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日常の中で、ふとしたものに妙に惹かれたり、懐かしく思う感覚があります。人によると、それは前世の記憶だとかいう話もあります。そんな私は、湖がやけに好きだったり、ヨーロッパの古城にやけにひかれます。そして音楽的なもので、すごく落ち着くというか、フィットするのがラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」なんです。
この曲は、そもそも音から入ったのではなく、そのタイトルにひかれてです。曲のタイトルから、王女に捧げた鎮魂歌かと思ったら、彼がルーブルを訪れた際、スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケスが描いた若い王女の肖像画からインスピレーションをうけて作った曲だそうです。パヴァーヌとは、16世紀初頭スペインから始まって宮廷で踊られるようになった舞曲。
1899年、ラヴェルが24歳の時の作品。ラヴェルは、フランス印象派といわれるカテゴリーの中で紹介される人。ボレロが有名ですよね。あれも好き。サティの無機質さも好きなオレ。フォーレ、ドビュッシーも好き。どうもベートーベンやモーツァルトとかいった人でなくこういう印象派のクラシックが好きみたいです。
ゆったりとした2拍子のリズムと、優雅さとしっとりとしたもの悲しさがミックスされ、それがすごくいい。クラシックでここまでどうしようもなく惹かれる曲はこの曲しかないです。なんなんでしょう?おれって前世でどっかヨーロッパの城にでもいたのかな?おれって王様キャラとか無縁だから、イメージ的には、女王様に仕えていたとか。基本Mだからな~。とにかくこれからもずっと聞いていく曲であるのは間違いないです。
でこの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、最初はピアノ曲として発表されました。その後、1910年にラヴェル自身でオーケストラ仕様で編曲されます。好みなのはこちらです。ホルンの出だしの部分から好きです。優雅さの中に感傷的な旋律が絶妙にブレンドされています。
でやはりこの曲を好む人は多いみたいで、現代的なアレンジがされた曲がたくさんあります。「亡き王女のためのパヴァーヌ」いろいろなバージョンがあります。Ituneのおかげで単曲で購入できてありがたい。
好きなのは、『僕と小説とクラシック - 泥棒かささぎ篇』に収録されている、チェロとハープのバージョン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/fb/df408316efc2e6475cbeede53c28cea1.jpg)
チェロとハープの優雅さがこの曲調にあう。日本を代表する千住真理子さん他、バイオリンのバージョンもいくつかありますが、この曲にあうのはおれ的にはチェロです。
弦楽器によるバージョンもいい感じです。好きなのは、高知県出身のデュオギターリスト・いちむじんによる演奏。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e4/ccc40520ceb870881bc967dbef44d2b1.jpg)
ちょっと和のTasteも感じる。このテンポも好み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/9f/3d6d4987c0a5b614035252857320f398.jpg)
あと、ウィンダムヒルレーベルから出ている 『印象派の世界』に収録されているモダン・マンドリン・クワルテットによるマンドリン風の楽器のよる四重奏も新鮮な音色。
さらにボサノヴァバージョンもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/46/997d932f5956145033f3193149052574.jpg)
このブラジリアンTasteともあうんです。ちょっと夏のリゾートっぽい雰囲気もこの曲にあるからですかね。
JAZZバージョンもいくつかあります。トーマス・ハーデン・トリオ(『Jazzで聞くベットタイムクラシックス』に収録)によるバージョンは、ピアノの音色がとてもセクシー。
スティーブ・キューン・トリオによるバージョンはよりジャズっててちょっと原曲の感じがうすれてる。
あとシンセサイザーによるバージョン。これもいろいろな音が重なっていて、オーケスラトはまたちがう味わいがある。シンセはほんといろいろな音を生み出す。
セシリアというノルウェーのソプラノ歌手の『Violet19』というのに収録されているインストバージョンは好み。
The Standard Clubによるクラシックと打ち込みの融合もおもしろい。(『piano dance classics cancer』に収録)原曲のもつ優雅さは失われていない。さらにすごいのがDJ Tetsuyaによるトランスバージョンもある。(『EXIT TRANCE PRESENTS Trancemaster 2』に収録)これはちょっとどうなのよ?ってとこはある。原曲のメロディーが一部しか使われていないし。クラシックとトランスの融合という発想は斬新。
平原綾香さんの歌モンってのもある。
おれ、クラシック音楽に歌詞をつけるのは好みではないので購入してまでは聞いていません。
で最終的に一番おちつくのは、やはりオーケストラバージョンですかね。あとかなりマニアックネタですが、昔クラッシャー・ジョウというSF作品があって(高千穂遥原作)、映画化もされたのですが、その音楽はオーケストラを使ったサントラでこれまた単なるアニメ映画の音楽をこえた重厚なオーケストラ演奏なのですが、その中に「Sleeping Beauty」という曲があるのですが、これがまた「亡き王女のためのパヴァーヌ」に影響を受けているかのようなしっとりとした優雅で感傷的な曲なのです。
どなたかおれみたいに「亡き王女のためのパヴァーヌ」に無性に惹かれてしまうという方、いませんか?
この曲は、そもそも音から入ったのではなく、そのタイトルにひかれてです。曲のタイトルから、王女に捧げた鎮魂歌かと思ったら、彼がルーブルを訪れた際、スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケスが描いた若い王女の肖像画からインスピレーションをうけて作った曲だそうです。パヴァーヌとは、16世紀初頭スペインから始まって宮廷で踊られるようになった舞曲。
1899年、ラヴェルが24歳の時の作品。ラヴェルは、フランス印象派といわれるカテゴリーの中で紹介される人。ボレロが有名ですよね。あれも好き。サティの無機質さも好きなオレ。フォーレ、ドビュッシーも好き。どうもベートーベンやモーツァルトとかいった人でなくこういう印象派のクラシックが好きみたいです。
ゆったりとした2拍子のリズムと、優雅さとしっとりとしたもの悲しさがミックスされ、それがすごくいい。クラシックでここまでどうしようもなく惹かれる曲はこの曲しかないです。なんなんでしょう?おれって前世でどっかヨーロッパの城にでもいたのかな?おれって王様キャラとか無縁だから、イメージ的には、女王様に仕えていたとか。基本Mだからな~。とにかくこれからもずっと聞いていく曲であるのは間違いないです。
でこの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、最初はピアノ曲として発表されました。その後、1910年にラヴェル自身でオーケストラ仕様で編曲されます。好みなのはこちらです。ホルンの出だしの部分から好きです。優雅さの中に感傷的な旋律が絶妙にブレンドされています。
でやはりこの曲を好む人は多いみたいで、現代的なアレンジがされた曲がたくさんあります。「亡き王女のためのパヴァーヌ」いろいろなバージョンがあります。Ituneのおかげで単曲で購入できてありがたい。
好きなのは、『僕と小説とクラシック - 泥棒かささぎ篇』に収録されている、チェロとハープのバージョン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/fb/df408316efc2e6475cbeede53c28cea1.jpg)
チェロとハープの優雅さがこの曲調にあう。日本を代表する千住真理子さん他、バイオリンのバージョンもいくつかありますが、この曲にあうのはおれ的にはチェロです。
弦楽器によるバージョンもいい感じです。好きなのは、高知県出身のデュオギターリスト・いちむじんによる演奏。
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ちょっと和のTasteも感じる。このテンポも好み。
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あと、ウィンダムヒルレーベルから出ている 『印象派の世界』に収録されているモダン・マンドリン・クワルテットによるマンドリン風の楽器のよる四重奏も新鮮な音色。
さらにボサノヴァバージョンもある。
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このブラジリアンTasteともあうんです。ちょっと夏のリゾートっぽい雰囲気もこの曲にあるからですかね。
JAZZバージョンもいくつかあります。トーマス・ハーデン・トリオ(『Jazzで聞くベットタイムクラシックス』に収録)によるバージョンは、ピアノの音色がとてもセクシー。
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スティーブ・キューン・トリオによるバージョンはよりジャズっててちょっと原曲の感じがうすれてる。
あとシンセサイザーによるバージョン。これもいろいろな音が重なっていて、オーケスラトはまたちがう味わいがある。シンセはほんといろいろな音を生み出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/62/2616f174d2c002c559c045a4e2c3c709.jpg)
セシリアというノルウェーのソプラノ歌手の『Violet19』というのに収録されているインストバージョンは好み。
The Standard Clubによるクラシックと打ち込みの融合もおもしろい。(『piano dance classics cancer』に収録)原曲のもつ優雅さは失われていない。さらにすごいのがDJ Tetsuyaによるトランスバージョンもある。(『EXIT TRANCE PRESENTS Trancemaster 2』に収録)これはちょっとどうなのよ?ってとこはある。原曲のメロディーが一部しか使われていないし。クラシックとトランスの融合という発想は斬新。
平原綾香さんの歌モンってのもある。
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おれ、クラシック音楽に歌詞をつけるのは好みではないので購入してまでは聞いていません。
で最終的に一番おちつくのは、やはりオーケストラバージョンですかね。あとかなりマニアックネタですが、昔クラッシャー・ジョウというSF作品があって(高千穂遥原作)、映画化もされたのですが、その音楽はオーケストラを使ったサントラでこれまた単なるアニメ映画の音楽をこえた重厚なオーケストラ演奏なのですが、その中に「Sleeping Beauty」という曲があるのですが、これがまた「亡き王女のためのパヴァーヌ」に影響を受けているかのようなしっとりとした優雅で感傷的な曲なのです。
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最近、私も自分のブログでこの曲について取り上げました。
いろいろなバージョンがありますよね。こちらで取り上げられているバージョンも、探して聴いてみたいです。
「前世でどっかヨーロッパの城にでもいたのかな?」「イメージ的には、女王様に仕えていたとか。」にウケました(笑)。
私も、zukkoさんのBlogお邪魔したが、紹介されているYouTubeの3番目のお城と拡がる風景は私的のイメージにも近いです。
ほんと、いろいろなバージョンがあります。昔なら、1枚1枚CDを購入しないと聞けなかった感じですが、今は、Itune等の曲単位での購入が可能なのは便利です。この時期、ボサノヴァバージョン聞いてます!
一度生のオーケストラの演奏で聞いてみたいです。
あと、私の(しょうもない)小ネタに受けてもらってうれしいです。