◇◇バタコんち◇◇

バタコの趣味・日常と、ブルーのインコちゅらの想い出です
2016年も、蝶コレクションを中心に投稿します♪

AKB58・その後

2012-08-24 | 虫撮り物語
昆虫展などで、綺麗な蝶・珍しい昆虫などの標本を見ることが
ありますが、個体を見ることに気を取られ、その標本を
どのように作ったかを考えてこなかった気がします。

うちのAKB58で登場したあの目玉ちゃんですが、
7月末に、羽化しました!



ほんと、葉っぱにそっくりですね


ずっと前にも書いたけど、アケビコノハは果樹の害虫だから
標本になってもらおうと思いました

羽化したAKB58を前にして、
「標本ってどうやって作るのかな?」って
まったく知らないことに気がつきました。

そこで、チョウ類保全協会の方々に教えてもらったり
ネットで見たりして、何とか標本になりましたので
ご報告します。

上の写真は、とりあえず冷蔵庫で冷やされて眠っているところ

でも、バタコはアケビコノハが死んでしまったと思ったのでした。
あーもう標本にできないのかな・・・とがっかりして、写真を撮ったのです。

お顔のアップも撮ったりして。



まん丸お目目が可愛いですよね

なーんて、油断していたら、いきなり復活して部屋を飛び回ってしまいました
バタコは、蝶は好きで触れるけど、蛾はね。。。やっぱりね。。。怖いんです

それをなんとかまた捕まえて、もう一回冷蔵庫に入ってもらい
教わったようにアンモニアで麻酔をして、翅をひっくり返して三角紙に入れて、
今度は冷凍庫へ。
そうして、標本になる準備ができました。

次は、展翅です。
専用の展翅板はないから、見よう見まねで作って、展翅しました。



本当は、胴体が下に落ちないように、まち針をクロスして持ち上げたり
しないといけなかったみたいですが、知らなかったのでお尻が下向きデス^^;

この状態で、約2週間待ちました。

固まったみたいなので、そっと外し、標本らしくなりました!



成虫になっても、幼虫時代に負けない派手な目玉模様があって、
鳥さんもビックリですね

三角紙に入れるまでに、ピンセットではなく、手でいっぱい触ったので
ハゲハゲになっていますが、触覚は折れたりしなかったのでよかったです。



バタコの押入れ倉庫より、ちょうどいいケースを見つけて、
セットしたら、立派な標本になりました



バタコんちで育って成虫になった自家製のAKB58だし、
標本作りも初めてだったので、バタコ感激です
(自己満足~)

あ、夏休みの自由研究に悩んでいるあなた、標本もいいなって思うでしょ。
でも、標本つくりって3週間位時間がないとできないってことも分かりました。

この標本は、バタコの宝物の仲間になりました




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フィールドガイド「日本のチョウ」もヨロシクネ

※この本は売り切れ中でしたが、重版されました!
 今週末には、本屋さんに並ぶそうですので、探してみてくださいね
コメント (2)
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