北京生活日記

アメリカ系会社に勤める研究者の日本人ダーリンの仕事で北京に住んで4年目です。
写真いっぱいのブログです。

今日はハロウィン♪

2005年10月31日 | 生活


今日は10月最後の日、ハロウィンです。
残すところ、今年もあと2ヶ月となりましたね。

最近は日々寒くなるせいか、
毎日がとっても早く過ぎていくように感じます。

ハロウィン(Halloween)は
キリスト教の万聖節(Hallowmas, All Saints' day)のイブで
亡くなった人たちの霊を慰める宗教的なお祭りですが、
中国語でも「万聖節(ワンシャンジエ)」と言います。

意外かもしれませんが中国の人口13億人のうち1800万人が
キリスト教信者と言われていて北京街中にも教会があります。

街中では魔女やコウモリ、ドラキュラのぬいぐるみなど
ハロウィングッズを売っているのを見かけました。

ハロウィンについて調べてみました。

ハロウィンって何?起源と内容の紹介

カボチャのお化けの由来 なぜカボチャのお化けなの?

我が家は特にハロウィンのイベントはせず、
かぼちゃのお化けのちょうちん
「ジャック・オウ・ランタン」も作りませんが、
かぼちゃを買ってみました。



中国で採れるかぼちゃは
オレンジ系赤色をしています。

暖色系でちょっとかわいいので
しばらくリビングに飾っておこうと思います。

お部屋に季節の花を生けたり
旬の食べ物を食べるなど
季節感のある生活ができたらいいですよね♪

※トップ写真は昨日紹介した香山公園で
 見かけたかぼちゃと瓜の棚です。

香山公園で紅葉狩り

2005年10月30日 | 生活
昨日、北京中心から車で1時間弱くらいの所にある
香山公園に行ってきました。



ここは北京16景のひとつ「香山紅葉」に選ばれていて、
この時期になるとたくさんの人が紅葉を見に訪れます。

香山公園はもとは清代の乾隆帝がつくった静宜園を
政府が整備して公園としたところで、
園内はとっても広く、池や庭園があります。



池の噴水をバックに写真を撮ったり
人口滝の周辺で遊ぶ人たちがいました。



1796年に建てられた見心斎は江南風の庭園です。



場所によってはまだ紅葉していないところもありましたが、
こんなきれいな紅葉も見れました。



天気もよく空気が済んでいたので、
気持ちのいい週末の午後が過ごせました♪

※香山公園の入場料は1人10元です。

中国雑技と武術♪

2005年10月29日 | 生活
先日出席した人民大会堂でのバンケットで
一昨日紹介したタイ族の孔雀舞以外に
中国雑技と武術のパフォーマンスが披露されました。

最初に出てきたお兄さんは、
重そうな壷を何度も上に投げ、
しまいには頭の上で受けとめました。



次は人間ピラミッド!

中心にいる一番下の大柄のお兄さんが
上に乗っている5人を支えています。



下は組み体操のようで
バランス感覚が抜群ですよね。



最後に中国武術団の登場です。



下から槍で鍛え上げた体の男性を突き上げています。

どれも見ていてちょっとヒヤヒヤしましたが、
さすがプロです!

会場はいい緊張感で包まれ拍手もいっぱいでした♪

中国紙幣と買い物♪

2005年10月28日 | 生活
中国の紙幣は、全部で10種類あります。

1元(約14円)、2元、5元、10、20、50元とあり
100元(約1400円)が最高額の紙幣です。



1元以上のお札の表面は
2元札以外すべて毛沢東の顔が印刷されています。

裏面はそれぞれ中国の名所が印刷されています。



100元は人民大会堂、
50元はチベットのラサにあるポタラ宮殿、
20元は桂林の景色です。

1元より下に5角、2角、1角の紙幣があり、
紙幣の表面には少数民族が描かれています。



ちなみに、5角は1元の半額で約7円の価値で
この5角1枚で肉まん1個が買えると言ったら
北京の物価が少しわかるでしょうか?

中国のお金はお札だけでなく、もちろんコインもあります。

1元コインが一番大きい額で、5角、2角、1角とあり、
さらに小額のコインがあります。

1元より小額の紙幣やコインを利用する機会は少なく、
スーパーや小売店では使いますが、
タクシーやレストランではほとんど使いません。

ちなみにお金の単位の
「元(中国語でユエンと発音します)」は書き言葉で、
話し言葉では「塊(クワイ)」と言います。

なので買い物中に「いくらですか?」と聞くと
10元の場合は「10塊(シークワイ)」と返ってきます。

中国だけでなく通貨を知ると
その国の金銭感覚や事情がちょっとわかって面白いですよね♪

幸せのコウモリつながり♪

2005年10月28日 | 生活
以前、「コウモリは人気もの!」という記事で
中国ではコウモリが吉祥、幸運のしるしとされている
ということを書いたのですが、
それについてさらささんから嬉しい情報をいただきました。

長崎カステラの福砂屋の商標にコウモリが使われています。

長崎カステラの福砂屋の商標についてのページです。

見てみると、真っ黒コウモリの絵の中に「福砂屋」とあります。

日本の老舗のお菓子屋さんで
コウモリが使われていることを知り嬉しく思ったので、
みなさんにもお知らせしたいと思います♪


タイ族の孔雀舞

2005年10月27日 | 中国の少数民族


一昨日紹介した人民大会堂のバンケットで、
食事が一段落したころに、
いくつか催し物がステージで行われました。

その中で印象に残ったのが「タイ族の孔雀舞」です。

中国の少数民族の人たちは
歌や踊りが好きで得意だと聞いたことがあります。

少数民族の舞踊の中でも
「タイ族の孔雀舞」は有名だそうです。

踊り子の頭には孔雀の羽飾りがついていて、
スカートは孔雀を見立てたデザインになっています。



踊りは指の先まで美しく
まるでバレエを見ているような優雅な動きで、
スカートを持って踊った仕草は
本当に孔雀が羽を広げたように思えました。



タイ族の素敵な文化、
これからもたくさんの人に知られるといいなぁと思います♪

中国版グリコ&ロッテ菓子

2005年10月26日 | 食べ物
北京のスーパーのお菓子売り場に行くと、
中国菓子メーカーと一緒に
日本でもお馴染みのお菓子が売っています。

グリコは中国語で「格力高(ガーリーガオ)」、
ロッテは「楽天(ラーティエン)」と言います。

グリコのポッキーは「百奇(バイチー)」と言って
写真はミルクチョコレート味で
他にアーモンド味、チョコレート味があります。



プリッツは「百力滋(バイリーズー)」と言い、
写真はサラダ味で
他に和風カレー味、バター味、えび味、ピザ味があります。

こちらで新発売されたグリコの「Pejoy」は
中国語で「百醇(バイチュン)」と言い、
ミルク味とチョコレート味があり、
ロッテの「トッポ」に似ています。



プリッツ、ポッキー、pejoyは1箱約60円(4元)前後です。

ロッテのキシリトールは「木糖醇(ムータンチュン)」と言い、
青色のパッケージがミント味、
緑色のが青りんご味で1箱約40円(3元)です。



最後に、ナビスコのオレオの紹介です。

最近、定番オレオに
ピーナッツ&チョコレート味が一緒になったシリーズが
新たに加わりました。

オレオは「奥利奥(アウリーアウ)」と言い、
1個約70円(5元)です。

見慣れたお菓子も中国語版だと、
いつもと違った印象を受けませんか?

中国語表記のお菓子は目に新鮮で面白いと思うので、
個人的には中国のちょっとしたお土産にも
良さそうだなぁと思っています


人民大会堂でバンケット♪

2005年10月25日 | 生活


先週木曜日の夜、人民大会堂で
ダーリンの仕事に関係ある
国際学会主催のバンケットがありました。

人民大会堂は日本の国会議事堂に相当し、
天安門広場にあり故宮(紫禁城)を背にした
右手側に建っています。

ここは会議が開催されていないときは
内部を見学することができます。



場所が場所のせいか、
空港で受けるようなボディチェックと
持ち物チェックを受けてから入場しました。

中は天井が高く白い大理石が使われています。



残念ながら他の出席者の方々の手前、
食事の写真は控えてしまったのですが
円卓に座り食事メニューは
前菜からデザートまで出て中華料理のフルコースでした。



驚いたのは使われているお皿やお椀すべてに
人民大会堂のロゴ(写真のお皿の中央)がついていることです。

人民大会堂で食事するのは、
おそらく滅多にない機会だと思うので、
いい思い出になりました♪

おうちで上海蟹を蒸して食す!

2005年10月24日 | 食べ物


昨日、近所のスーパーに行ったら、
水槽の中に入った活きた上海蟹が売っていました。

2種類あって、陽澄湖の上海蟹と
それ以外の湖で獲れた普通クラスの上海蟹です。

お店のお兄さんに聞いてみると、
「陽澄湖で獲れた上海蟹が一番高級で
蟹みそがたくさん入っている」そうです。

なので、陽澄湖の上海蟹を2匹約700円(50元)で買いました。

陽澄湖の上海蟹だけに、
蟹のはさみの部分に陽澄湖で獲れた証明タグがついていて、
サイズも普通クラスより若干大きいです。

以前紹介した海鮮レストランでは
陽澄湖の上海蟹は1匹約1100円(78元)、
普通クラスので1匹約670円(48元)だったので、
スーパーで買うとかなり安いです。

さっそく家に帰って、料理するまでの間、
水を張った鍋の中にカニをいれてあげました(トップ写真)。

ものすごく元気がよくて
深さ20cm以上の鍋から何度も脱走しようとします。


カニの脱走が成功して捕まえた瞬間です。
カニのはさみに挟まれて親指の皮がむけちゃいました

スーパーのお兄さんいわく、
「蒸してもいいし、ゆでてもいい」ということだったので、
蒸したほうが旨みが凝縮されておいしいのではないのか
と思って蒸してみました。



蒸し始めは鍋の中でカニがガサガサ動いている音がしましたが、
すぐに静かになって5分弱できれいな赤色になりました。



中を割ってみると、さすが陽澄湖の高級上海蟹だけあって
蟹みそがたっぷり入っていて、食べると甘くておいし~い!!!



冷やした辛口白ワインとの愛称もバッチリです。

初めておうちで上海蟹を作ったのですが、
料理中は楽しく、しかも簡単で安いので、
これからは上海蟹はレストランではなく、
また自宅で作ってみようと思います



グランドハイアットホテルのパイ

2005年10月23日 | 食べ物


先日、偶然にとってもおいしいパイ専門店を見つけました。

北京グランドハイアットホテルの1階ロビーの奥にある
「酥園(スーユエン)」というお店です。

北京グランドハイアットホテルは昨日紹介した北京飯店から
王府井大通りを挟んだ反対側に建っています。

パイ1個約110円(8元)前後で、
こちらの物価で考えるとやや高めの値段です。

各種パイは銀の盆の上にフタ付きでのっていて、
自分でパイを取るのではなく、
店員さんに欲しいパイを伝えて取ってもらいます。



今回は味見と称してトップ写真の3個だけ買いました。

背が高いのがマフィン、ブルーベリーとラズベリーのパイ(左下)、
アーモンドシナモンパイ(右)です。

パイは1個ごとにビニール袋ではなく
パイのサイズに合った
しっかりした作りの紙袋にいれてシールを貼ってくれます。



なので紙袋の中でパイが動いてパラパラ壊れることがなさそうです。

丁寧な包装にびっくりです。

食べてみるとパイの部分がとってもサクサクで甘さ控え目でおいしいので、
今度は他の種類のパイも試してみようと思います。

ちなみにここのパイは隣接しているカフェでも食べられます♪