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以前の記事に対して、基礎的読解の欠如による見当違いの罵りコメントが(僅かでしたが)寄せられ、鬱陶しく思っているところへ、杉田水脈議員に離党勧告の可能性があるという記事が出たり、立憲民主党や左翼仲間がまた安倍政権批判に杉田議員を利用してのバッシングに走っているので、再度この一件に触れておきます。
その前に、繰り返しておきますが・・・・
1 杉田議員の慰安婦問題に対する功績については評価を惜しまず、過去に記事で称揚したと思う。
2 左翼の、安倍政権批判のための批判と、杉田議員の誤認識をベースへの保守派としての批判を混同しないで欲しい。杉田議員が、左翼に利用されるに決まっている小論文、しかも不勉強による事実誤認を発表したことへの軽率さに対しても批判をしている。現実、LGBTに対しての自民党のよく勉強と討議を重ねたであろうLGBTへの党としての方針へ、真っ向から歯向かいその結果、党と安倍総理に迷惑をかけたことは、事実である。
3 杉田氏の文章は、この国の同性愛に対する歴史すら心得てない幼稚な悪文であり、文章それ自体への疑義を、左翼の批判と混同しないで欲しい。
4 拙ブログ主は、左翼に取り込まれたごく一部のLGBT運動家を肯定はしていない。強く批判している。それも昨日今日の批判ではなく、札幌の上田市長に取り込まれたLGBTへの批判記事を載せたのは、数年も前のこと。
5 同じく歴史も異なる日本人が西欧の猿真似でしかない、在日左翼に率いられたグロテスクなゲイパレード、そこへ賛同して参加する安倍昭恵氏も批判して来た。これも昨日今日の話ではない。
6 基本的に、杉田議員の書いた「文章」それ自体への批判であり、少数LGBT運動家への擁護では全くない。立場は逆であり、強い批判派である。
7 LGBT論を政治言語に転化することで、少数運動家の他に多数いるゲイやレズビアン、バイセクシャルへの、敷衍すれば出産のない人たちへのゆえない侮蔑に抗議しているだけである。黙っていれば、ごく一握りの特殊なLGBTの泡沫運動でしかなかったものを、杉田議員があの論文で「寝た子を起こし」新潮45を休刊という名の廃刊に追い込んだ愚かしさを指摘しておく。その結果僅少の弱い存在でしかなかった左翼LGBT運動家とそれを利用している連中に、雑誌を廃刊に追い込む大きな先例とそれに伴う悪しき権力を与えてしまったのが杉田議員である。
8 杉田論文擁護に名を借りて、ゲイヘイトとバッシングに走っている輩への批判でもある。立憲民主党他左翼へも抗議する。政治に口先だけの利用をすべきではない。人としての悲しみと痛みに本気で心を寄せてはいないだろう。
9 自民党がもし離党勧告に踏み切ったら、「新潮45」を言論での闘いを放棄したと言っている人は、自民党をどんな言葉で非難するのか?
同誌がかの山折哲雄氏論文「皇太子殿下、ご退位なさいませ」の掲載誌でもあると知っての「言論は続けよ」というご意見か? 自家撞着もいいかげんに。
・・・・・
箇条書きに述べたとおり、この人達の動機は人権などではなく人権に名を借りた自民党と安倍政権バッシングでしかありません。全く与さないし、大多数のLGBTにはこの連中に擁護などされては、迷惑でしょう。
「結婚を可能に」などとも述べていますが、論外です。大多数のまっとうなLGBTはそんな権利を主張などしていないし、憲法違反であることは承知です。
もし立憲民主がそれを主張しているのなら、憲法改正反対の看板は下げなければなりません。
一部が、アイヌ利権在日利権他と混同して杉田議員擁護をしていますが、被害妄想もいいかげんになさい。具体的にLGBTが税金を使っていったい、どんな利権を得るというのですか? 冷静になりましょう。性転換の費用など、そんなものは個人負担で当たり前だとも心得ているし、大方のLGBTは左翼のお囃子は迷惑なのです。
その迷惑の発端を作ったのが、杉田議員です。
杉田氏は、内容も噴飯ものならその文章自体も稚拙な悪文で、思わぬ多くの愛国保守層の支持者から見限られてしまった、という事実を思い知りはじめているでしょう。
LGBTを文字通り「嗜好」としか理解できず、ロリコンやフェチと同一視しての文章も散見しますが、愚かです。
犯罪がまつわること、個人のマニャックな嗜好とLGBTを同列に論じる凄まじい無知と偏見。
青臭い定義を敢えてすればそこに「愛」があるかどうかで、これは男女間のheterosexualな関係にも言えることで、どちらが上等で、正常かという次元にはありません。日本の歴史を紐解けば、異端視され始めたのはGHQが持ち込んだキリスト教の清教主義Puritanism以来で、白眼視・侮蔑視、揶揄の対象となったのはたかだか73年の歴史しかありません。
敗戦までの日本には、異性愛heterosexualと同性愛を殊更に戦引き、区分けすることすらしていませんでした。
日本では当たり前であったと同時に、賛美さえされてきた歴史が遥かに長いのです。だから西欧Puritanismとは基盤が異なり、そこをごっちゃにするな、というのはむしろブログ主の主張であり、外国は外国であるというごとき論は笑止です。
といって、この現代でそれを称揚しろなどという暴論ではありません。無知による誤認識で人を傷つけるな、とごくシンプルなことを言っています。
批判は受けますが、日本の歴史とgayがもたらしたそれぞれの分野における多大の生産性と経済効果を無視しての批判は愚かです。また杉田論文がgayのみならず、関係もない他の独身者や不妊の夫婦をも侮辱し傷つけた、という事実をスルーしての擁護は擁護にはなりません。
杉田議員が記事にあるように、離党勧告を受けるかどうか知らないし、また受けるべきという意見でもありません。しかし、受けるに値する自党への離反行為を行い、今そのツケを払っている、というのがブログ主の見解です。
LGBTと区分けされて、Transgenderを特例として除き他は異常者であるという杉田議員の決めつけは基礎知識に徹底的に欠け浅薄ですが、大多数のLGBTは高額納税者(アートや芸能に多いので)を含む、納税者であり、その中には愛国者もいればこれまで杉田議員の支援者であった人たちもいる、という事実を杉田議員は「異常者」という一括りで、味方になるべき人たち(その家族や周りの人達を含め)自ら切って棄てた形です。そもそもGLBTは便宜上のラベリングでしかなく、相互間にそれほど明確な線引はありません。その基礎は通底、重なり合っている部分もあるのです。
そして、自民党のGLBTへの立ち位置に泥水を浴びせかけたことに加え、自民党に隠然たる発言力を持つ某大物政治家もゲイでいらっしゃり、党内における立場を自ら危うくしたのが杉田議員自身であると指摘しておきます。保守政界のみならず、各分野にゲイの大物はいます。その人たちの眉を顰めさせたことをやっと今、杉田議員は思い知り、青ざめているのではないでしょうか。事実の誤認識の箇所に関しては、潔く謝罪訂正すればここまでの騒ぎにはならなかったものを「自民党内にも間違ったことは言ってないと支持してくれる人がいて、自民党は懐が深い」とは何という、愚かしさでしょうか。
事実誤認のお仲間を「自民党」と総称して、自己正当化する卑怯。
自民党がもし、杉田議員を離党させたら「新潮45」の”言論への腰のひけ方”を批判している人たちは、さてどう自民党を批判する気でしょうね。見ないふりをして沈黙なら、そこに今までの論の整合性はあるでしょうか? 山折哲雄氏論文は、盲目的皇室尊崇者から激しいバッシングを浴びましたが、それにより「新潮45」は退いてはいません。
今回の休刊は、文化的事業を行う出版社たるものが、論未満の誤解と偏見記事を二重に掲載したことへの、けじめです。(トド子さんは別の勢力からの潰し論をお書きですが、それも可能性として否定する論拠は持ちません)
急ぎ打ちしているので、遺漏があるかもしれずそれは後に補足するかもしれません。
離党勧告と除名とにについて触れた記事は以下です。
「新潮45」大騒動で「杉田水脈」に離党・除名処分の可能性社会・政治 2018.09.25
https://smart-flash.jp/sociopolitics/50657
抜粋
文芸評論家の小川栄太郎氏は、LGBTが生きづらいなら痴漢も生きづらいなどと主張し、「彼らの触る権利を社会は保障すべきでないのか」などと書いていた。
BB 痴漢とLGBTを同列に並べた幼稚さは論未満です。痴漢は犯罪です。何と幼稚なことを。文げ評論家を名乗りながら、古今東西のゲイをテーマの作品群に無知、一つの分野として確立されてあるものを。
この問題をめぐっては、新潮社と接点がある多くの作家から「差別に加担している」と批判の声が上がり、社内の文芸部署もSNSを通じて「45」の企画に否定的な見解を示唆していた。
BB 新潮社はもともと、文化・文学としてのゲイ文学の発行に歴史のある老舗なので、社内文芸部署による批判は当然でしょう。「新潮45」の休刊も出版社としてのけじめの付け方ではなかったでしょうか。あながち左翼に押しかけられたから、というだけのことではないと思われます。
当の杉田議員は、20日の自民党総裁選投開票のため、党本部に現れたが、メディアの取材に応じることはなかった。猛批判を受けていることについて、ある自民党関係者は呆れ気味にこう話した。
「総裁選の最中から、安倍総理や石破茂元幹事長も見解を求められるなど、大変な禍根を残していた。8月号への寄稿については、党は指導という措置しか取っていない。だが、追加の処分を検討せざるを得なくなっている」
そして、こう断じた。
「次の総務会で、彼女の処分について議題に上がることが決まった。処分がどう出るかは会議の議論次第だが、『離党』や『除名』という処分を下すべきだという声は必ず出る。総裁選が終わり、党の結束を強めなければいけない時期だけに、本当に重い処分が下ることは十分あり得る」
・・・・・ここまで
拙ブログ主の杉田批判は、当初より上記の見解が自民党で当然出るであろうことを予測しての先の記事であり、すなわち自民党への反逆者であると断じたゆえんです。獅子身中の虫なのです。
杉田論文を擁護する人たちが、自民党のLGBTへの向き合い方を述べている細部にわたる懇切な文章を無視しているのも論者としては、フェアではありません。
彼らもまた、自民党に石投げた杉田議員の仲間だと気づくべきです。
BBブログで、初期から中期、「今にこの人、とっちらかった言動で安倍政権と自民党に泥を塗る」として安倍昭恵さん批判をした時、批判をすることじたいがけしからんとバッシングされましたが、経緯はご承知の通りです。
杉田議員への批判の一部は、安倍昭恵氏批判と同種です。安倍政権の足引っ張りやは杉田議員もであり、案の定の結果です。
杉田議員に牽強付会擁護と無知から来るヘイト発言者は、安倍昭恵夫人のゲイパレード参加には無言。論者として偏っています。都合のいい部分だけ拡大視、都合の悪い部分には触れない。これでは保守を名乗りながら、左翼の卑怯な論法と同じレベルではありませんか。
杉田氏の論文は、英国の一流紙ガーディアンにも紹介され「ホモフォビア」Homophobiaとして英語では最大級の差別主義者として表現され「安倍のお仲間」とされてしまっています。ブログ主の懸念したとおりの成り行きです。
杉田議員論文への牽強付会の賛同は、自民党のLGBTに対する姿勢と真っ向からアンチであることの表明ですが、それでよろしいのですね? あなた方は、これ以降「安倍政権絶対支持」とは名乗れません。(当ブログでは是々非々で、絶大支持と共に批判すべきは批判もして来ました)
▼LGBTに関するわが党の政策について 自民党
https://www.jimin.jp/news/policy/137893.html
終始一貫「是々非々」モットーで来た些末ブロガーの見解は以上です。
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