愛子さまを皇太子に、女性天皇擁立をという動きがマスコミを使って露骨です。下手をするとその流れの勢いのまま、愛子さま天皇擁立がないこととはいえません。それでも、その流れがせき止められなくても、後の歴史の考証のために真実は記しておくべきでしょう。
週刊FLASHが杜撰なことを発信しているので、触れておきます。
▼美智子さまが見守る、愛子さまが「皇太子」になる日https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190603-00010000-flash-peo&p=1
まず同誌の別号(週刊FLASH 2016年9月26日号)での妄言、女系天皇が歴史上いたと主張する者(高森某)は、こう述べています。
「しかも、すべてが男系ではありません。第43代元明天皇から第44代元正天皇への継承は『母から娘』へ皇位が移っており、当時の律令の規定に照らして『女系継承』といえるのです」
「当時の律令」云々は装飾的詭弁であり、元正天皇はれっきとした男系で、生涯独身でした。
「天皇という立場」から見たら母親から皇位を譲られている「女系天皇」とは言えても、「血統」から見たら父親・草壁皇子は皇統に属する男系の男子の皇族なのだから、百歩譲っても男女双系天皇でした。女系と規定するのは、まやかしです。
「皇統」における「女系天皇」と、天皇個人の性別についての「女性天皇」とは異なる概念だということが、国民に理解されないまま女性・女系天皇論が優位にミスリードされています。
父系で系図をたどると必ず神武天皇にたどり着く。これが基本です。
神話時代を含めれば、必ずイザナギ大神と天照大御神とスサノオにたどり着く。これが基本です。
女性天皇は過去に8人10代存在するとされ、その内の6人8代は、いずれも父系に天皇を持つ男系天皇です。
要するに、「天皇になれるのは 『父親→その父親→その父親→・・・・・・・』と遡れば神武天皇に辿り着く人のみ」です。
元正天皇は「天皇という立場」から見たら母親から皇位を譲られている「女系天皇」とは言えても、皇統は立場ではなく血統です。その「血統」から見たら父親・草壁皇子は皇統に属する男系の男子なのだから、元正天皇は男系です。
>「男系天皇を主張される人の理念はわかりますが、具体案がないのが現状。皇族の方々は、女性・女系天皇について、国民の選択を受け入れるご覚悟をお持ちになっています」(小田部雄次名誉教授)
「具体案」はさんざん述べられていて、それが旧宮家の復活です。
>「じつは上皇陛下は以前から、皇統を絶やさないため、女性天皇を認めるというお考えをお持ちです」
前後の経緯から事実だと思われますが、この場合の女性天皇とは愛子さまのことで、もし愛子さまが普通一般の男と結婚なさり子が生まれたら、その時点で女系天皇となり、皇統の歴史がそこで途切れて破壊されてしまいます。
「愛子さまが尊敬し、強く影響を受けているのが上皇后・美智子さま。その美智子さまは、愛子さま自身のご意思を大切にしたいはずです。教育を受け、公務で経験を積んでから、皇位継承について考えるのがいい。美智子さまはそのようなお気持ちで見守っておられるのでしょう」
この妄言は、自らも皇族になったつもりなのか気取った帽子をかぶり、いつも皇室ヨイショの太鼓持ち、自称皇室ジャーナリストの渡辺みどりです。皇位継承が愛子さまのお気持ちしだいとは、正気なのでしょうか。
>期待が高まるなか、愛子さまはすでにお立場を自覚して振る舞われているという。
偏差値72の大嘘と共に、こんなみえみえの嘘をしゃらっと書いて恥じません。愛子さまにいったい、どんな「将来天皇になるための」自覚がおありでしょうか。
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祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え