インディアン水車

2011年11月27日 20時46分34秒 | 日記

千歳川と言う支笏湖から流れ出ている川が有ります。

水量の豊富な川で、満々と水をたたえゆったりと流れています。

秋遅くなると、この川に鮭が遡上して来ます。

その川の途中にインディアン水車を設置して、

この鮭を採り卵を採取して受精させ、稚魚を育て 春になると放流して。

と言う試みがもう何十年も千歳の鮭鱒孵化場で行われています。

でもこのインデアン水車、鮭を一網打尽と言う感じで、

捕獲率100%で鮭を捕えてしまいます。

どういう仕掛けになってるのかは分かりませんが…。

 この日はまだ鮭は遡上してなかったのですが…。

ちょっと鮭がかわいそうなくらい 全部捕獲されてしまいます。

でも北海道には他にも鮭が遡上してくる川が沢山あり自力で川をはるか上流まで遡上してきて 

背びれ尾びれを使い 川底に穴を掘って卵をうみその結果自分の役割を果たして

ほっちゃれとなり川を下り クマや他の動物や鳥の餌食となる鮭…。

前述の鮭鱒孵化場では卵を採った後の鮭は、手頃な値段で販売してるそうです。

ホッチャレの鮭は食べれない程ですがこの鮭は美味しく食べれるそうです。

どちらも同じ鮭としての生涯を全うして行くんですね。

 

この千歳と言う所は、勇払原野の中にあり(と言っても今は開発が進んで原野じゃなくなりましたが)

冬でも雪の少ない地方なのです。

だから 飛行場も作られたのかも。

私の住んでる札幌も今年はまだ積雪が有りません。

今年は雪が遅いのかも知れません。

寒がりの私としては喜ばしい事なんですが…。