久々ナイルネタです。83年のNo1ヒット曲「レッツ・ダンス」です。デヴィッド・ボウイの2枚目の全米1位獲得曲となります。デヴィッド・ボウイについては、洋楽好きのリスナー程度の知識です。英国を代表するロックアーティスト。その英国人の彼がいわゆる全米or世界的なブレイクをしたのがやはりこの作品ではないかと思います。日本でも80’Sを代表する1曲。ナイル側にしてみれば、CHIC(シック)のナイルからプロデューサーのナイルとしての名前が売れていくきっかけとなった曲。この後、ジェフ・ベック、デュラン・デュラン、トンプソン・ツインズ、マドンナ、ミック・ジャガー、などひっぱりだこ。
個人的な印象としては、デヴィッド・ボウイは最高レベルのエンターテイナーという感じがします。音楽だけでなく俳優業でもその存在感をみせつける。“ロック界のカメレオン”といわれるのもわかる。たえずその時代その時代何かを求めてアーティストとして表現している。ある意味、アーティスト性を貫いている。そういう面を強くすると、なかなか大衆にうけいれられないケースが多いですが、彼は商業面でも成功している貴重な存在の1人。彼のアーティスト性を高く評価するファンにとっては、ちょっとポップな大衆よりの作品をつくると、「駄作」とかいわれてしまう。
そういう意味では、大衆には受けいれられ彼自身の最大のヒット曲となるこの曲ですが、昔からのファンにはなかなか厳しい評価。そしててがけたナイル・ロジャース側です。このプロジェクトの依頼はボウイサイドから来たそうで、二つ返事で引き受けたそうです。当時の彼なら、断るようなプロデューサーはいなかった中、ボウイはナイルを選ぶのです。
ナイル・ロジャースも、シックの活動は休止しパートナーのバーナード・エドワーズとも離れており、ソロとして手がける最初のそしてビックなプロジェクトだったのです。ナイルは“モダン・ビック・バンド・ロック”というコンセプトでこの作品にとりくみます。
当初のレコーディングでは、これまで絶妙なコンビネーションをほこった、ベースのバーナード、ドラムのトニー・トンプソンはいませんでした。ボウイが選んだミュージシャンともうまくやらなければなりませんでした。しかしレコーディングが進んでいく中、「without you」でどうしてもベース奏者の演奏が曲になじまず、ナイルは、バーナードを呼び寄せます。しばらく疎遠だった2人だったそうですが、すぐにバーナードとナイルはいつもの絶妙なコンビネーションを見せたといいます。
そしてトニーもよびよせ、あのすばらしいドラムも吹き込まれます。(オマー・ハキムとどう分担してるのかは不明。レッツ・ダンスはトニーだと思うのですが。)再びCHICがデヴィド・ボウイのアルバムで集います。『Let’s Dance』のグルーブ感にミュージシャンとしてのシックが果たした役割はやはり大きい。ホーンセクションとファンキーなグルーブに魅了されて、後にデュラン・デュランの2人がパワーステーションを結成するインスピレーションを与えたのは間違いない。
グラミー賞ではあまりノミネートされないナイルですが、アルバム部門でノミネート。(しかしこの年はMJの『スリラー』が独占)
「レッツ・ダンス」のライターはボウイ。曲もいい。それをナイルが見事にグルーヴィーなリズムで仕上げる。打ち込みが主流になりつつある中で、生楽器のグルーブの素晴らしさを見せつけれらた感じです。シンセはほとんど使ってないというのも驚異的。
そして、ナイルあるとこにション・パフィー・コムズ(P.Diddy)ありで、97年「Been Aroud The World」でこの曲をサンプリングし、hot100/4位のヒット。さらにリサ・スタンスフィールドの「all around the world」もサンプリング、この曲のサビのメロディーをNotorious B.I.Gが歌うのがおもろい。
「Let’s Dance」、今聞いても素晴らしい。このグルーブは殿堂入り。
個人的な印象としては、デヴィッド・ボウイは最高レベルのエンターテイナーという感じがします。音楽だけでなく俳優業でもその存在感をみせつける。“ロック界のカメレオン”といわれるのもわかる。たえずその時代その時代何かを求めてアーティストとして表現している。ある意味、アーティスト性を貫いている。そういう面を強くすると、なかなか大衆にうけいれられないケースが多いですが、彼は商業面でも成功している貴重な存在の1人。彼のアーティスト性を高く評価するファンにとっては、ちょっとポップな大衆よりの作品をつくると、「駄作」とかいわれてしまう。
そういう意味では、大衆には受けいれられ彼自身の最大のヒット曲となるこの曲ですが、昔からのファンにはなかなか厳しい評価。そしててがけたナイル・ロジャース側です。このプロジェクトの依頼はボウイサイドから来たそうで、二つ返事で引き受けたそうです。当時の彼なら、断るようなプロデューサーはいなかった中、ボウイはナイルを選ぶのです。
ナイル・ロジャースも、シックの活動は休止しパートナーのバーナード・エドワーズとも離れており、ソロとして手がける最初のそしてビックなプロジェクトだったのです。ナイルは“モダン・ビック・バンド・ロック”というコンセプトでこの作品にとりくみます。
当初のレコーディングでは、これまで絶妙なコンビネーションをほこった、ベースのバーナード、ドラムのトニー・トンプソンはいませんでした。ボウイが選んだミュージシャンともうまくやらなければなりませんでした。しかしレコーディングが進んでいく中、「without you」でどうしてもベース奏者の演奏が曲になじまず、ナイルは、バーナードを呼び寄せます。しばらく疎遠だった2人だったそうですが、すぐにバーナードとナイルはいつもの絶妙なコンビネーションを見せたといいます。
そしてトニーもよびよせ、あのすばらしいドラムも吹き込まれます。(オマー・ハキムとどう分担してるのかは不明。レッツ・ダンスはトニーだと思うのですが。)再びCHICがデヴィド・ボウイのアルバムで集います。『Let’s Dance』のグルーブ感にミュージシャンとしてのシックが果たした役割はやはり大きい。ホーンセクションとファンキーなグルーブに魅了されて、後にデュラン・デュランの2人がパワーステーションを結成するインスピレーションを与えたのは間違いない。
グラミー賞ではあまりノミネートされないナイルですが、アルバム部門でノミネート。(しかしこの年はMJの『スリラー』が独占)
「レッツ・ダンス」のライターはボウイ。曲もいい。それをナイルが見事にグルーヴィーなリズムで仕上げる。打ち込みが主流になりつつある中で、生楽器のグルーブの素晴らしさを見せつけれらた感じです。シンセはほとんど使ってないというのも驚異的。
そして、ナイルあるとこにション・パフィー・コムズ(P.Diddy)ありで、97年「Been Aroud The World」でこの曲をサンプリングし、hot100/4位のヒット。さらにリサ・スタンスフィールドの「all around the world」もサンプリング、この曲のサビのメロディーをNotorious B.I.Gが歌うのがおもろい。
「Let’s Dance」、今聞いても素晴らしい。このグルーブは殿堂入り。
Let's DanceVirgin Records Usこのアイテムの詳細を見る |