息子が運動会の代休(代休ってなんだよっ)で学校がやすみ。連休中なかなか休みがとれなかったので「よし、映画に行こう」と提案。前から彼が見たがっていた「はやぶさ」を観にいった。なんだろ~。ものすごく手の込んだ学習ビデオだけど、最後はとってつけたようなエンディングがついてるなぁ。という印象。帰宅して調べたらズバリその通りだったのでちょっとのけぞってしまったぜ。おそらくあの「アポロ13号」をベースに日本的な叙情と家族の視点を入れてこの「はやぶさ HAYABUSA」の映画化を実行に移したのかもしれませんが、あまりにも、あまりにも説明的なセリフが多い。もちろん作っている人たちも演じている役者さんたちも極力イヤミにならないよう、それなりに工夫をしている感じですが。それに、はやぶさ計画そのものとヒロイン水沢恵のサブストーリーの組み合わせがあまりにも無理がある。で、無理やりこれをリンクさせるために妙なところに妙なシーンやセリフが入ってしまい、ちょっとシラけてるのだ。やはりこの「はやぶさHAYABUSA」を純粋な映画作品というにはちょっと無理があるのかなぁ。そもそもクライマックスの設定を無理やり帰還に合わせねばならず、ほんとうの意味でのはやぶさのクライマックス(おそらくはやぶさのイトカワ着地と行方不明からの連絡回復のくだり)をあっさり流してしまっているように思う。
あ~、もっと書きたい事(CGがチャチ過ぎとか、音楽の使い方などなど)があるけど、ヒロインであり、登場人物中ただ一人創作された人間、水沢恵役を演じる竹内結子さんはいいな。あと、はやぶさの打ち上げを見て地元のおじいちゃん、おばあちゃんが手を振る姿にはちょっと泣けてしまいました。あれはよかった。ギュッ。
あ~、もっと書きたい事(CGがチャチ過ぎとか、音楽の使い方などなど)があるけど、ヒロインであり、登場人物中ただ一人創作された人間、水沢恵役を演じる竹内結子さんはいいな。あと、はやぶさの打ち上げを見て地元のおじいちゃん、おばあちゃんが手を振る姿にはちょっと泣けてしまいました。あれはよかった。ギュッ。