業後に生徒さんたちと一緒に準備から開始。
食材は、白菜・ほうれん草・人参・大根・しめじ・春雨・豆腐・
豚肉の肉団子と魚とエビの団子を入れました。

肉団子には玉ねぎとしいたけのみじん切りを入れてスプーンで丸めながら投入。
人参と大根は豆乳がからまりやすいようにピーラーで薄くけずったものを。



生徒さん全員が「豚肉の鍋なんて初めて。
一般的に鍋には羊か牛肉で豚肉は餃子の中身です。」と。
そういえば北京のレストランで、
豚肉の鍋なんて見たことないんですよ~(笑)。

それを聞いて、みんなの口に合うかちょっと心配になったのですが、
食べてみると「肉団子が一番おいしい!」と言ってくれたので安心しました。
内心すごいドキドキしたんです。

生徒さん「おいしいから今度は大きい肉団子を作ろう」と言って
作ったのはいいのですが、見た目は出来上がってるのに食べてみると中が半生!
みんなで大爆笑でした。

中国では鍋の最後にそばを入れて食べますが、
和風に卵を加えて雑炊にしたのも
「鍋にご飯を入れるんですか!」と意外だったようです。

豆乳鍋、おいしいと好評でよかったです♪

北京・海鮮レストランでロブスターの刺身&フライ♪

2006年10月21日 | 食べ物
先日、結婚入籍記念日だったので、
北京の海鮮レストラン「万龍州」へロブスターを食べに行ってきました。





ここはもともと香港人の友人が紹介してくれたのですが、
一度行ったら自分たちもすっかりファンになってしまったお店です。

生簀の中に生きた魚介類がいて、それを実際に見ながら
店員さんと各魚介がどんな料理方法がおいしいかを
相談しながら食べたいものを注文します。

この日、選んだロブスターは下写真です。



写真がボケてしまったのですが、だいたいの大きさがわかるでしょうか?
これで約1.3kgの重さです。

調理方法を刺身とフライでお願いしました。

ロブスターのお刺身はわさび醤油をつけて食べると、
コリコリしてて甘いです!





ホタテもここの人気メニューのひとつなので注文(笑)。
春雨にホタテのエキスとニンニク醤油味のソースが
からまっていておいし~い。

ロブスターのフライは塩をつけて、いただきます。



う~ん、やっぱり新鮮なロブスターもホタテも最高ですね♪

中国・2006国慶節は結婚式ラッシュ♪

2006年10月19日 | 生活
内モンゴルから戻ってきた翌日10/4から授業だったのですが、
通勤途中に結婚式パレードを見かけました。



それがこの日だけでなく4日間連続で4組に遭遇!

実は中国では今年はとても縁起が良い年だそうで、
例年は結婚するカップルは3万組のところ
今年は5万組が結婚すると予想されているそうです。

今年の国慶節は10月1日~7日まで、
どうやら結婚式が集中したようですね(笑)。

以前にリムジンで式場に向かう豪華結婚パレードを紹介しましたが、
今回見た結婚パレードも素敵でした。

豪華に生花を飾ったベンツ(トップ&下写真)。
ナンバープレートには「永結同心」と書かれた赤紙が貼ってあります。





フロントだけでなく車を囲むように装飾した蘭の花、ドアノブにも。

下写真は別のカップルのBMW、ユリとバラをふんだんに使った装飾。



真っ赤なBMWのオープンカーに、
クマのぬいぐるみとハート型のバラに風船でアレンジ。





どの新郎新婦の豪華車にもその後ろに
風船やリボンをつけた親族と友人用の車が
縁起の良い数字である6台か8台続いていました。

新郎新婦の新しい門出を近所の人たちも一緒に祝福してくれます。

国慶節の間は毎日天気にも恵まれました。
秋晴れの空の下、幸先の良いスタートですよね♪

国慶節・内モンゴル→北京へ寝台列車で戻る♪

2006年10月17日 | 旅行
内モンゴルの砂漠からリンフーへの帰り途中、
鳥海という街でランチに羊肉のしゃぶしゃぶをいただきました。

お父さんの同僚や友人の方も一緒に10人で内モンゴルで最後の宴会です。
大勢のほうがやっぱり食事は楽しいですね。

10月1~7日まで国慶節だったので生徒さんはリンフーに残り
自分はリンフー18時発の寝台列車で帰りは1人で北京に帰りました。
写真は車窓から見えた夕陽です。



お母さんが夕飯と翌日の朝食分と言って、
1人では到底食べきれない量のご飯とりんごと梨10数個をくれました。

こんなにたくさん!と思ったのですが、
20時間の汽車旅のコミュニケーション・ツールとしてとても助かりました。

同じコンパートメントの旅仲間は、
リンフーの中学校教師2人に北京の大学に通う女子大生と
フフホトで教育機関に勤務するキャリアウーマンの5人です。

自己紹介のあと、みんなで夕飯をし、
消灯時間の10時まで中国式ポーカーをしました。

中国式ポーカーのルールは日本とちょっと違います。
寝台列車ではトランプ遊びしている人がほとんどで、
翌朝も北京到着の昼過ぎまでず~っとポーカー遊びをしてました(笑)。



停車駅ではインスタントラーメンやソーセージ、
お菓子に果物を売りに来る人たちが待っています。
写真はリンゴ売りのおじさんと車掌さんです。

帰りの車窓は行きには夜中通って見えなかった景色が見えました。







リンフー(臨河)→バオトウ(包頭)→フフホト(呼和浩特)で北京西駅に到着!
故郷のリンフーから北京に戻った女子大生は、
10月6日の中秋の名月(中秋節)に食べる月餅を
友人と楽しく過ごせるようにと両親から15kgももらったそうです。

国慶節は中国の大型連休のひとつ、
日本のように3連休というものはなく
みんなこれから次回の旧正月(春節)を楽しみにしてがんばります。
自分にとっても最高の内モンゴル滞在でした。

これからまた、生徒さんたちとがんばって行きたいです♪

内モンゴルの砂漠・金沙湾でラクダ♪

2006年10月15日 | 旅行
内モンゴル滞在最終日、
朝7時半にリンフーを出発して車で約2時間半、
大草原とは反対方向にある砂漠に向かいました。



途中、黄河大橋を渡りました。
逆光で「黄河大橋」の看板が暗めですが、写真右手側に見える水が黄河です。
ちなみに看板の黄河大橋の上にある、うねっているような文字はモンゴル語、
内モンゴルでは商店や交通標識などすべてに
モンゴル語と中国語の両方が表記されています。



橋を渡りきったところでも写真を撮ったのですが、
道路先端が黄河大橋の看板があった場所です。

黄河の川幅、ずいぶん広いな~と思いますよね?
でも実際には乾燥のためどんどん狭くなってしまっているそうです。

砂漠に到着。



ここは「金沙湾」と言う今年開園したテーマパークです。
黄砂が自然に集まってできた砂山を利用して作られたそうです。





砂の粒子が細かく、足がとられて上りは太もものいい運動になりました(笑)。

馬とふたこぶラクダに乗りました。







ラクダに揺られながら砂漠を散歩、ラクダの上から撮影してみました。
ラクダの毛って、意外にも柔らかいんですね(笑)。

後ろに続く生徒さんとラクダも撮ろうとしたのですが、
ラクダが怖がって危ないため乗っているときの正面写真はダメだそうです。



内モンゴル、大草原だけでなく砂漠もあったんですね(笑)♪

内モンゴルのアオバオと最後の夜♪

2006年10月13日 | 旅行
内モンゴルの砂漠の紹介予定でしたが、
すみません、次回でお願いします♪

羊のフルコースを食べた後、大草原を走り向かった先が
ここモンゴル族の祭壇「アオバオ(敖包)」です。



写真のアオバオはアジアで最大だそうで、
アオバオの周りを願いを唱えながら3周すると願いが叶うと
言われているらしいので自分も試してみました(笑)。

アオバオを後にしてからはドライブをしながら帰途へつきました。





内モンゴル大草原では大草原だけで取れる葱があります。
一見ただの草にしか見えないですが、長ネギに近い香りがします。
内モンゴルでは家庭料理に普通に使うそうで、みんなで葱摘みをしました。
ちょっと山菜摘みのようじゃないですか(笑)。

ドライブ途中、岩山があったので車を停めて軽く登山。



お母さんは170cm以上の長身で学生時代はバスケットボールをしていましたが
今は毎朝6時半に起きてバトンミントンをしているせいか、
岩山にもサクサク登っていて1番のりで頂上へつきました(笑)。

岩山から道路を見たところです。





向かいの山には羊飼いが羊を放しています。

それからはまた直線道路を時速130kmでリンフーの中心へ戻ります。



リンフー手前の道路で、ものすごい量の取れたてスイカが売っていました。
中国では食べ物は基本的に量り売り、
といっても北京では量りを使い写真のような天秤は滅多に見かけないです。
2個買ってなんと6元(約90円)!北京よりかなり安いです。

お母さん、1日中遊んで疲れているだろうに
夕飯に内モンゴル家庭料理を作ってくれました。

メニューは大草原で摘んだ葱とにんにくの炒め物、
前日に湖の所有者からいただいた1mサイズの煮魚、
これは八角と花椒で味付けしてあって家中にいい香りがプーンと。

それから自家製の漬物や内モンゴルだけで取れる野菜の数々が
10品ほど円卓に並びました。
生の赤唐辛子で作った味噌がとてもおいしいと言ったらレシピをくれました。

ワインと白酒で内モンゴルで最後の夕飯です。

食事中、お母さんが「今度はいつ内モンゴルに戻ってくるの?」と訊きました。
「遊びにくる」ではなく「戻る」という言葉に切なくなりました。

次の日の夕方発の寝台列車で北京に帰ります。
次回は最終日に朝から出かけた内モンゴルの砂漠を紹介します☆

内モンゴル・ゲルでいただく羊づくし料理♪

2006年10月10日 | 旅行
内モンゴルの大草原に建つゲル(中国語でバオ)の中に入ってみました。



外観から想像した以上に天井が高く広いです。



バオの入口は必ず南向きに作られているそうです。
そして入口の正面、つまり北側にチンギスハーンの銅像がありましたが、
ここだけでなくどのバオにも彼の銅像や刺繍画が見られました。



羊の乳で作ったナイチャというモンゴルのミルクティーは独特でした。
ミルクティーと言っても、ナイチャは塩を入れて作るので
お茶というよりスープに近い感じでした(笑)。

こことは別の貸切バオで、羊のフルコースをいただきました。





写真手前がちょっと前まで生きていた新鮮な羊を丸ごと1匹焼いたもの、
大きな骨がついたブロック肉をナイフで削って好みで甘辛味噌をつけて食べます。



トマトの左隣が羊のバター、これが一番高級な食べ物になります。
羊バターの上が羊の乳を温めてできた羊皮という
豆乳でいうと湯葉みたいなもので非常に濃厚です。
湖で取れた魚のフライもあります(羊バターの左上)。

トマト右上の棒状のものは羊チーズ、
その上のものは羊バターと小麦粉を混ぜて揚げたパリパリスナックで、
どれもそのまま食べられます。



上写真はナイチャに羊バターと羊バターで作ったカリカリスナックと
モンゴルでしか取れない小さい穀物チャオミーを入れたものです。



羊の血で作ったソーセージ(写真左)と腸詰(右)です。



羊肉の入ったお粥(左)も美味しかったです、特にスープの味が最高!
羊乳から作ったヨーグルト(右)、
中国の市販ヨーグルトはかなり甘いのですが、
羊乳のヨーグルトは日本のナチュラルヨーグルトに似てさっぱり味で
これぞ本物のヨーグルトといった感じでした。
個人的にはかなり気に入ったのですが、
生徒さん家族はすっぱすぎると砂糖をたくさん入れていました(笑)。

内モンゴルに行く前に生徒さんが、
「内モンゴルの羊は新鮮で臭みがなくてとてもおいしい、
北京で食べる羊は羊本来の味がしない」と言ってました。

自分は北京で食べる羊肉も十分おいしいと思っていたのですが、
内モンゴルに来て彼女が言ったことがわかりました。

日本人が魚に求める鮮度がいいとおいしいと思うのに似ているのかも?!
新鮮な羊は本当においしかったです、現地でしか食べられないご馳走でした。



貸切バオの前でモンゴル族の女性に写真をお願いしました。

モンゴル族は遊牧民のため
紹介したモンゴルの羊料理を朝しっかり食べて
昼は食べず夜は少なめに食事するそうですよ♪

次回は内モンゴルの砂漠を紹介します☆